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推進体制・役割

1 推進体制

限りある資源の有効活用と再生可能エネルギーの普及促進により環境にやさ しいまちを目指すため、市を中心に市民、事業者、国・県、学識経験者、関係 団体と協力・連携し、再生可能エネルギーの導入、地球温暖化防止に取り組ん でいくこととします。

なお、「再生可能エネルギービジョン策定庁内連絡会議」は、「再生可能エネ ルギー導入推進庁内連絡会議」に改組し、再生可能エネルギーの導入に取り組 んでいくこととします。

再生可能エネルギー導入に係る推進体制

ビジョン

2 役割

再生可能エネルギーの導入にあたっては、市民、事業者、市が一体となって 推進していくことが重要であることから、以下の役割分担に基づき取り組んで いくこととします。

市民の役割

・環境、エネルギー問題に関心を持ち、積極的に再生 可能エネルギーの導入に取り組む。

・市が推進する再生可能エネルギー施策に積極的に 協力する。

・市が実施する再生可能エネルギーの普及啓発活動 へ積極的に参加する。

事業者の役割

・事業所などへ積極的に再生可能エネルギーを導入

・環境、エネルギーに関する取組や情報などを積極的する。

に発 する。

・市が推進する再生可能エネルギー施策に積極的に 協力する。

市の役割

・公共施設へ再生可能エネルギーを率楻して導入する。

・市民、事業者に対して、再生可能エネルギーに関する 情報提供や普及啓発を行う。

・市民、事業者に対して、補助事業による導入支援を行 う。

・再生可能エネルギー導入の進奱状況や実績を公表す

・国、県等関係機関に対して再生可能エネルギー導入る。

拡大に向けた課題の解決について働きかけを行う。

資 料

  国・県のエネルギー計画

1 国のエネルギー計画

国においては、平成26年4月にエネルギー基本計画を閣議決定し、中長期(今 後20年程度)のエネルギー需給構造を視野に、2018年(平成30年)から2020年ま でを集中改革期間と位置付けて、政策の方向を明示しました。

その中において、東京電力福島第一原子力発電所の事故で被災された方々の 心の痛みにしっかりと向き合い、寄り添い、福島の復興・再生を全力で成し遂 げることが示され、また、震災前に描いてきたエネルギー戦略を白紙から見直 し、原発依存度を可能な限り低減することが示されました。

国のエネルギー基本計画の概要

エネルギー政策 の原則

① 基本的視点として、「安定供給(エネルギー安全保障)」、

「効率性の向上による低コストでのエネルギー供給(経済効 率性)」、「環境への適合」及び「安全性」を確認し、「国際 的視点」と「経済成長」を加味。

② 各エネルギー源の強みが活き、弱みが補完される、現 実的かつ多層的な供給構造の実現。

③ 多様な主体が参加し、多様な選択肢が用意される、よ り柔軟かつ効率的なエネルギー需給構造の創出。

再生可能エネル ギーの位置付け 及び政策の方向 性

① 有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源で あり、3年間、導入を最大限加速化し、その後も積極的に 推進する。

② 再生可能エネルギー等関係閣僚会議を創設し、政府の 司令塔機能を強化するとともに、関係省庁間連携を促進す る。

③ これまでのエネルギー基本計画を踏まえて示した水準 を更に上回る水準の導入を目指し、エネルギーミックスの 検討にあたってはこれを踏まえる。

資 料

2 福島県のエネルギー計画

福島県においては、平成 23 年 3 月に「福島県再生可能エネルギー推進ビジョ ン」を策定しておりますが、東日本大震災により再生可能エネルギーを取り巻 く情勢が大きく変化したことから、福島県復興に向けた主要施策の一つに「再 生可能エネルギーの飛躍的な推進による新たな社会づくり」を位置付け、今後 の導入推進施策等について、平成 24 年 3 月に震災以降の情勢を反映した内容に 改訂しています。

福島県のエネルギー基本方針、導入目標

基本方針

① 環境への負荷の少ない、低炭素・循環型社会への 転換。

② 「再生可能エネルギー推進」を復興へ向けた重点 プロジェクトの一つに位置付け、再生可能エネル ギーの飛躍的推進による新たな社会づくり。

導入目標

(再生可能エネルギー)

① 2020年には県内の一次エネルギー供給に占める再 生可能エネルギーの割合が約40 %を占める社会を想 定。

② 2040年頃を目途に県内のエネルギー需要量の100

%以上に相当する量のエネルギーを再生可能エネル ギーで生み出す。

  本市のエネルギーに関する計画

1 喜多方市総合計画(2017~2026)

大綱4 第5節 循環型社会

◆ 目標

■ 施策の内容

  省エネルギー・再生可能エネルギーの推進

・ 環境にやさしいまちの実現に向け、市民や事業者の省エネルギーに向 けた取組の支援と意識啓発、再生可能エネルギーの導入を支援するとと もに、公共施設においても省エネルギーの取組及び再生可能エネルギー の導入を推進します。

■ 指標

指標名 現状値

目標値 中間年次

(2021年度)

最終年次

(2026年度)

住宅用太陽光発電システム 導入量

(市内における住宅用太陽光 発電システム導入量)

2,500 kW

(平成27年度)

4,400 kW

(累計)

6,000 kW

(累計)

