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SP3-6 ONSTEP法:

平成 8 年10月 東北大学医学部第一外科 文部教官助手

平成11年 6 月 仙台市医療センター仙台オープン病院 外科医長 平成18年10月 同 副部長

平成21年10月 東北大学病院 肝胆膵外科/胃腸外科 講師 平成25年 4 月 東北大学大学院 消化器外科学分野 准教授 平成26年 4 月 東北大学大学院 生体調節外科学分野 准教授 平成28年12月 東北大学大学院 消化器外科学分野 准教授

【資格】

日本外科学会 認定医・専門医・指導医

日本消化器外科学会 専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医 日本消化器病学会 専門医

日本内視鏡外科学会 技術認定医

日本コーチ協会 認定メディカルコーチ

日本体育協会公認スポーツドクター

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-腹壁瘢痕ヘルニアを予防するためのSuture technique

内藤  剛

東北大学大学院 消化器外科

腹壁瘢痕ヘルニアは腹部手術後の創関連合併症で開腹手術後の7 ~ 10%に発症する。腹壁瘢痕 ヘルニアの原因は術後早期の筋膜離開であるが、危険因子は創感染、血流不全、糖尿病、ステ ロイド投与、肥満、COPD、過度な張力などが挙げられる。筋膜は真皮と同等の抗張力を有し 腹圧のほとんどを支える。筋膜縫合後治癒までの期間は通常6週間とされている。また抗張力 が回復するまでの期間は4 ヶ月で50%、1年で70-80%とされている。そのため筋膜の縫合に は約6週間の縫合糸での支持が必要と考えられる。またICGを用いた筋膜縫合の血流測定では バイトがピッチよりも大きくなると創縁の血流低下を認めた。また連続縫合と単結節縫合では 単結節縫合の方が血流の低下は軽度であった。しかし最近の日本創傷治癒学会のガイドライン では連続縫合の方が単結節縫合よりも腹壁瘢痕ヘルニアの発生頻度は少ないとされている。し かし汚染・感染の手術では筋膜縫合は連続縫合よりも結節縫合が適しているとされていること から連続とすべきか単結節縫合とすべきかは議論の余地があると考える。また2016年のWHO ガイドラインでは抗菌縫合糸は創感染の予防に有用であるとされ、その使用が推奨されている。

以上より我々は、抗張力持続期間が6週間以上のモノフィラメント抗菌縫合糸による単結節縫

合でバイトとピッチを同等に取るようにして縫合閉鎖している。

教育セミナー:腹壁瘢痕ヘルニアを予防するためのベストプラクティス

~臨床外科医・形成外科医の立場から~

共催:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

6月3日(土) 9:40 ~ 10:25 第2会場(天空 ノース)

座長:東京慈恵会医科大学附属葛飾医療センター 外科  吉田 和彦

SP7-2 目立たない傷あとにするためのベストプラクティス

-創傷治癒の最新理論、閉創手技から術後ケアまで-小川 令

日本医科大学 形成外科

称号・資格

医師(M.D.)、医学博士(Ph.D.)

米国外科学会フェロー(F.A.C.S.)

米国熱傷学会認定・ABLSプロバイダー

日本形成外科学会認定・皮膚腫瘍外科指導専門医 日本形成外科学会認定・形成外科専門医

日本熱傷学会認定・熱傷専門医

日本創傷外科学会認定・創傷外科専門医 日本抗加齢医学会認定・抗加齢医学専門医 日本再生医療学会認定・再生医療認定医 日本美容外科学会認定・美容外科教育専門医 日本美容医療協会認定・美容医療適正認定医 日本美容医療協会認定・美容レーザー適正認定医 日本褥瘡学会認定・認定褥瘡医師

日本オンコプラスティックサージャリー学会認定・エキスパンダー /インプラント責任医師 学歴・職歴

1999年 日本医科大学医学部卒業 日本医科大学形成外科入局 2005年 日本医科大学大学院修了

日本医科大学形成外科助手 会津中央病院形成外科部長 2006年 日本医科大学形成外科講師

日本医科大学付属病院形成外科・美容外科医局長 2007年  米国ハーバード大学ブリガムウィメンズ病院形成外科

組織工学・創傷治癒研究室研究員

2009年 日本医科大学形成外科准教授

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-目立たない傷あとにするためのベストプラクティス

-創傷治癒の最新理論、閉創手技から術後ケアまで-小川  令

日本医科大学 形成外科

【概念】

閉創の際に、目立たない傷あとにするため外科医が考えるべきことは、創にかかる過剰な張力 や虚血を予防する切開線、縫合法、術後の創管理の工夫である。

【切開線の工夫】

縫合創の方向と、皮膚が日常動作で引っ張られる方向が一致すると、創全体に張力がかかり、

創傷治癒が遅れ、SSIや病的瘢痕発生のリスクが増大する。皮膚が動く方向に直交する切開・

縫合は創のトラブルが少ない。腹部はできるかぎり横方向(水平方向)に切開するのが良い。縦 切開で生じた肥厚性瘢痕はZ形成術にて分断することで、横方向の瘢痕の炎症がまず引き、創 全体が速やかに成熟瘢痕となる。

【縫合法の工夫】

創は、緊張の少ない状態で縫合すべきであり、縫合で障害されやすい脂肪組織や、病的瘢痕が 生じる真皮はできるだけ愛護的に縫合する。結節保持力、抗張力共に優れている吸収糸を選択 する。

腹部では深筋膜や浅筋膜を使って創を寄せ、真皮縫合をする前にほぼ創縁が互いに密着する状 況をつくる。真皮縫合で創を引き寄せないことが大切である。

【創管理の工夫】

抜糸までは、創を清潔に保つ。抜糸後は、創を安静に保つため、サージカルテープやかぶれに くいシリコーンテープによる固定を考慮する。サポーターやニーブレースなども創の安静・固 定に有用である。

抜糸が終了しても、真皮の創傷治癒は進行しており、創の安静が重要である。創における真皮 の強度は3 ヵ月たっても90%というデータがある。よって最低3-6 ヶ月のテープ固定などが推 奨される。術後早期のリハビリテーションは肥厚性瘢痕・ケロイドの発症リスクを上昇させる。

もし術後1 ヶ月くらいして創部の発赤や隆起を認めたら、副腎皮質ホルモンのテープ剤を直ち

に使用する。肥厚性瘢痕・ケロイドの治療のキーポイントは、早期発見と副腎皮質ホルモンの

テープ剤の速やかな使用開始である。

激論ラパヘル:その誕生,消滅,再生,隆盛,そして将来

6月3日(土) 10:45 ~ 11:45 第1会場(天空 センター)

座長:東北労災病院 外科  徳村 弘実

SP8-1 ラパヘルは標準術式になり得るか?

―ラパヘルの栄枯盛衰、そして未来に向けて―

早川 哲史

刈谷豊田総合病院 腹腔鏡ヘルニアセンター

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