• 検索結果がありません。

異常災害による世界の付保損害額:2005 年~ 2014 年1

(単位百万ドル、2014 年価格)

気象関連の自然災害 人為的災害 地震 合計

2005 123,018 6,593 284 129,895

2006 14,685 5,984 95 20,764

2007 26,840 6,590 640 34,069

2008 46,909 9,094 464 56,467

2009 23,764 4,599 672 29,036

2010 32,212 5,181 14,640 52,032

2011 68,980 6,255 56,429 131,664

2012 72,235 6,030 1,894 80,159

2013 36,531 7,857 46 44,434

2014 27,437 6,958 313 34,708

1 経年的なデータ比較を可能とするため、最低損害額は米国におけるインフレに対して毎年調整。Swiss Re 社により 2014 年 価格に調整済み。

出典:Swiss Re 社

世界の高額付保損害上位 10:1970 年~ 2014 年1

(単位百万ドル、2014 年価格)

順位 発生日 災害 付保損害額

1 2005年 8 月25日 米国、メキシコ湾、

バハマ ハリケーン・カトリーナ、嵐による高潮、

石油掘削リグの損害 78,638

2 2011年 3 月11日 日本 地震(マグニチュード9.0)と地震による津波 36,828 3 2012年10月24日 米国、カリブ海 ハリケーン・サンディー、

嵐による巨大な高潮 36,079

4 1992年 8 月23日 米国、バハマ ハリケーン・アンドリュー、洪水 26,990 5 2001年 9 月11日 米国 世界貿易センタービル、ペンタゴン(国防総省)、

その他の建物へのテロ攻撃 25,104

6 1994年 1 月17日 米国 ノースリッジ地震(マグニチュード6.6) 22,355 7 2008年 9 月 6 日 米国、メキシコ湾、カリブ海、

その他 ハリケーン・アイク 22,258

8 2011年 2 月22日 ニュージーランド 地震(マグニチュード6.3)、余震 16,836 9 2004年 9 月 2 日 米国、カリブ海(バルバドス)、

その他 ハリケーン・アイバン、石油掘削リグの損害 16,157

10 2011年 7 月27日 タイ モンスーン豪雨による洪水 15,783

1 生命および賠償損害を除く、財物および事業中断の損害。全米洪水保険制度によって付保された米国内の洪水損害を含む。

Swiss Re 社により、2014 年価格に調整済み。

注:ここに示された損害データは、公表日、カバーされる地理的範囲等、データ収集機関が用いた基準の相違により、同一 の災害について別の箇所で示された数字と相違する可能性がある。

出典:Swiss Re 社 sigma、2015 年第 2 号

大規模異常災害:世界

損害

犠牲者の多く発生した世界の巨大災害上位 10:2014 年

順位 発生日 災害 犠牲者数1

1 8 月 3 日 中国 マグニチュード6.1の地震、余震、地滑り 731

2 9 月 3 日 インド、パキスタン モンスーンによる激しい洪水 665

3 4 月13日 ペルー 寒波、氷点下の気温 505

4 4 月16日 北太平洋、韓国 旅客フェリーの沈没 304

5 5 月13日 トルコ 炭鉱火災 301

6 7 月17日 ウクライナ

マレーシア航空ボーイング777-2H6ER型機(MH17便)墜落 298

7 5 月 2 日 アフガニスタン 豪雨による大規模な地滑り 256

8 3 月22日 ウガンダ アルバート湖にて定員オーバーの難民を乗せた

船舶が転覆 251

9 1 月13日 スーダン ナイル河にて定員オーバーの船舶が転覆 250

10 8 月13日 ネパール モンスーンによる洪水 241

1 死者と行方不明者数。

出典:Swiss Re 社 sigma、2015 年第 2 号

犠牲者の多く発生した世界の巨大災害上位 10:1970 年~ 2014 年

順位 発生日 災害 犠牲者数1

1 1970年11月11日 バングラデシュ 嵐と洪水による異常災害 300,000

2 1976年 7 月28日 中国 地震(マグニチュード7.5) 255,000

3 2010年 1 月12日 ハイチ 地震(マグニチュード7.0)、余震 222,570 4 2004年12月26日 インドネシア、タイ、その他 地震(マグニチュード9.0)、インド洋の津波 220,000 5 2008年 5 月 2 日 ミャンマー(ビルマ)、ベンガル湾 熱帯性低気圧ナルギス 138,300 6 1991年 4 月29日 バングラデシュ 熱帯性低気圧ゴーキー 138,000 7 2008年 5 月12日 中国 四川大地震(マグニチュード7.9)、余震 87,449 8 2005年10月 8 日 パキスタン、インド、

