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第1節 概況

東日 本大 震災 の発 生 当初 、 政 府 東電 ・福 島 第 原発事 故後 の対 応 として 、 原子 炉の 状況 把 握や近 隣住 民の 避難 対 策に追 わ た また 津 波に 被 害者 の救 助 、行方 不明 者の 捜索 や 避 難住民 の避 難生 活の 支 援 課 題 あ た らの 災害 対策 そ の 後 暫 く続 いた し し ほ くし て、 政府 被災地 域の 復旧 ・復 興 対策に 取 組 始め た 本章 、政 府が の

うに 復旧 ・復 興対 策 を進め て たの 、 ま た労働 対策 とし て の う 施 策を 進め て たの をま とめ て た い

さて 、政 府が 進め て た復 旧・ 復興 対策 多岐に わた が 、 を大 流 と して ま と め た め、 政府 の取 組 を時 系列 的に 概観 し て た い まず 4月 中 旬に政 府の 東日 本大 震 災 復興構 想会 議が 設置 ・ 開催さ 、 の 中 復 興に向 けた 道筋 の検 討 が始ま た そ の後 、 月下旬 に東 日本 大震 災 復興基 本法 が成 立、 施 行さ 、そ に 基 い て政府 に東 日本 大震 災 復 興対策 本部 が設 置さ たが、 復興 構想 会議 検討さ 、 取 まと め ら た 復興 構想 、 の 復興対 策本 部に 同会 議 の提言 とし て提 出さ た 政 府 を け て復興 の基 本方 針 く を進め 、 月下 旬、 基 本方針 を正 式決 定し た さら に8 月下 旬に 復興計 画の 工程 表と 事 業 計画を まと め、 復興 対 策本部 正 式決 定し た

一方 、復 興の 基本 方 針の策 定と 並行 して 、 政府 直面 す 諸課 題 に対応 す ため 補正 予 算 の編成 に取 組 ま ず5月 初め に 成

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年 度第1 次補 正予 算が 成 立した

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の中 、

主とし て応 急仮 設住 宅 の建設 、が の撤 去 作業、 そし て災 害復 旧 のため の公 共工 事の 実 施

、 緊急 に着 手・ 実 施す 必要 のあ 事 業 が対象 とさ て い

つい 、東 電・ 福島 第 原発事 故に 損害 賠 償対策 や 重ロ ーン 対 策 を講 ず ため の第 次補 正予 算が 月下旬 に成 立し た 、損 害賠 償関 係 の経費 や 重ロ ーン 対 策 として の利 子負 担の 軽 減等の 関連 経費 のほ 、被災 者生 活再 建支 援 金の補 助率 の引 上

の措置 盛 込 ま て い

その後 、秋 に けて 、 政府部 内 具 体的 復興事 業の 策定 と、 そ を裏 付け 第 3次 補 正予算 の編 成作 業が 進 めら た 上 述 の復興 の基 本方 針に 基 、 真に 復興 に資 す 施策を 重点 的に 実施 す の あ 、 産業 復 興や町 く の ため の 事業 正 に本 格的 復 興事業 が盛 込 ま て い お政 府に 、 日本 経済 の再 生 く して被 災地 域の 真の 復 興 い との 認識 の 下、過 度 高 の影 響 に 産業 の空 洞化 等 への対 応に 配 慮し た 予

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お 予 算 関 係 の 事 項 い が 、 少 し 前 と 4 月 下 旬 、被 災 者 を 支 援 す た め の 税 の 減 免 策 を 取 ま と め た 税 制 特 例 法 案 が 国 会 可 決 、成 立 し た 被 災 者 を 直 接 支 援 す 震 災 関 連 の 法 と し て 、初 め

て の の と た

被 災 者 生 活 再 建 支 援 金 都 道 府 県 の 相 互 扶 助 に 、都 道 府 県 が 拠 出 し た 基 金 を 活 用 し 、住 宅 の 被 害 程 度 や 再 建 方 法 に 応 最 大3 万 を 被 災 世 帯 に 支 給 す の あ 東 日 本 大 震 災 の 重 大 被 害 に 鑑 、東 日 本 大 震 災 に 限 、 特 例 措 置 と し て 国 の 補 助 率 を % ら % に 引 上 と と し た 本 改 正 法 案 の 成 立 に 、 東 日 本 大 震 災 に 関 し 既 に 支 給 し た 支 援 金 に つ い て 国 の 補 助 率 を %に 引 上 ら た

