第2章 特定空家等の判断マニュアル
第5節 擁壁
解 説
Ⅰ 調 査 結 果
1 基 本 事 項
○ 擁 壁 の 種 類 は 、 次 の よ う に 分 類 す る 。
・ 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 ( プ レ キ ャ ス ト を 含 む )
・ 重 力 式 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 ( コ ン ク リ ー ト の 重 み で 土 を 抑 え る 構 造 )
・ 練 石 積 み ( 接 着 剤 と し て コ ン ク リ ー ト や モ ル タ ル を 使 っ て 、 各 部 材 を 一 体 化 し な が ら 積 み 上 げ る 工 法 を い う )・ コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク 積 み 擁 壁
・ 空 石 積 み 擁 壁 ( 各 部 材 を 接 着 し な い で 積 み 上 げ る 工 法 を い う ) ・ 増 積 み 擁 壁
・ 二 段 擁 壁 ( 既 存 の 擁 壁 の 上 に 新 た に 擁 壁 を 増 設 し た も の ) ・ 張 出 し 床 版 付 擁 壁
○ 基 礎 点 と し て は 、 環 境 条 件 (a) と 障 害 状 況 (b) と に 大 別 で き 、 以 下 「 2 基 礎 典 項 目 」 に 示 す よ う に 環 境 条 件 (a) と し て 3 項 目 、 障 害 状 況 (b) と し て 3 項 目 に つ い て 調 査 し 、 そ の 結 果 、( 表 ― 1 ) に 示 す 配 点 に よ り 、 環 境 条 件 (a) の 最 大 配 点 値 と 障 害 状 況 (b) の 最 大 配 点 値 の 和 が 擁 壁 の 基 礎 点 と な る 。
擁 壁 の 基 礎 点 = 環 境 条 件 (a) の 最 大 配 点 値 + 障 害 状 況 (b) の 最 大 配 点 値
○ 擁 壁 の 変 状 に つ い て の 項 目 と し て ⑶ で は 11の 調 査 項 目 を 示 し て い る 。ま た 、調 査 結 果 に よ る 配 点 値 は( 表 ― 2 )に 示 す が 、当 該 擁 壁 に 変 状 項 目 が あ っ た 場 合 に 、
( 表 ― 2 )の う ち の 最 大 の 配 点 値 が 当 該 擁 壁 の 変 状 点 と な る 。な お 、調 査 票 で は 、 そ れ ぞ れ の 調 査 項 目 の 下 に 、 括 弧 内 に 擁 壁 の 種 類 毎 の 配 点 値 を 示 し て い る 。
○ 擁 壁 老 朽 化 に 対 す る 危 険 度 判 定 評 価 で は 、 擁 壁 の 種 類 に 応 じ て 、 そ れ ぞ れ の 基 礎 点 と 変 状 点 の 組 合 わ せ ( 合 計 点 ) に よ り 、 ⑷ の ( 表 ― 3 ) に 基 づ き 判 定 す る 。
○ 各 調 査 項 目 に お い て 、 全 く 障 害 や 変 状 が 認 め ら れ な い 場 合 の 配 点 は ゼ ロ で A ― 1 ラ ン ク と し 、 多 少 の 障 害 や 変 状 が 認 め ら れ る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と し て 、 合 わ せ て A ラ ン ク と し て い る 。
2 基 礎 点 項 目
○ 基 礎 点 は 、 環 境 条 件 (a) と 障 害 状 況 (b) と に 大 別 で き る が 、 環 境 条 件 は さ ら に 地 盤 条 件 と 構 造 諸 元 に 分 か れ る 。 そ し て 、 各 基 礎 点 項 目 と し て は 、 地 盤 条 件 に 湧 水 、構 造 諸 元 に 排 水 施 設 等 、擁 壁 高 さ 、障 害 状 況 に 排 水 施 設 の 障 害 、劣 化 障 害 、 白 色 生 成 物 障 害 の 6 項 目 が あ る 。
○ 6 項 目 の 状 況 に 応 じ た 配 点 は ( 表 ― 1 ) の と お り で 、 項 目 ご と に そ の 状 況 を 以 下 に よ り 調 査 す る 。
94 ( 表 ― 1 ) 擁 壁 の 基 礎 点 項 目 と 配 点 表
区 分 項 目 状 況 に よ る ラ ン ク 等
配 点 備 考
環 境 条 件
(a)
地 盤 条 件
(1)湧 水 A 0
B 0.5
C 1.0
構 造 諸 元
(2) 排 水
施 設 等
A 0
B 1.0
C 2.0
(3) 擁 壁
高 さ
1 m ‹H ≦ 3 m 0 3 m ‹H ≦ 4 m 1.0 4 m ‹H ≦ 5 m 1.5 5 m ‹H 2.0
障 害
状 況 (b)
(1) 排 水
施 設 の 障 害
A - 1 0
A - 2 0.5
B 1.0
C 1.5
(2) 劣 化
障 害
A - 1 0
A - 2 0.5
B 1.0
C 1.5
(3) 白 色
生 成 物 障 害
A - 1 0
A - 2 0.5
B 1.0
C 1.5
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( 表 ― 2 ) 宅 地 擁 壁 の 変 状 点 項 目 と 配 点 表
区 分 程 度
擁 壁 種 類
項 目
B - 1 ( 小 変 状 ) B - 2 ( 中 変 状 ) C ( 大 変 状 )
鉄 筋 コ ン ク
重 力 式 コ ン ク
練 石 積
・ C B 積
増 積 み
二 段
張 出 し
鉄 筋 コ ン ク
