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東海支部支部長 

高 山 光 直

(機械 昭和41年度卒)

《東海支部》

支部だより

平成27年度仰岳会東海支部活動報告

平成28年度仰岳会東海支部活動計画

1.新人会員歓迎会 7月3日(金) 名古屋駅 宴処 花かるた 参加者45名 うち新人会員 12名 2.東海支部30周年記念行事 

  ①支部見学会 11月6日(金) (株)能作、三協立山(株)

  ②懇親会 11月6日(金) 氷見民宿 げんろく

  ③大学・学生との交流会 11月7日(土) 参加者 支部17名 本部・富山支部・大学 約20名     学生 約60名

3.本部・支部行事出席

  1)本部・関西支部合同総会 7月11日(土) 支部参加者 高山支部長以下5名出席   2)卒業祝賀会    3月23日(水) 高山支部長・杉浦事務局長出席 4.有志懇親ゴルフ

  1)第43回コンペ 4月27日(月) 参加者13名

富士カントリー可児ゴルフ場黄瀬戸コース  優勝者 藪谷 茂 様

  2)第44回コンペ 10月3日(土) 参加者18名

富士カントリー可児ゴルフ場黄瀬戸コース  優勝者 久野恒靖 様

1.仰岳会東海支部30周年記念総会 5月28日(土) 新人歓迎会を兼ねる

トヨタ産業技術記念館 大ホール

2.見学会 11月

3.企業別同窓会との交流&結成支援 1、2社 4.本部・支部行事出席

  1)本部・関東支部合同総会 7月30日(土)

  2)他支部総会・見学会 1,2支部   3)卒業祝賀会 3月 5.有志懇親ゴルフ

  1)第45回コンペ 5月2日(月) 富士カントリー可児ゴルフ場黄瀬戸コース   2)第46回コンペ 10月

関東支部だより

 11月6(金),7(土)東海支部30周年記念見学会を行いました。

 工学部が高岡から五福に移転した年に、仰岳会東海支部ができて、それから30年余が経ったのを記念して の行事です。

 17名が参加してバスをチャーターしての1泊2日で富山へ行って参りました。

 好天に恵まれ、途中のひるがの高原では、素晴らしい紅葉を見ることができました。

 高岡で、錫の鋳造で有名な能作様では、古典的な砂型鋳造と斬新な商品開発による事業再生を見せていた だきました。

 三協立山様では、大規模なアルミの押出しと被膜着色技術の奥深さに感銘をうけました。

 夜は、氷見の民宿で棚邉仰岳会会長、平澤副会長・工学部副部長、有馬富山支部長、砂田教授、松田教授、

工学部OBでもある三協立山の萩中工場長にもご参加頂き、夜遅くまで盛り上がりました。

 2日目は、五福キャンパスを訪問、正門から工学部までの構内を徒歩で移動しながら、平澤先生に新しく

仰岳会東海支部30周年記念見学会

  2015.11

なった大学内を案内して頂き、堀田学部長様には新しくできた工学部講義棟内を案内して頂きました。パソ コンやモニタを複数連動できる教室など、新しいスタイルのものがいっぱいでした。

 昼食会で、学部長様、副各部長の皆様から、運営方針・今後の抱負・課題など伺い東海支部としてもでき る限りの支援をお話ししました。

 午後は、約60名余の学生との交流会が行われました。

 支部長以下、東海支部参加会員代表8名が、企業人としての心構えや、会社の説明を行い、学生との活発 な質疑応答を行って、大変有意義な時間を過ごすことができました。

 皆さまのおかげで、新しい支部活動の形を提案できたのかな、これからも、大学との交流を含め、活発な 支部活動を続けようと話し合いつつも、疲れはて、眠りこけての帰名となりました。

(株)能作様 ショールームでの記念撮影

五福移転、東海支部設立時の記念植樹と記念碑の前で

工学部学部長他先生との記念撮影

三共立山技術センター玄関にて

高岡キャンパスから移設した門柱の前で

学生達と記念撮影

 最近ではスマートフォ ンやパソコンの利用分野 は多種多様になっており、

その利用形態として、「ク ラウドサービス」の言葉を よく聞くようになってきま した。ちょうど10年前に米 GoogleのCEOが「クラウドコンピューティング」の 提唱を行ったのが最初だと言われています。これは コンピュータ処理の1つの利用形態であり、それ自 体は新しい技術ではなく、インターネットの技術進 歩の上に成り立っています。当初はクラウド(雲)

をつかむ様な話だと言われていましたが、現在はパ ソコンを使用している人で、クラウドサービスを使 用したことがない人は、ほとんどいないのではない かと言われるくらい普通のサービスになってきまし た。パソコンのみでなくスマートフォンを使用する 中で、メールサービスやスケジュール管理等でこれ がクラウドだとは知らないで(意識しないで)使用 している人も多くなってきました。また、日本政府 の戦略会議においても、2020年までにはすべての情 報処理をクラウドサービスに切り替えたいと言って います。はたして、全ての処理がクラウドに切り替 わるかどうかわかりませんが、ますます普及するこ とは間違いないと思われます。ソフトウェアパッケ ージとして販売されていたアプリケーションのほと んどは既にクラウドサービスに切り替わってきてい ると思います。

 この10年の間に、クラウドサービスはいろいろな サービス形態で提供されるようになってきました が、クラウドには当初から基本的な情報セキュリテ

ィ問題を抱えています。これまで、日本国内の多く の利用者は、米国の業者が提供しているサービスを 無意識に利用しているため、セキュリティに関して も無関心な利用者が多いと思います。経済産業省で はクラウドサービスを安全に利用するためのガイド ラインを作成して公表していました。しかし、この クラウドサービスは日本の利用者側だけが、どんな に気を付けてもセキュリティの安全性を保つことが できないため、その後、提供者側のガイドラインも 追加で整備されました。しかしながら、このガイド ラインを日本だけが遵守していても、多くのサービ スの提供は海外から押し寄せてくるため、全世界の ルールにする必要がありました。このため、日本で 作成したガイドラインを情報セキュリティ国際会議

(ISO/IEC JTC/SC27委員会)に提案し、4年間の 各国との議論結果、幸いにも参加国全てからこのル ールへの賛同を得ることができました。特に、大手 米国のクラウドサービス業者からの思わぬ協力もあ り、情報セキュリティでは日本から提案した初めて の国際規格(ISO/IEC 27017:2015)が昨年10月に発 行されました。また、日本標準規格(JIS Q 27017)

は今年末頃には発行されると思います。

 私はながく情報セキュリティのボランティア活動 に関与し、この規格の提案を行った国内委員、国際 委員としても参加しましたので、これが人生最後の 成果だと大変うれしく思っています。特に、日本で はマイナンバーの導入をきっかけに、日本製のクラ ウドサービスの提供の機会も増えると考えられま す。この国際規格が全世界で順守されることにより、

クラウドサービスが安全に提供、利用できるIT環境 になることを願っています。

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