アフガニスタン 地震(マグニチュード7.6)、余震、地滑り 74,310 9 1970年 5 月31日 ペルー 地震(マグニチュード7.7)、

大規模な雪崩と洪水 66,000

10 2010年 6 月15日 ロシア、チェコ共和国 最高気温摂氏40度の熱波 55,630

1 死者と行方不明者数。

出典:Swiss Re 社 sigma、2015 年第 2 号

大規模異常災害:世界/米国

損害

大規模異常災害:米国

 Verisk Analytics 社の 1 部門であるプロパティ・クレーム・サービス(PCS)は、付保損害額 が 2,500 万ドル以上で、多数の損害保険の契約者および保険会社に影響を及ぼす災害を異常 災害として定義している。PCS の推計は、自然異常災害および人為的異常災害によって生じる 業界ベースでの付保損害額の見込みを示すものであり、固定資産、車両、船舶および関連財物、

事業中断損害ならびに追加生活費といった個人・企業の財物系保険で支払われる保険金の総計 を反映している。損害調査費は見込みから除外されている。PCS によれば、米国において異常 災害により発生した損害保険業界の損害額は、2013 年の 129 億ドルから 2014 年は 155 億ド ルと増加したが、2 年連続で平均損害額を下回っている。異常災害による保険金請求件数は、

2013 年の 180 万件から 2014 年は 210 万件へと増加、異常災害件数自体も前年の 28 件か ら 31 件へと増加している。次の Munich Re 社による推計値は自然異常災害のみを対象とした

世界の付保損害の大きい地震・津波上位 10:1980 年~ 2014 年1

(単位百万ドル)

順位 発生日 発生場所

発生時点の損害額

死者数 全体 付保損害2

1 2011年 3 月11日

日本:青森県、千葉県、福島県、茨城県、

岩手県、宮城県、栃木県、東京都、山形県。

津波を含む。 210,000 40,000 15,880

2 2011年 2 月22日 ニュージーランド:カンタベリー、

クライストチャーチ、リトルトン 24,000 16,500 185

3 1994年 1 月17日

米国:カリフォルニア州ノースリッジ、

ロサンゼルス、サンフェルナンド・バレー、

ベンチューラ、オレンジ 44,000 15,300 61

4 2010年 2 月27日 チリ:コンセプシオン、首都州、ランカグア、タルカ、

テムコ、バルパライソ。津波を含む。 30,000 8,000 520

5 2010年 9 月 4 日

ニュージーランド:カンタベリー、

クライストチャーチ、エイボンサイド、

オミヒ、ティマル、カイアポイ、リトルトン 10,000 7,400 NA 6 1995年 1 月17日 日本:兵庫県、神戸、大阪府、京都府 100,000 3,000 6,430 7 2011年 6 月13日 ニュージーランド:カンタベリー、

クライストチャーチ、リトルトン 2,700 2,100 1

8 2012年 5 月20日、

5 月29日

イタリア:エミリア=ロマーニャ、

サン・フェリーチェ・デル・パナロ、カヴェッツォ、

ロヴェレート・ディ・ノヴィ、カルピ、

コンコルディア。複数の地震 16,000 1,600 18

9 2004年12月26日

スリランカ、インドネシア、タイ、インド、

バングラデッシュ、ミャンマー、モルジブ、

マレーシア。津波を含む。 10,000 1,000 220,000

10 1989年10月17日

米国:カリフォルニア州ロマプリエタ、

サンタクルーズ、サンフランシスコ、

オークランド、バークレー、シリコン・バレー 10,000 960 68

1 2015 年 1 月現在。発生時付保損害順。

2 農業者、オフショア、マリン、航空、連邦洪水保険制度の損害を含む財物損害。本書の別の箇所で示されているデータと は異なる場合がある。

NA =データ入手不能。

出典: Munich Re 社 Geo Risks Research 部門 NatCatSERVICE

大規模異常災害:米国

損害

異常災害、四半期別:2014 年1

(単位百万ドル)

四半期 推定付保損害額 異常災害件数

1 3,010 7

2 9,620 13

3 2,139 6

4 684 5

通年 15,454 31

1 付保損害額が 1997 年価格で 2,500 万ドル以上となり、多数の契約者や保険会社に影響を与えた異常災害について集計。

連邦政府の運営する連邦洪水保険制度で支払われる損害を除く。

出典:Verisk Analytics 社の 1 部門であるプロパティ・クレーム・サービス(PCS)

異常災害付保損害額の高い州上位 5:2014 年1

(単位百万ドル)

順位 州 推定付保損害額

1 テキサス 2,177.2

2 コロラド 1,702.1

3 イリノイ 1,218.9

4 ペンシルバニア 1,186.4

5 ネブラスカ 1,127.8

1 付保損害額が 1997 年価格で 2,500 万ドル以上となり、多数の契約者や保険会社に影響を与えた異常災害について集計。

連邦政府の運営する連邦洪水保険制度で支払われる損害を除く。

出典:Verisk Analytics 社の 1 部門であるプロパティ・クレーム・サービス(PCS)

米国における自然異常災害損害:2014 年1

(単位百万ドル)