-買宴-

図表4 -1 東 日本 大 震災 らの 復興 を推 進 す た めの 政府 の基 本 的枠組

関 係 法 、基 本 方 針 等 主 内 容 時 期

復 興 構 想 会 議 復 興 へ の 提 言 ― 悲 惨 の の 希 望 ― 月 日 、第 回 会 合 に て

3年 4 月 日 初 会 合

復 興 基 本 法 復 興 対 策 本 部 の 設 置 、 復 興 財 源 を 確 保 す た め の 復 興 債 の 発 行 、 税 制 優 遇 や 規 制 和 を 進 め 復 興 特 区 の 創 設 、 復 興 の 企 画 ・ 立 案 と 実 務 を 行 う 復 興 庁 の 新 設 を 規 定

36月 日 に 成 立 し 、 月 日 施 行

復 興 の 基 本 方 針 復 興 期 間 今 後 年 と し 、当 初 の 5 年 を 集 中 復 興 期 間 と 位 置 け て 9兆 程 度 を 投 入 す

3年 月 9日 に 策 定

復 興 特 別 区 域 法 被 災 地 域 の 地 方 公 共 団 体 の 申 請 に 基 い て 、 予 め そ の 特 別 区 域 に 限 て 定 め ら た 、 特 例 措 置 や そ の 他 の 特 別 措 置 が 適 用 さ 、 国 ら の 復 興 交 付 金 支 給 さ と い た 仕 組 地 域 の 創 意 工 夫 を 生 し て 東 日 本 大 震 災 ら の 本 格 的 復 興 を 推 進 し う 、 と

す の

3年 月 日 に 成 立

復 興 特 別 区 域 基 本 方 針 復 興 を 滑 つ 迅 速 に 推 進 す た め の 、 政 府 が 着 実 に 実 施 す べ 地 方 公 共 団 体 へ の 支 援 に 関 す 基 本 的 方 針 や 、 復 興 推 進 計 画 の 認 定 に 関 す 基 本 的 事 項 、 政 府 ら の 復 興 推 進 計 画 の 認 定 を け て 復 興 特 別 区 域 に お い て 活 用 す と が 規 制 の 特 例 や 税 制 お び 金 融 上 の 特 例 に 関 す 事 項 、 お び 復 興 交 付 金 事 業 計 画 に 係 特 例 を 規 定 し た

成 年 1 月 日 議 決 定

復 興 庁 設 置 果 断 に 復 興 事 業 を 実 施 す た め の 組 織 、 復 興 に 関 す 国 の 施 策 の 企 画 、 調 整 お び 実 施 、 地 方 公 共 団 体 へ の 一 元 的 口 と 支 援 等 を 行 う

関 係 法 成 3年 月9日 成 立 年 月 日 に 設 立 、 業 務 開 始

福 島 復 興 再 生 特 別 措 置 法

国 が 福 島 の 復 興 再 生 に 取 組 責 務 を 負 う と を 明 記 し 、 産 業 再 生 に 向 け た 税 の 優 遇 や 規 制 和 が 柱 雇 用 対 策 、 避 難 対 象 区 域 に あ 企 業 の 法 人 税 減 免 や 、 除 染 作 業 に 福 島 県 民 を 優 先 的 に 雇 用 す う 国 が 配 慮 す と が 盛 込 ま て い

成 年 3 月3 日 に 成 立

福 島 復 興 再 生 基 本 方 針 帰 還 を 希 望 す 人 す べ て が 帰 う 、 国 が 責 任 を て 対 応 す と を 明 記 ま た 仮 の 町 構 想 を 長 期 避 難 者 の 生 活 再 建 の 柱 と 位 置 付 け た

成 年 月 3 日 議 決 定

注 資 料 編 の 新 聞 情 報 を と に 、 首 相 官 邸 の ホ ー ム ペ ー ジ 参 考 に し て 作 成 し た

図表4 - 政 府の 補 正予算 成

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年 度

規 模 主 事 業 内 容 成 立 時 期

第 1 次 補 正 予 算 4 兆 3億 応 急 仮 設 住 宅 の 建 設 、 が の 撤 去 、 災 害 復 旧 の た め の 公 共 事 業 費

3年 月 日

第 次 補 正 予 算 1 兆9,9 億 東 電 ・ 福 島 第 原 発 事 故 の 賠 償 関 係 経 費 や 重 ロ ー ン 対 策 が 柱 の ほ 、 被 災 者 生 活 再 建 支 援 金 の 補 助 率 の 引 上 、 被 災 自 治 体 向 け 地 方 交 付 税 交 付 金 の 増 額 分

3年 月 日

第 3 次 補 正 予 算 総 額 兆 , 億 う 震 災 関 係

費 兆 , 3

東 日 本 大 震 災 復 興 交 付 金 の 創 設 、 災 害 復 旧 の た め の 公 共 事 業 の 追 加 、地 方 交 付 税 交 付 金 の 加 算 、 中 小 企 業 等 の 事 業 再 建 等 の た め の 融 資 、 立 地 補 助 金 ・ 雇 用 対 策