重 力 式 コ ン ク
練 石 積
・ C B 積
増 積 み
二 段
張 出 し
鉄 筋 コ ン ク
重 力 式 コ ン ク
練 石 積
・ C B 積
増 積 み
二 段
張 出 し
変 状 点
擁 壁
縦 ク ラ ッ ク 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 コ ー ナ ー 部 ク ラ ッ ク 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 水 平 移 動 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 7.5 横 ク ラ ッ ク 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 5.5 6.0 6.5 7.0 7.5 8.0 不 同 沈 下 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 6.0 6.5 7.0 7.5 8.0 8.5 目 地 の 開 き 3.0 4.0 4.5 5.0 5.5 4.5 5.5 6.0 6.5 7.0 6.0 7.0 7.5 8.0 8.5 ふ く ら み 4.5 5.0 5.5 6.0 6.0 6.5 7.0 7.5 8.0 8.5 9.0 9.5 傾 斜 ・ 折 損 4.0 4.5 5.0 6.0 6.5 7.0 5.5 6.0 6.5 7.0 7.5 8.0 8.0 8.5 9.0 9.5 10.0 9.5 鉄 筋 の 腐 食 4.5 6.0 6.5 7.0 6.0 7.5 8.0 8.5 8.0 9.5 10.0 10.0 張 出 し 床 版 付 擁 壁 の 支 柱 の
折 損
8.0 9.0 10.0
空 石 積 み 擁 壁 の 変 状 5.0 6.5 8.0
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【 環 境 条 件(a)】
( 1 ) 湧 水
○ 擁 壁 表 面 の 湧 水 ( 浸 潤 及 び に じ み 出 し 、 流 出 等 も 含 む ) の 状 況 を 調 査 し 、 擁 壁 表 面 が 乾 い て い れ ば A ラ ン ク 、 擁 壁 背 後 が 湿 潤 状 態 で 目 地 や 水 抜 き 穴 か ら 湿 気 が 感 じ ら れ る 状 態 な ら ば 「 常 に 擁 壁 表 面 が 湿 っ て い る 」 と し て B ラ ン ク 、 水 抜 き 穴 は あ る が 、 天 端 付 近 で 水 が 浸 透 し や す い 状 況 に あ り 、 か つ 湧 水 が あ る 場 合 は 「 水 が し み 出 し 、 流 出 し て い る 」 と し て C ラ ン ク と す る 。
( 2 ) 排 水 施 設 等
○ 水 抜 き 穴 及 び 排 水 施 設 の 状 況 を 調 査 し 、 3 ㎡ に 1 ヶ 所 で 内 径 75 ㎜ 以 上 の 水 抜 き 穴 及 び 排 水 施 設 が あ る か 又 は 、 天 端 付 近 雨 水 の 地 盤 へ の 浸 透 が 阻 止 さ れ て い る 場 合 は A ラ ン ク と し 、 水 抜 き 穴 は あ る が 、 天 端 付 近 で 雨 水 が 浸 透 し 水 抜 き 穴 の 詰 ま り が 生 じ て い る 状 況 に あ る 場 合 は B ラ ン ク と し 、 水 抜 き 穴 が 設 置 さ れ て い な い か 、 3 ㎡ に 1 ヶ 所 で 内 径 75 ㎜ 以 上 を 満 た し て い な い 場 合 で 雨 水 が 浸 透 し や す い 状 況 で あ る 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
( 3 ) 擁 壁 高 さ
○ 擁 壁 高 さ に つ い て は 見 付 け 高 さ ( 地 上 か ら の 垂 直 の 高 さ ) と し 、 1 m を 超 え る も の を 対 象 と す る 。 高 さ が 不 均 一 の 場 合 は そ の 最 大 高 さ を と る 。
【 障 害 状 況(b)】
( 1 ) 排 水 施 設 の 障 害
○ 排 水 施 設 の 障 害 の 程 度 を 調 査 す る 。 先 ず 、 排 水 施 設 に 障 害 が な け れ ば A - 1 ラ ン ク と す る 。
○ 擁 壁 天 端 の 排 水 溝 に 土 砂 が 堆 積 し 、 雑 草 が 繁 茂 す る な ど そ の 排 水 機 能 を 損 な う も の 又 は 排 水 溝 の 目 地 部 分 が ず れ る な ど 擁 壁 背 面 部 に 水 が 浸 入 す る 状 況 等 の 場 合 を A
- 2 ラ ン ク と す る 。
○ 擁 壁 の 水 抜 き 穴 の 詰 ま り 、 擁 壁 の ひ び 割 れ や 目 地 か ら の 湧 水 、 天 端 の 小 陥 没 な ど が あ る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 を B ラ ン ク と す る
○ 障 害 の B ラ ン ク に 加 え 、 破 損 、 沈 下 、 ず れ な ど が あ り 、 排 水 機 能 が 失 わ れ て い る 場 合 を C ラ ン ク と す る 。
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( 2 ) 劣 化 障 害
