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排出削減

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INPUT

輸送部門でのCO 2 排出削減

●輸送手段別

CO

2排出量(

2008

年度)

輸送手段 輸送量

(千t

平均輸送距離

km

輸送トンキロ

(千txkm

CO2排出量

(千t 21,435 440.8 9,448,933 109 トラック 15,292 52.0 795,915 51 5,009 29.9 149,947 3 41,735 249.1 10,394,795 164

セメント船『海青丸(かいせいまる)』

本社では

6

月から

9

月までの

4

カ月間、

COOL BIZ

〜クールビズ〜(夏の軽装運動)を推奨するととも に、事務所の室温を

28

℃に設定しています。この 間、お客様にも「クールビズでお越しください」と 積極的に呼びかけ、運動の拡大に努めています。

また、こまめに照明器具・パソコンのスイッチを 切ることや、できるだけエレベーターを使用せず階 段を利用する等の身近な省電力対策にも取り組ん でいます。

オフィスでの取り組み

C O O L B I Z

運 動 の 推 進

環境負荷軽減の一環として、

200 6

年度から車両 の入れ替えや購入の際には、

CO

2

NOx

の排出量 を低減するハイブリッド車を積極的に導入していま す。この

3

年間の取り組みにより、ハイブリッド車の 占める割合は全社用車の

1

割を超えています。

● ハ イブリッド 車 の 積 極 的 な 導 入

当社では、事務用品の購入に際して、環境に配慮 した製品の購入(グリーン購入)を推進しています。

本社におけるグリーン購入実績は次の通りです。

● グリーン 購 入 に つ い て

●グリーン購入率・金額推移

購入額(千円) 購入率(%)

5,000 100

90 80

70

60

50

40

30

20

10

0 4,000

3,000

2,000

1,000

0

04 05 06 07 08(年度)

購入率

■ 購入金額

■ うちグリーン購入金額

70.8 71.5

75.8 73.9 74.2

2009

3

月に高度

CO

2低減化船として就航したセ メント船『海青丸(かいせいまる)』は、新たな船 型開発と低燃費ディーゼル主機関を搭載、船体構 造の変更、インバーター機器を多様化することで従 来船に比べ積載量の

40

%アップと航海速力のアッ プを同時に実現しています。

石炭火力発電所では、石炭を燃やした後に大量 に石炭灰が発生します。当社はこの石炭灰を引き 取り、セメント原料である粘土の代替として使用し ています。また、石炭を燃やすと有害な硫黄酸化 物が発生するため、火力発電所では排煙脱硫装置 を設置していますが、当社はこの装置で排煙脱硫 材として使用される石灰石粉末を納入しています。

さらに排煙脱硫材は硫黄酸化物と反応して石膏に なりますが、この石膏も石炭灰と同様にセメント原 料として有効活用しています。

資源循環の促進

セメント製造設備は、廃棄物や副産物を安全かつ大量に再資源化できるという特性を持っています。

当社では、あらゆる産業から排出される廃棄物や副産物をはじめとして、家庭から排出される廃棄物 まで、様々な技術を駆使し、リサイクルの拡大に努めています。

電力会社との資源循環

当社は、様々な種類の廃棄物や副産物を受け入 れ、セメントへとリサイクルする「セメント資源化シ ステム」を通じて、多くの産業や地域社会とつなが りを持ち、資源の循環に努めています。他産業と のつながりの代表例は、電力会社や製鉄会社との 関係です。

製鉄会社では、鉄鉱石から鉄をつくる過程で、鉄 鉱石中に含まれる不純物を除く精錬工程がありま す。当社はこの精錬工程で使用される石灰石粉末 や生石灰を精錬材として供給しています。また、石 灰石粉末・生石灰は、精錬後にスラグ・鉄さいなど の副産物となりますが、当社ではそれらをセメント 原料や混合材として使用しています。

製鉄会社との資源循環

都市ごみ焼却灰の多くは最終処分場に埋め立て られていますが、最終処分場の残余年数が減少し、

延命化が求められています。特に大都市圏を中心 とした各自治体では「ごみ処理問題」が悩みの種 になっており、今後ますます深刻になるものと予想 されています。当社グループでは、社会のニーズ に合わせて

3

つの都市ごみ資源化システムを推進 し、地域社会の資源循環の形成と環境問題の解決 に取り組んでいます。

地域社会との資源循環

●産業との資源循環

●地域社会との資源循環

セメント工場 石灰石粉末、

生石灰 石灰石粉末

石炭灰 石膏 スラグ、鉄さい、

高炉ダスト等

火力発電所 製鉄所

セメント工場で都市ごみ そのものを普通セメントの 原燃料としてリサイクル

普通セメント工場 AKシステム

エコセメント工場でごみ 焼却灰をエコセメント原 料としてリサイクル

エコセメント工場 エコセメントシステム セメント工場でごみ焼却 灰を普通セメントの原料 としてリサイクル

灰水洗システム わたしたちの

生活 普通

ポルトランド セメント

(JIS R 5210)

都市ごみ

清掃工場

焼却灰

エコセメント

(JIS R 5214)