3年 月 日

第 4 次 補 正 予 算 兆 ,3 億 義 務 的 経 費 等 の 追 加 、 そ の 他 の 経 費 年 月 日 注 財 務 省 の ホ ー ム ペ ー ジ に 掲 載 さ て い 情 報 を 元 に 作 成 し た

-買監-

算と て い 財 源 につい て 、あ ら め償還 の道 筋を 定め た 復興債 の発 行等 に 確

保さ とと て い

さて 、 復興 基 本法の 中 定め ら た 復興特 別区 域制 度が 、 被災自 治体 が推 進す 復 興事業 の基 本的 制 度 的枠組 と して 入 さ た 被 災地 域 の地方 公共 団体 の申 請 に 基 い て、 その 特別 区域 に限 て、 規定 の特 例措 置やそ の他 の特 別措 置 が適用 さ 制 度 、 政府 の 制度 を活 用 して、 地域 の創 意工 夫 を生 し がら 東日 本 大震災 ら の本 格的 復 興を推 進し う とし て い の仕 組 具 体 的に 、 昨年 月上 旬 に成立 した 東日 本大 震 災復興 特別 区域 法の 規 定に 、 復興 特別 区 域基本 方針 に基 い て 、被災 自治 体 復興 推 進 計画を 申請 し、 政府 の 認定を け て個 別の 規 制・手 続の 特例 や税 制 上の特 例等 、特 別の 措 置 が講 ら と、 被 災自治 体 被災 地復 興 のため の町 く 、 地 域 く の ため 復興 整 備 計画を 作成 し、 そ に 基 い て特 別の 措置 が 講 ら と 、さ ら に東日 本大 震災 復興 交 付 金

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を創 設し 、被 災自 治 体が進 め 地域 く を支援 し、 復興 を加 速 さ と 復 興交 付 金事業 が 制度 的 枠組 とし て定 めら た ま た本 制度 の対 象 と 地域 、 復興 特 別 区法に 基 道 県の 町村 が指 定を け た

の 中 特に 復興 交 付金事 業に つい て 、 著しい 被害 を けた 地 域の復 興地 域 く に 必 要と 事 業を 推進 す の 、 地域 の復 興 地域 く に必 要 ー 事 業を 、特 に基 幹 事 業とし て幅 広く 一括 化 してい 関連 す 5省 の 事業 につ いて 図 表4- 3に 掲載 した 通

第3 次補 正予 算 成

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年 月下 旬に 成 立した そ の後 、各 被 災自治 体 申請 のた め の計画 策定 作業 を進 め 、 年 1月 末、第一 弾 の申請 が行 わ た そ して を け て3 月 初 め、政 府に 復興 交 付金の 第一 次配 が 決 定した

お 政府 、 一連 の 復旧・ 復興 計画 を確 実 に実施 ・推 進し てい く 組織体 制を 図 ため 、 復 興庁を 設置 した ま た と 別 に、 個別 事 業と 重ロ ーン 対 策や、 次に 触 原 子 力 損害賠 償を 推進 す 体 制 く の ため 、関 係 の支援 機構 を設 立し 事 業を進 めて い

一方 、東 電・ 福島 第 原発事 故の 収束 に向 け た対応 策の 関連 、 まず原 子炉 の管 理に 関 して、 廃炉 に向 けた 事 故収束 のた めの 工程 表 を策定 した す わ 全体を 段 階に 分け て 、 まず第 1段 階 全 体 月 ら1 年間 けて、 原子 炉の 安定 的 状態を 確保 して いく 冷 温停止 とす の 、 事故発 生後 1 月た た4月

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日に 発表 さ た その 1 月後 の5 月

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日 、 そ の改 定版 を 出した 際に 、 原子 力被 害 者への 対応 に関 す 当 面の取 組 方針 を定 め た に 並行 して 、 原子力 災害 特別 措置 法 に基 地 域住 民に 対 して避 難指 示を 行 た

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追 加 的 国 庫 補 助 及 び お 地 方 負 担 が 生 ず 場 合 に 地 方 交 付 税 の 加 算 を す と に 、全 額 手 当 て す と と て い

3年 度 年 月 に 補 正 予 算 復 興 関 連 以 外 の 関 係 予 算 を 組 い 政 府 が 4 次 に わ た て 補 正 予 算 を 編 成 し た の 、 戦 後 直 後 の 9 7年 度 以 来 の と

規 模 , 9億 事 業 費 ベ ー ス 3, 3億 、 対 象 79市 町 村 、 津 波 の 危 険 の あ 地 域 の 集 団 移 転 や 公 営 住 宅 の 建 設 、 漁 港 の 水 産 加 工 施 設 の 再 生 に 使 わ

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