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昭和 6 3 年度技術交流助成成果報告
杉 江 昇 ( す ぎ え の ぼ る ) 名 古 屋 大 学 工 学 部 教 授 工 学 博 士
会議または 国際神托回路網会議
集 会 名 (
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引!日t i o n a l
仁o n f e r e n c e
OIl ~euralN e t w o r k s J
開 催 地 ア メ リ カ サ ン デfエコ
時 期 昭 和6:3年7月2:3日 日月 l日
1 会議の概要
I E
日I C N N (
米国電気電子学会主催,神経回路網国際会議)は, 1988年 7 月 24 日 ~27 日に,米国カリ フォルニアJ十│サンディ工ゴ市のシェラトンボ子ルで開催されたこの会議は,最近のニューロコンビュータブームの中で,昨年から開催されることになったもので あるパ参加者数は,昨年とほぼ同じで.約 1 , 600 呂であるコこのうち日本からの参加者は約 60~80 名
と思われる。発表は一般講演,ポスターセソション,特別講演,展示から成り立っているつl
発表件数は,表
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に示すように,一般講演1 1 8
件ーポスター1 4 3
件で,米国以外の国からの発表か 約四%を占め,臼本からの発表が全体の約7 '米国以外からの発表の約3 4
()oを占めているυ 米国以 外では, ドイツ, イタリア,カナダ,英国,フィンランドが, 6 ~ 4件の発表を行っている。表l 国 司IJ 発 表 件 数
│ 発 表 方 法 一 般 講 演
虫
色 件 数 1 1 8
米 国 以 外 日 本
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← 一 一 → 一一一一一一一一一一 ポ ス タ ー 1 4 3: :3: 3
会議のプロンーデイングは2冊からなり,一純講演論文のすべてと,ポスタ一発表論文の一部が採 録されている。プロクラム委員長からの子紙によると,応募論文全体のうち,採択されたものは半数 以下で, きびしい査読が行われたとのことであるc 議演は午前日時から午後5時までの間行われたJ
このほか特別講演が午後了時から10時まで行われたりしたっ初日の特別講演は, ¥41 Tのミンスキーの
「神経団路網について スタンフォード、大のラメルノ¥ートの 並手JI分散処理J,カリフォルニア工 科大のミードの「神経前処理のアーキテアチャ で,大変熱気のある講演会であったJ
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2
研究テーマと討論内容各セッションのテーマ名と発表件数の内訳を表2に示す。回路網関係と.自己組織化,連想・学習 関係の件数が全体の約半数を占めているのは予想とおりであった。電子デバイスや光デノ、イスによる ニューロコンビュータの実現に関する発表が全体の一割強を占めているが,我が国からのものは皆無 である。電子式ニューロコンビュータの研究はある程度進歩しているが,光ニューロコンビュータの 方はまだまだという感じである。 1新しい応用」のセッションでは,経済予測や,不動産その他のエ キスパートシステムへの応用が目をひいた。
表2 テ ー マ 男 ! J 発 表 件 数
各セッションテーマ名 発 表 件 数 一 般 講 演 ポ ス タ ー 回路網アーキテクチャ 13 (3) 22 (1)
回路網夕、イナミクス 5 7
神経生物学的結合 14 (2)
自己組織化 9 4
連想記憶 7 11 (1) 学習アルゴリズム 15 (1) 24
組合せ最適化 6 9 (3)
視覚 7 (1) 7 (1)
画像処理 9 7 (1)
音声の認識・合成 6 (2) 3 (1) ロポットと制御 6 (1) 8
新しい応用 12 9
電子式ニューロコンビュータ 7 16
光ニューロコンビュータ 9 2
L 計 118 (8) 143 (10) キ括弧内は日本人発表件数 3 成 果
筆者は,音声の認識・合成のセッションで一般講演を行った。1,000人以上収容できる広い会場で,
大きなスクリーンを使つての発表で,プレゼンテーションの重要性を感じた。一枚のスライドに大き な字の説明文と簡潔な図を書いたものを用意していったので,後方の席でもよく見えたはずである。