太平洋 セメント

エコ セメント

生コン工場 コンクリート製品工場

資源循環を通じた社会システムの形成

マネジメント太平洋セメントの

C S R

環境 への 取り組

社会的な取り組

東京たまエコセメント化施設

「エコセメント」は、都市ごみ焼却灰を主原料と してつくられる、これまでにない画期的なセメント です。エコセメントでは、セメントの主な原料であ る石灰石・粘土類・鉄原料の代替として、都市ごみ 焼却灰などの廃棄物をエコセメント

1

トン当たり

500kg

以上利用しています。廃棄物を大量に有効

利用できることから、「

21

世紀の地球環境を救う技 術」として高く評価されており、海外からも注目さ れています。

2001

年、世界で初めてエコセメントを生産する 施 設として 、千 葉 県 市 原 市 で 市 原 エコセメント

(株)が操業を開始しました。また、

2006

7

月に は、東京都多摩地域

25

1

町から発生する都市ご み焼却灰を受け入れ、エコセメントを製造する東 京たまエコセメント化施設が東京都西多摩郡日の 出町にて稼働しました。この施設は公設民営手法 を採用し、東京たま広域資源循環組合が事業主体 で、当社と(株)荏原製作所が建設工事から施設 の運営業務までを一貫して受注・受託するというプ ラントエンジニアリング型の大型事業です。

● エ コ セメントシ ス テ ム

家庭から排出されたごみや事業系一般ごみその ものを普通ポルトランドセメントの原燃料としてリ サイクルするシステムです。

ごみ収集車で回収した都市ごみをセメント工場 に直接持ち込むので、清掃工場(焼却場)が不要 になります。持ち込まれたごみは、既存のセメント 焼成キルンを改造したごみ資源化キルンで

3

日ほど かけて発酵、生分解され、安全で衛生的なセメント 用原燃料に生まれ変わります。

現在、この「

AK

システム」は埼玉工場にて操業 しており、埼玉県日高市から排出される都市ごみ 全量をセメントの原燃料として活用しています。

●AKシ ス テ ム

既存のセメント工場でも、あらかじめ異物類を 除去することで、都市ごみ焼却灰を普通ポルトラ ンドセメントの原料としてリサイクルすることがで きます。

都市ごみ焼却灰には、清掃工場の焼却炉下部で 回収される焼却主灰と、排ガス処理工程にある集

● 灰 水 洗 シ ス テ ム

塵機で回収されるばいじんがあります。当社は、ば いじんをセメント原料化するために専用の水洗設 備で含有塩素を化学的に除去する独自の「灰水洗 システム」で処理しています。

この灰水洗システムは、熊谷工場(埼玉県熊谷 市)では焼却主灰の前処理設備に併設され、焼却 主灰・ばいじんのいずれも処理可能な一貫したリ サイクル体制が確立されています。

本システムの完結性は、自治体からも高く評価 いただき、藤原工場(三重県いなべ市)では、三重 ごみ固形燃料発電所から排出されるばいじんを処 理するため、公設民営方式(三重県が事業主体)

で本システムを採用した施設が整備・運営されて います。

AKシステムのごみ資源化キルン

受け入れ量(万トン)

120

100

80

60

40

20

0

03 04 05 06 07 08(年度)

24 57

78

106

94 92

土壌汚染対策法が

200 3

2

月に施行され、当社 では同年

4

月より建設現場等で発生する建設発生土

(汚染土壌を含む)のセメント資源化に取り組んで います。

従来処分場に廃棄されていた土壌をセメントの 原料として有効活用することにより、建設発生土の マテリアルリサイクルに貢献するとともに処分場の 延命にも寄与しています。

当社では、環境省指定調査機関の認定を取得し、

調査から工事、物流、工場での処理までを一貫し て請け負える体制を整え、さらに建設発生土の発 生地と全国展開している各工場とを有機的に結び つける中間基地を整備しました。

その結果、

2003

年度に

24

万トンだった受け入れ 量は年々増え、

2006

年度には

106

万トンを受け入 れ、資源化しました。

2008

年度の受け入れ量はセ メント生産量減少の影響により

92

万トンと減少しま したが、社会的な関心の高まりの中、土壌汚染対 策法改正・強化の動きを反映して今後も旺盛な供 給が見込まれます。

建設発生土の資源化システム

料です。その累計出荷量は、全国で

5

億㎡を超える 水準にあり、それに伴って発生する廃石膏ボード の量は右肩上がりで推移することが予想されてい ます。グループ会社の(株)ナコードでは、この廃 石膏ボードを無水石膏として再資源化する事業に 取り組んでいます。無水石膏は、セメント関連製品 の原料などとして利用されます。

当社では、石炭灰のさらなる有効活用を目的と してアッシュセンター事業を展開しています。アッ シュセンターとは、セメント工場への円滑な石炭灰 の供給を図るための中間処理機能を持った施設で あり、関東アッシュセンター(神奈川県川崎市)と 九州アッシュセンター(福岡県苅田町)が稼働して います。

アッシュセンターは石炭灰の安定供給以外にも、

併設された混合設備により、高機能埋め戻し材料

FA

モルタル」、骨材(砂)の代替として石炭灰を 大量に使用した「

CA

コンクリート」やシールド事業 などの裏込め注入材など、石炭灰を活用した多様 な製品を供給する役割も担っています。

アッシュセンター事業

●建設発生土の受け入れ量の推移

関東アッシュセンター

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