自然災害の種類 件数 死者数 推定総損害額 推定付保損害額2

激しい雷雨 62 98 17,000 12,300

冬の嵐 13 115 3,700 2,300

洪水 20 5 1,800 500

地震、地球物理学的事象 11 45 750 150

熱帯性低気圧 2 1 95 少額

原野火災、熱波、干ばつ 11 2 1,700 少額

合計 119 266 25,000 15,300

1 2014 年 12 月 31 日現在。

2 農業者、オフショア、マリン、航空、連邦洪水保険制度の損害を含む財物損害。本書の別の箇所で示されているデータと は異なる場合がある。

出典:Munich Re 社 NatCatSERVICE、2015 年 1 月現在

大規模異常災害:米国

損害

米国の異常災害推定付保財物損害額:2005 年~ 2014 年1

異常災害

発生件数 保険金請求件数

(百万件) 発生時価格

(十億ドル) 2014年価格2

(十億ドル)

2005 24 4.4 62.3 73.3

2006 31 2.3 9.2 10.5

2007 23 1.2 6.7 7.5

2008 36 4.1 27.0 29.5

2009 27 2.2 10.5 11.4

2010 33 2.4 14.3 15.3

2011 30 4.9 33.6 35.3

2012 26 4.0 35.0 36.0

2013 28 1.8 12.9 13.1

2014 31 2.1 15.5 15.5

1 付保損害額が 1997 年価格で 2,500 万ドル以上となり、多数の契約者や保険会社に影響を与えた異常災害について集計。

連邦政府の運営する連邦洪水保険制度で支払われる損害を除く。

2 GDP デフレーターに基づき ISO により 2014 年価格に調整済み。

出典:Verisk Analytics 社の 1 部門であるプロパティ・クレーム・サービス(PCS)

米国の高額異常災害損害上位 101

(単位百万ドル)

順位 発生年月 災害

財物付保損害額

発生時価格 2014年価格2

1 2005年 8 月 ハリケーン・カトリーナ 41,100 48,383

2 2001年 9 月 世界貿易センタービル、ペンタゴン(国防

総省)へのテロ攻撃による火災と爆発 18,779 24,279

3 1992年 8 月 ハリケーン・アンドリュー 15,500 23,785

4 2012年10月 ハリケーン・サンディー 18,750 19,307

5 1994年 1 月 カリフォルニア州ノースリッジ地震 12,500 18,345

6 2008年 9 月 ハリケーン・アイク 12,500 13,639

7 2005年10月 ハリケーン・ウィルマ 10,300 12,125

8 2004年 8 月 ハリケーン・チャーリー 7,475 9,083

9 2004年 9 月 ハリケーン・アイバン 7,110 8,639

10 2011年 4 月 洪水、雹、暴風、タスカルーサ等を襲った竜

巻を含む 7,300 7,652

1 財物損害のみ。連邦政府の運営する連邦洪水保険制度の付保する洪水損害を除く。

2 GDP デフレーターに基づき ISO により 2014 年価格に調整済み。

出典:Verisk Analytics 社の 1 部門であるプロパティ・クレーム・サービス(PCS)

大規模異常災害:米国

損害

損害原因別付保異常災害損害額(インフレ調整済み):1995 年~ 2014 年1

(単位十億ドル、2014 年価格)

1 GDPデフレーターに基づきISO により2014 年価格に調整済み。直接損害額が 1997 年価格で 2,500 万ドル未満の災害を除く。

連邦政府の運営する連邦洪水保険制度で支払われる洪水被害を除く。

2 竜巻を伴う異常災害に関連したその他の暴風、雹、洪水を含む。

3 原野火災を含む。

4 騒じょう、水濡れ、公益事業のサービス途絶、労働者災害補償保険によって付保されるものなど、インフレ調整後で PCS の基準値を超える損害を引き起こしたものによる損害を含む。

出典:Verisk Analytics 社の 1 部門であるプロパティ・クレーム・サービス(PCS)

$26.9冬の嵐 6.8%

地質学的事象 0.1%$0.5

テロ行為$24.5 6.2%

火災3 1.5%$6.0 風・雹・洪水

$21.4 5.4%

その他4

$0.2 0.1%

3,956億ドル合計:

ハリケーン・

熱帯性低気圧

$161.2 40.8%

竜巻2

$154.9 39.1%

異常災害付保損害が高額である州上位 3(インフレ調整済み):1985 年~ 2014 年1

(単位十億ドル、2014 年価格)

1 GDPデフレーターに基づきISO により2014 年価格に調整済み。直接損害額が 1997 年価格で 2,500 万ドル未満の災害を除く。

連邦政府の運営する連邦洪水保険制度で支払われる洪水被害を除く。

2 3 州を除く47 州、ワシントン D.C.、プエルトリコ、米領バージン諸島を含む。

出典:Verisk Analytics 社の 1 部門であるプロパティ・クレーム・サービス(PCS)

テキサス$51.3 10.3%

フロリダ$68.0 13.6%

ニューヨーク

$43.3 8.7%

4,986合計:億ドル その他2

$335.9 67.4%