幸い多数の質問があり張り合いがあった。
飾り気のないパーティでは,アメリカ人, ドイツ人、イタリア人などと話し合う機会があったのも 収穫であった。
4 その他
会議が終わってから,フェニックス市のアリゾナ州立大学を訪ねた。ここで,半導体関係の設備 を見学しまた学位論文の公聴会に出席することができた。
今会議出席にあたり,貴財団のこ、援助に深く感謝します。
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1 会議の概要
会議または国探 ~1E学会
吉 村 武 晃 ( よ し む ら た け あ き ) 神 戸 大 学 工 学 部 助 教 授 工 学 博 士
集 会 呂 (WorldCongress on Medical Physics and 8iomedical Engineering)
閣 催 地 ア メ リ カ サ ン ア ン ト ニ オ
時 期昭和田年 8 月 7 日 ~12 日
会議は日月 7 日 ~12 日まで 6 日間, 米国南部のテキサス州サンアントニオ市で開催されたコこの会 議は第15回医用生体工学国際会議(15th lnternational Conference on Medical and 8iological Engi neering),第8回医用物理学国際会議 (8th International Conference on Medical Physics),議6 回医学生物学機構国際会議(6th InternationaI Conference on Mechanics in Medicine and 8iology) の3つの国際会議と,さらに米国,カナダでの医学,生体工学関連の4つの学協会年会との合同会議
として聞かれた さらに国際会議にふさわしく,約
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ヶ国のME
関連の学協会が協賛したコこの会議 は米国の2つの団体AAPM(AmericanAssociation of Physicists in Medicine)とAEM8(Alliance for Engineering in Medicine and Biology)のメンハーが中心となり組織・運営された。 cl3ヶ国から約 1,700件の一般講演,約200件のワーケンヨソプ,約80社による医療機器の展示等があった。参加者 はおそらく4,000名を超える極めて大きな会議であり,まさに世界会議の名にふさわしい会議であ「た。日本からは日本
ME
学会が協賛しこの会員を中心として約200名が出席したと聞き及んでいるの この様に参加者の多いことにより,その意義は大きく本会議が極めて成功であったと評価されると考 えられる勺2 研究テーマと討論内容
この会議の全体のテーマは ~21 世紀に向けたチャレンジ」であり,特別講演,医用物理学 Cvledi ca 1 Physics; MPlに関する一般講演,生体工学(8iomedical Engineering: BE)に関する一般講演, さらに 九1
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, B Eのそれぞれに対するワークンヨソプとポスターセ、ソションより成るの特別講演は」件あり,宇宙医学,ラテンアメリカにおける:¥1E,医用画像, 人工臓器の各分野から 現状における問題点の指摘と今後の発展.動向について報告があり討論された。
医用物理学に関するセッションは約700件の報告が5会場に分かれて行われた。分野としては医用 画像処理,医用レーザ,特医学,放射線の検出と防護,生体磁気磁気共鳴,超音波計測l.治療と診 断への応用等であるつ
生体工学に関するセ、ソションは約1.150件の報告が15会均に分かれて行われた。整形外科,呼吸器,
感覚器,循環器等におけるモデリングサ メカニズム,診断法,超音波やレーザによる計
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法,さらに 電気生用学.生体システムの工学的モデJ[", 人工織器, 1)ノ、ビリテーション,ハイオセンサ等その分野は全範囲にわたっている。
3 成 果
研究発表は
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月9
