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抽出側 Datareplicator Extension の運用(SQL Server の場合)

ドキュメント内 HiRDB Datareplicator Extension Version 10 (ページ 129-133)

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6.4  抽出側 Datareplicator Extension の運用(SQL Server の場合)

抽出側 DB が SQL Server の場合の抽出側 Datareplicator Extension の運用方法について説明します。

6.4.1 抽出対象表の運用

次に示す場合の,抽出対象表の運用手順について説明します。

• 抽出対象表を追加,変更,及び削除する場合

• 任意の抽出対象表に対する抽出処理を一時的に抑止する場合

(1) 抽出対象表を追加,変更,及び削除する場合

抽出対象表の追加,変更,及び削除する場合の運用手順は,修正後の抽出列数が抽出システム定義で定義 した sqls_maxextcol を超えるか超えないかによって異なります。運用手順を次に示します。

(a) 抽出列数が sqls_maxextcol を超えない場合

抽出列数が sqls_maxextcol を超えない場合の運用手順を次に示します。

1. 未抽出の更新情報がないことを,hderesstateS コマンドで確認します。

2. 抽出情報キューファイルに抽出されていない更新情報がないことを,hdestateS コマンドで確認します。

3. 抽出側 Datareplicator Extension を停止します。

4. 抽出定義を更新し,抽出対象表を追加,変更,又は削除します。

5. 抽出定義プリプロセスファイルを作成します。

6. 抽出側 Datareplicator Extension を起動します。

(b) 抽出列数が sqls_maxextcol を超える場合

抽出列数が sqls_maxextcol を超える場合の運用手順を次に示します。

1. キューテーブルに抽出されていない更新情報がないことを,hderesstateS コマンドで確認します。

2. 抽出情報キューファイルに抽出されていない更新情報がないことを,hdestateS コマンドで確認します。

3. 反映情報キューファイルが空であることを,hdsstate コマンドで確認します。

4. 抽出側 Datareplicator を停止します。

5. 反映側 Datareplicator を停止します。

6. 抽出定義を更新し,抽出対象表を追加,又は変更します。

7. 抽出システム定義の sqls_maxextcol を修正し,ファイルを更新します。

8. hdestartS コマンド(-iオプションを指定)で環境を初期化します。

9. 抽出定義プリプロセスファイルを作成します。

10. hdsstart コマンド(-iオプションを指定)で反映側 Datareplicator を初期開始します。

11. 抽出側 Datareplicator を起動します。

(2) 任意の抽出対象表に対する抽出処理を一時的に抑止する場合

任意の抽出対象表に対する抽出処理を一時的に抑止する場合の運用手順を次に示します。

1. 抽出処理を一時的に抑止する抽出対象表のトリガ識別子を hderesstateS コマンドで取得します。

2. DROP TRIGGER でトリガを削除します。DROP TRIGGER で指定するトリガ名は hderesstateS コ マンドで取得したものです。

3. 抽出側 Datareplicator を停止します。

4. 抽出定義プリプロセスファイルを作成します。

5. 抽出側 Datareplicator Extension を起動します。

2.から 3.までの間は,抽出処理が抑止されます。

なお,抽出処理を抑止している間に更新処理が実行されていた場合,これらの更新処理は抽出されないた め,抽出側 DB と反映側 DB が不整合となります。

抽出側 DB と反映側 DB との間に不整合が発生した場合の対処については,「8.1.2(5)抽出側 DB と反映側

DB に不整合が発生した場合」を参照してください。

6.4.2 イベント機能を使用する場合の運用

イベント機能を使用する場合の運用手順を次に示します。

1. イベント制御用テーブルを作成します。

2. 抽出側 Datareplicator Extension を停止します。

3. 抽出定義プリプロセスファイルを作成します。

4. 抽出側 Datareplicator Extension を起動します。

5. イベント発行コマンドを実行します。

SQL Server から HiRDB へデータ連動する場合も,HiRDB システム同士のデータ連動と同様に,イベン ト制御用テーブルはユーザが手動で作成する必要があります。

イベント制御用テーブルの構成は,HiRDB システム同士のデータ連動時で,抽出側 HiRDB がシングル

なお,イベント制御用テーブルは,データ連動リソースとして一括して削除できるように,データ連動リ ソース管理ユーザのリソースとして作成することをお勧めします。

6.4.3 抽出側 Datareplicator Extension 運用時の注意

抽出側 Datareplicator Extension を運用するときの注意を次に示します。

(1) 初期化についての注意

抽出側 DB が SQL Server の場合,抽出環境を初期化するときに SQL Server に対してデータ連動リソー スを作成します。したがって,抽出環境を初期化するときには抽出対象 SQL Server が稼働している必要 があります。

(2) 抽出定義プリプロセスファイルの作成に関する注意

抽出定義プリプロセスファイルの作成に関する注意を次に示します。

抽出定義プリプロセスファイルの作成でエラーとなった場合は,エラー要因を排除した後,再度,抽出定 義プリプロセスファイルを作成してください。

(a) SQL Server の稼働状態

抽出側 DB が SQL Server の場合,SQL Server に対して抽出対象表の定義情報の取得とデータ連動リソー スの作成が実行されます。このため,抽出定義プリプロセスファイルを作成するときは抽出対象 SQL Server が稼働している必要があります。

(b) 抽出側 Datareplicator Extension 稼働中での抽出定義プリプロセスファイルの作成

HiRDB システム同士でデータ連動する場合は,抽出側 Datareplicator 稼働中に抽出定義プリプロセスファ イルを作成できます。

しかし,SQL Server から HiRDB へデータ連動する場合は,抽出側 Datareplicator Extension 稼働中に 抽出定義プリプロセスファイルを作成すると,抽出対象表に定義されているトリガは即時に再作成されま すが,抽出側 Datareplicator Extension が認識する抽出定義ファイルは抽出定義プリプロセスファイルに 変換されていない(変更内容は次回の起動から認識されるため)という矛盾が生じます。

このため,抽出定義プリプロセスファイルは,抽出側 Datareplicator Extension の停止中に作成する必要 があります。

(c) 抽出未完了状態での抽出定義プリプロセスファイルの作成

SQL Server から HiRDB へデータ連動する場合も,HiRDB システム同士のデータ連動と同様に,抽出さ れていない更新情報がキューテーブル又は抽出情報キューファイルにある状態で抽出定義プリプロセスファ イルを作成し,抽出側 Datareplicator Extension を再起動すると,抽出されていない更新情報と抽出側

このため,抽出定義プリプロセスファイルは,キューテーブル及び抽出情報キューファイルの更新情報が すべて抽出されているときに作成する必要があります。

(3) キューテーブルに関する注意事項

SQL Server の場合,システムイベントログ及びエラーファイルに KFRB06507-W メッセージが出力され ることがあります。この場合,次の手順で抽出側 Datareplicator Extension を初期化する必要があります。

1. キューテーブルに抽出されていない更新情報がないことを,hderesstateS コマンドで確認します。

2. 抽出情報キューファイルに抽出されていない更新情報がないことを,hdestateS コマンドで確認します。

3. 抽出側 Datareplicator を停止します。

4. hdestartS コマンド(-iオプションを指定)で環境を初期化します。

5. 抽出定義プリプロセスファイルを作成します。

6. 抽出側 Datareplicator を起動します。

ドキュメント内 HiRDB Datareplicator Extension Version 10 (ページ 129-133)