第四章 寺家町笑店街へ
第一節 店主の気持ち・お客の気持ち・若者の気持ち
タレが売られているというのだからオドロキである。
このかつめしが加古川に登場したのは昭和28年頃。お箸で気軽に食べられる洋食として 登場し、またたく間に加古川全域に広まったそうです。現在では、市内の喫茶店、レスト ラン、大衆食堂など、いろいろな店でこの「かつめし」がメニューにあり、かつめしを置 いている店の数は、加古川市内だけで、ゆうに40軒を越えるそうです。(喫茶店やレスト ランなど、店によっては、「カツライス」と名乗っていることも多々あるが、「かつめし」
も「カツライス」も基本的には同じ。)
ところがこのかつめし、昭和28年の登場から半世紀近く過ぎているというのに、加古川 を一歩出ると、ほとんど知られていないというのだから謎である。加古川市や高砂市とそ の周辺のごくごく狭い地域にしかないという、ご当地名物の食べ物だったりするのだ。名 物と言っても隣接の明石や姫路に行くと、もうほとんどの人が知らないというので名物と は言えないかもしれない。
☆お願い!!アンケート☆ 〜お客さん 結果〜
1.この商店街のイメージは?
学生の声
お店の入れ替わりが激しい・昔のイメージ・寂しい・古い・潰れそう・庶民的・大人の声
廃れた・寂れた・暗い・空き店舗が多い・廃墟に近い・古い・昔のイメージと は違う・田舎くさい・でも、最近、少し良くなったかも…何できましたか? 今日は誰と来ましたか?
交通手段
0% 50% 100%
1
徒歩 自転車 原付 自動車 電車 バス タクシー
一人 41%
家族 12%
友人 47%
恋人 0%
一人 家族 友人 恋人
2.この商店街にある好きなお店は?また、何故、
そのお店が好きなのですか?
ナイス(安いから)若松屋宝石店(知り合いがやっているから) ルック(個人的に売っている 靴を気に入っている) キムチ屋(おいしい) あと、お店の人がいい、昔はどのお店もよか った、親しみがあったなどの意見も…
3.商店街とスーパー・大型店のどちらを多 く利用しますか?
商店街 15%
大型店 85%
商店街 大型店
4.また、それぞれ利用頻度はどのくらいか?
商店街 大型店
0 2 4 6 毎日8
週5〜6 月に数回だけ
系列1
0 5 10毎日
週5〜6 月に数回だけ
商店街 大型店 系列1
5.商店街・大型店の利用の仕方は?
商店街
服飾、食品でたまに利用している・見ているだけという意見も…大型店
食料品が多数で、衣・食・住と全般的に利用している方もいる。6.どうしたら商店街をもっと利用しますか?
学生の声
ゲームセンター・かわいい服屋・雑貨屋・ファーストフードがあってほしい その他には、イベント・学割りのあるお店大人の声
街の歴史をもっとだす・空き店舗をなくす・若者向け・好まれる音楽・駐車場・明るさ、お洒落さ・あかむけた感じが必要・昔ながらのOO屋さんなど大型店
にないものを扱っているお店 緒にくつ
ろげる店)
のお店がありますか
・喫茶店(子供が入れておばちゃんが一
7.いきつけ ?
☆お願い!!アンケート☆ 〜お店編 結果〜
.この商店街のイメージとは?
ある 13%
ない 87%
ある
ない
1
い・寂しい・せまい・活気がない・歴史がある・シャッター街
.なぜそう思うのですか?
暗
2
き店舗が多いから・ご年配の方が多い・飲食店 生鮮食品店が少ない
.貴商店の魅力(自慢・いい所)は何ですか?
空
3
客様とのつながり・品質 品揃え・誠実な接客
.貴店の悪い所。改善したい所は?
お
4
若者への対応・お店の雰囲気・集客力
.あなたのお店にとって大型店とはどんな存在ですか?
5
威・集客の手助けをしてくれる・ライバル店・何とも思っていない
.今後頑張っていこう!または実践していこうと考えていることは?
脅
6
客様とのつながり・顧客拡大のための広告・接客・ニーズにあった品揃え
.10年後のお店はどうなっていると思いますか?(後継者問題など・・・)
お
7
域一番店!!・現状維持・閉店・わからない(大半)
8 か?
地
.どうしたら消費者が商店街をもっと利用すると思います
外部への宣伝 広告・若いお客様を増やす・店舗の増加・駐車場の設置・お年寄りのた
連のお客さんの数 9.常連のお客さんはいますか?何人ほどいます
めにもバスの運行・各店舗の魅力をもっと出す
常
か?
ほとんどの店が常連のお客様がいる。
ンケート結果 集計後の考察と感想
初に、今回のアンケートを作成した後、自分たちでも主旨がわからず、お店の方から も
1〜10人 11〜20人 31〜40人 61〜70人 101〜200人 201〜300人 300人以上
また特殊な意見の中には、企業さん相手、
ア
最
質問内容について「何が知りたいのかわからない」「特有なお店なので関係のない質問が ある」など様々なご指摘を受け、アンケート内容をもっとみんなで吟味すれば、良かった
のではないかと反省した。しかし、このアンケートからもちゃんと確認・発見出来たこと もある。寺家町商店街のほとんどのお店の人は、今のこの商店街の危機には気付いている。
でも今さらどうしようもない、どうしたらいいのかわからない、誰かがやってくれるとい った感じで、ほとんどの方が消極的であった。また自分から何か変えていこうとしている 人も何人かいたので、活性化しようとしていく私たちにとって心強く感じられた。またそ ういった人からも私たちは熱く歓迎された。商店街の人にとったアンケートから発見出来 たこともたくさんあったが、アンケートの配布・回収の際に感じたお店の雰囲気、店主さ んとのお話で発見出来たことも多かった。お店の外から何屋さんかはよくわかるのですが、
実際お店に入ってみたら見たこともないような、専門的な商品も陳列してあり、とても興 味を持った。直接お店の方にお話を聞かせてらった時、皆さん明るく親しみが持て、また 私たちに「ご苦労さま!」「お疲れさま!」と笑顔でいつも励ましてくれた。その時私は何 としても寺家町商店街を活性化させたいと強く思った。このアンケートを通じて商店街の こと、またそれ以外のことも色々な事がわかり、学べました。これを生かして活性化に向 けて頑張っていこうと思った。