○ 劣 化 障 害 の 程 度 は 、 擁 壁 の タ イ プ に よ り 異 な る の で 、 練 石 積 み 及 び コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク 積 み 擁 壁 と 、 重 力 式 及 び 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 と に 分 け て 行 う 。 た だ し 、 空 積 み 擁 壁 は 対 象 外 と す る 。
( 練 石 積 み ・ コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク 積 み 擁 壁 の 劣 化 障 害 )
○ 先 ず 、 以 下 の 項 目 に 掲 げ る 劣 化 障 害 が 見 ら れ な い 場 合 は A - 1 ラ ン ク と す る 。
○ 次 に 、 擁 壁 の 表 面 が 風 化 に よ り 摩 耗 し 、 ざ ら ざ ら と な っ て い る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と す る 。
○ 表 面 の 摩 耗 に 加 え 、 合 わ せ 目 の 破 損 が 目 立 ち 。 目 地 モ ル タ ル が 剥 落 し て い る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。
○ 表 面 が 剥 離 し た り 、 欠 損 な ど が 目 立 ち 、 抜 け 石 が 見 ら れ る な ど 風 化 の 末 期 状 況 等 と な っ て い る 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
( 重 力 式 及 び 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 の 劣 化 障 害 )
○ 先 ず 、 以 下 の 項 目 に 掲 げ る 劣 化 障 害 が 見 ら れ な い 場 合 は A - 1 ラ ン ク と す る 。
○ 次 に 、 擁 壁 全 面 に 規 則 性 の な い ひ び 割 れ が 散 見 さ れ る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は A
- 2 ラ ン ク と す る 。
○ A - 2 ラ ン ク に 加 え 、 ア ル カ リ 骨 材 反 応 ( 注 ) に よ る 亀 甲 状 の ひ び 割 れ が 発 生 し て い る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。
○ ア ル カ リ 骨 材 反 応 ( 注 ) に よ る 亀 甲 状 の ひ び 割 れ が 明 確 と な り 、 そ の ひ び 割 れ 幅 も 大 き く な る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
( 注 ) コ ン ク リ ー ト に 含 ま れ る ア ル カ リ 性 溶 液 と 特 定 の 骨 材 が 化 学 反 応 し て 生 成 物 が 膨 張 す る な ど の 変 化 が 起 き た 結 果 、 コ ン ク リ ー ト を 変 形 さ せ た り ひ び 割 れ を 生 じ さ せ る 現 象 。
( 3 ) 白 色 生 成 物 障 害
○ 白 色 生 成 物 障 害 の 程 度 は 、 擁 壁 の タ イ プ に よ り 異 な る の で 、 練 石 積 み 及 び コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク 積 み 擁 壁 と 、 重 力 式 及 び 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 と に 分 け て 行 う 。 た だ し 、 空 積 み 擁 壁 は 対 象 外 と す る 。
( 練 石 積 み ・ コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク 積 み 擁 壁 )
○ 先 ず 、 以 下 の 項 目 に 掲 げ る 白 色 生 成 物 障 害 が 見 ら れ な い 場 合 は A - 1 ラ ン ク と す る 。
○ 積 石 の 一 部 か ら 裏 込 め コ ン ク リ ー ト の 白 色 生 成 物 が 析 出 し て い る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と す る 。
○ 積 石 の 数 箇 所 か ら 白 色 生 成 物 が 析 出 し て お り 、 そ の 高 さ が 一 定 で あ る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。
○ 積 石 の 全 面 に 白 色 生 成 物 が 析 出 し 、 漏 水 も 見 ら れ る 状 況 等 の 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
( 重 力 式 及 び 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 擁 壁 )
○ 先 ず 、 以 下 の 項 目 に 掲 げ る 白 色 生 成 物 障 害 が 見 ら れ な い 場 合 は A - 1 ラ ン ク と す る 。
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○ 擁 壁 表 面 の ひ び 割 れ が 生 じ て い る 一 部 に 白 色 生 成 物 が 析 出 し て い る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と す る 。