日のセ、ソションV i s i o n ‑ l ( E y eM o v e m e n t s / G l a u c o m a )
にて,中谷電子計調IJ財団より 研究助成を受けた研究テーマに関連し「乳頭陥凹の3次元定量計測」の演題のもとで行った。質疑は 主として陥凹の測定精度についての定量性と再現性,試作装置の構成の詳細に集中した。またセヴシ ョン終了後も討論が再開され,関連論文の別刷が多く請求された。緑内障診断装置の開発に,如何に 多くの研究者が関心を持ち,期待しているかを実感としてとらえることができ,今後の研究に大きな 励みとなった。主として感覚器を中心として一般講演会に出席したが,米国人の発表は話の構成が巧みであり,内 容的にも興味あるものが多くあった。オーストリアのフアーチャ教授は以前から興味ある論文を多く 発表しており,今回初めて会い,討論できたことは有意義であった。また,英国, スヴェーデンの方 の発表には斬新なものがあり,今後の研究に得るところが多くあり,大きな成果が得られたっ
貴財団のご援助によりこの会議に出席でき,成果をあげることができたことに,深く感謝申し上げ ますっ
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1 会議(学会)の概要
安 藤 繁 ( あ ん ど う し げ る ) 東 京 大 学 工 学 部 計 数 工 学 科 助 教 授 工 学 樽 士
会議または
I C S M C ' 8 7
システム人間およびサイパネ子ィックスに閑 集 会 名 す る 国 際 会 議( ! E E E I n t e r n a t i o n a l C o n f e r e n c e o n S y s t e m s . M a n . a n d C y b e r n e t i c s )
開 催 地 中 華 人 民 共 和 国 北 京 市 お よ び 審 陽 市
時 期 昭 和 田 年8月7日 13日
本学会は
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(米国の電気電子学会)が主催し米国および世界各地で開催されるシステム,人間,およびサイパネティクスに関する国際会議であり,工学システムのみならず,生物や社会システムの 解析や応用をめざした研究者たちの研究交流と発表の場である。サイハネティクスとは,言うまでも なく生物の仕組みや諸活動をその情報の流れに着目して解析しそれを実ンステムに生かそうとする 新しい工学分野として創生され,情報と制御の理論,認識や学習の理論, ファジ一理論,人工知能,
神経回路と神経計算なと,現在最先端と言われる工学分野を切り開いてきたc 本会議でも,コンビュ ータビジョン,大規模システム, ヒューマンインターフェース,ファジーシステムなどに過去最大数 の論文発表があったほか,中国国内の研究者の参加者の多さからも中国における本分野への関心の高 さがよく現れていた。会議の後半が行われた審陽市は中国東北部の中心都市で,現在工業化が急ピッ チで進んでいる活気のある町である。会議のプログラムにも
S t a t e ‑ o f ‑ A r t
な技術的テーマが多く用意 され,聴衆との活発な討論も多く見られた。2 討論内容および成果の概要
全体セ、ゾンョンでは.本会議の実行委員長であり,また,視覚の制御メカニズムの工学的モデルの 研究で著名な米国の
T e r r yB a h i l l
教段,および中国側から知識情報処理システムに関する優れた著作 のあるJ i a n gX i n s o n g
教授からそれぞれの分野における最新の研究成果に関する講演があった。一般 セッションについては著者の興味かふ画像処理,コンビュータビジョン,視覚モデル,ファジ一理 論なとのトピックを中心に参加した。著者の研究は新しい原理に基づいた画像の特徴抽出に関するもので,従来は微分フィルタや部分空 間分解なとの線形的な方法に頼っていたものを,勾配空間における濃淡変動
t r a j e c t o r y
を超楕円体て、近似する非線形な原理を導入することにより,濃淡スケールや分解能に依存せずに濃淡変動を大局的 に分類する方法を提案したものである。これにより従来別個なものと考えられていた構造特徴抽出法 とテクスチャ特徴抽出法が統一することができたコ
テクスチャ解析に関しては著者自身の発表のほかに数件の論文が発表されたっ確率過程に基ついた 方法や,その3次元解析への適用なとが目に付いたココンビュータビジョンに関しては,最近の画像