 限りある資源の有効活用と再生可能エネルギーの普及促進により、環境 にやさしいまちを目指します。

資 料

2 喜多方市環境基本計画

第4章 取組の内容

 第4節 地球環境の保全

     ~地球全体の環境を考慮した身近な取組を実践する~

  1 地球温暖化対策

◆ 基本方針

■ 市の取組

再生可能エネルギー の導入拡大

・公共施設への再生可能エネルギーの率先導入を図り ます。

・住宅用の再生可能エネルギーの導入を支援します。

・地域における再生可能エネルギーの導入に向けた取 組を支援します。

・再生可能エネルギーへの関心を高めるため、普及啓 発に努めます。

省エネルギーの推進

・市施設においては、率先して省エネルギーの推進に 努めます。

・事業者や市民の省エネルギーに向けた取組を支援し ます。

・事業者や市民へ省エネルギーを促進するため意識啓 発に努めます。

■ 目標指標

指標名 現状値

(2014 年度)

中間目標値

(2021 年度)

目標値

(2026 年度) 指標説明 住 宅 用 太 陽 光

発 電 シ ス テ ム の導入量

2,252 kW 4,400 kW 6,000 kW

市内の住宅用太陽 光発電システムの 導入総量

 市、事業者、市民が一体となって、地球温暖化を防止し、低炭素社会・

循環型社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入や省エネルギーの 推進に取り組みます。

  固定価格買取制度(FIT)

1 制度概要

平成24年7月1日に「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関す る特別措置法」が施行され、電力を利用する消費者も設備投資に必要なコスト を負担し、社会全体で再生可能エネルギーを普及・推進させていくための「再 生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」が始まりました。

これは、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電によっ て発電した電力を、一定期間・固定価格で電力事業者に買い取ることを義務付 ける制度で、電気を利用する個人や事業者などの消費者が、使用量に応じて制 度運用に係る費用を「賦課金」という形で負担する制度です。

固定価格買取制度の仕組み 出典:資源エネルギー庁

資 料

2 導入状況

固定価格買取制度における本市の再生可能エネルギーの導入状況(平成29年3 月末現在)は以下のとおりです。

固定価格買取制度における本市の導入状況

電 源 調達区分 導入件数

(件) 導入容量

(kW)

太陽光発電

10kW未満 645 2,975

10kW以上 98 5,106

合計 743 8,081

風力発電

20kW未満 0 0

20kW以上 0 0

合計 0 0

水力発電

200kW未満 0 0

200kW以上

1,000kW未満 0 0

1,000kW以上

30,000kW未満 1 1,700

合計 1 1,700

地熱発電

15,000kW未満 0 0

15,000kW以上 0 0

合計 0 0

バイオマス発電

メタン発酵ガス 0 0

未 利 用 木 質 0 0

一 般 木 質

農 産 物 残 さ 0 0

建 築 廃 材 0 0

一 般 廃 棄 物

木 質 以 外 0 0

合計 0 0

※ 新規認定と移行認定をあわせた合計値

3 調達価格及び調達期間

調達価格及び調達期間 価格:1kWhあたり

電源 調達区分 H29年度

価 格

H30年度 価 格

H31年度 価 格

調達 期間 太陽光

発電

10kW未満 30円 28円 26円 10年間

10kW以上2,000kW未満 21円+税 未定 未定 2,000kW以上 入札制度により決定 20年間

風力 発電

20kW未満 - 55 円+税 未定 未定

20kW以上 20年間

陸上風力

~H29年9月末 22円+税

20円+税 19円+税 陸上風力

H29年10月~ 21円+税 陸上風力

リプレース 18円+税 17円+税 16円+税

洋上風力 36円+税

水力 発電

200kW未満

34円+税

20 年間 200kW以上

1,000kW未満 29年+税

1,000kW以上

5,000kW未満 27円+税

5,000kW以上 30,000kW未満

~H29年9月末 H29年10月~

24円+税 20円+税 200kW未満

既設導水路 活用型

25円+税 200kW以上

1,000kW未満 21円+税

1,000kW以上

5,000kW未満 15円+税

5,000kW以上

30,000kW未満 12円+税

※ 東北電力の供給区域における出力制御対応機器設置義務ありの価格。

資 料 価格:1kWhあたり

電源 調達区分 H29年度

価 格

H30年度 価 格

H31年度 価 格

調達 期間

地熱 発電

15,000kW 未満

- 40円+税

15年間 リプレース

全設備更新型 30円+税 リプレース

地下設備流用型 19円+税

15,000kW以上

- 26 円+税

リプレース

全設備更新型 20 円+税 リプレース

地下設備流用型 12 円+税

バイオ マス 発電

メタン発酵ガス

(バイオマス由来) 39 円+税

20年間 間伐材等由来の木質バイオマス

(2,000kW未満) 40 円+税

間伐材等由来の木質バイオマス

(2,000kW以上) 32 円+税

一般木質 バイオマス

20,000kW未満 24 円+税

20,000kW以上 24円+税(~H29年9月末)

21円+税 (H29年10月~)

建築資材廃棄物 13円+税

一般廃棄物

その他のバイオマス 17円+税

【メタン発酵ガス】 下水汚泥・家畜糞尿、食品残さ由来のメタンガス

【間伐材等由来の木質バイオマス】 間伐材、主伐材

【一般木質バイオマス】製材端材、輸入材、パーム椰子殻、パームトランク、

       もみ殻、稲わら

【建築資材廃棄物】 建築資材廃棄物(リサイクル木材)、その他木材

【一般廃棄物、その他のバイオマス】 剪定枝・木くず、紙、食品残さ、

       廃食用油、黒液

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