○ 擁 壁 表 面 の 数 箇 所 の ひ び 割 れ を 生 じ て い る 部 分 に 、 白 色 生 成 物 が 析 出 し て い る 状 況 等 が 見 ら れ る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。
○ 擁 壁 全 面 に 白 色 生 成 物 が 析 出 し 、漏 水 も 見 ら れ る 状 況 等 の 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
3 変 状 点 項 目
○ 擁 壁 の 老 朽 化 変 状 の 形 態 は 、 擁 壁 の 種 類 に か か わ ら ず 同 様 の 項 目 に 整 理 し 、 変 状 の 程 度 を 以 下 の よ う に 4 つ に 分 類 す る 。
・ A - 1 変 状 が 見 ら れ な い 状 態
・ A - 2 変 状 を 生 じ て い る が 、 そ の 部 分 を 補 修 す る こ と に よ り 、 そ の 機 能 が 回 復 す る も の ( 使 用 限 界 状 態 )
・ B 変 状 を 生 じ て い る が 、 補 修 又 は 部 分 的 な 改 修 に よ り 、 そ の 機 能 が 回 復 す る も の ( 損 傷 限 界 状 態 )
・ C 致 命 的 な 打 撃 を 受 け た こ と に よ り 、 そ の 機 能 を 失 っ て い る も の 。 又 は 全 体 を 改 修 す る 必 要 が あ る も の ( 終 局 限 界 状 態 )
○ 老 朽 化 変 状 点 項 目 は 11項 目 か ら な り 、擁 壁 の 種 類 毎 に 下 に 示 す よ う に 変 状 の 状 態 を 調 査 し 、 そ の 結 果 を 各 項 目 毎 に A - 1 ラ ン ク を 除 い た 3 段 階 に 分 類 し て 配 点 し た も の を ( 表 ― 2 ) に 示 し て い る 。
⑴ 練 石 積 み ・ コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク 積 み 擁 壁 ( 縦 ク ラ ッ ク ) ※ 縦 の ひ び 割 れ
① 擁 壁 全 面 の 積 石 に 沿 っ て 縦 ク ラ ッ ク( ひ び 割 れ )が 発 生 し て い る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と す る 。積 石 に 沿 っ た ク ラ ッ ク( ひ び 割 れ )の 幅 が 大 き く 、す き ま が で き て い る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。擁 壁 の 縦 の す き ま を 境 に 前 後 又 は 上 下 に ず れ て い る 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
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( コ ー ナ ー 部 ク ラ ッ ク ) ※ ひ び 割 れ
② 出 隅 部 に 斜 め 方 向 に せ ん 断 ク ラ ッ ク( ひ び 割 れ )が 発 生 し て い る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と す る 。出 隅 部 に 斜 め 方 向 に せ ん 断 ク ラ ッ ク( ひ び 割 れ )が 発 生 し 、か つ 湧 水 跡 が あ る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。 出 隅 部 に 斜 め 方 向 に 生 じ て い る せ ん 断 ク ラ ッ ク
( ひ び 割 れ ) が 広 が り 、 ズ レ が 生 じ て い る 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
( 水 平 移 動 )
③ 擁 壁 目 地 部 で 5 ㎜ 未 満 の 前 後 の ズ レ が 見 ら れ る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と す る 。擁 壁 目 地 部 に 5 ㎜ ~ 2 ㎝ 未 満 の ズ レ が 拡 大 し て い る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。擁 壁 目 地 部 に 2 ㎝ 以 上 に ズ レ が 拡 大 し て い る 場 合 は C ラ ン ク と す る 。
( 横 ク ラ ッ ク ) ※ 横 の ひ び 割 れ
④ 擁 壁 中 央 付 近 の 積 石 の 目 地 部 に 沿 っ て 水 平 方 向 の ひ び 割 れ が 発 生 し て い る 場 合 は A - 2 ラ ン ク と す る 。擁 壁 中 央 付 近 の 積 石 の 目 地 部 及 び 積 石 自 体 に も 水 平 方 向 の ひ び 割 れ が 発 生 し て い る 場 合 は B ラ ン ク と す る 。擁 壁 中 央 付 近 の 積 石 の 目 地 部 及 び 積 石 自 体 に も 水 平 方 向 の ひ び 割 れ が 発 生 し て お り 、さ ら に ひ び 割 れ が 開 い て い る 場 合 は C ラ ン ク と す る 。