ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)ワークショップ事業は、平成 年度に、
ミッションを「人々の安心・安全な健康生活を支援する看護職が、働き続けられる労 働環境を実現できる」として活動を開始した。この事業に新たに 施設(病院 、福 祉施設 )が参加し合計8病院と1福祉施設が取り組みを行った。24年度の課題を 基に以下の活動を強化した。
推進体制:①委員会メンバーの教育者を 名に増員し分析支援を強化した。
②行政担当者、病院協会事務局も委員を継続。又福祉施設の参加に対し、福祉施設の 管理経験のある病院看護部長を支援者として起用した。
ワークショップ事業:①効果的なワークショップの開催を目的にインデックス調査 の分析方法(対象;参加施設)、ファシリテーション(対象;支援者)について研修会 を開催した。③鳥取労働局がワークショップのアドバイザーとして参加し、ワークシ ョップ後も各参加施設の担当者として支援を継続した。④適宜日本看護協会のWLB 推進委員の支援を要請した。⑤取り組みの評価を行う目的で合同交流会を開催した。
⑥働き続けられる労働環境づくりのテーマで、外部機関と協働しフォーラムを開催し た。⑦県内の看護職のWLBの取り組みに関する実態調査を行った。
広報戦略:①ワークショップを新聞で広報 ②県看護協会機関紙へWLBの近況を 掲載すると共に参加施設の病院長のメッセージを掲載③研修会での講義(鳥取労働局 主催の労務管理研修、職能委員会主催のWLB基礎講座)及び学会発表(鳥取県公衆 衛生学会・鳥取県医療マネジメント学会)④WLBに関する川柳募集と表彰 ⑤ワー クショップ、フォローアップワークショップを公開研修とした。
2)活動の成果
(1)県医療政策課との連携でWLB総事業費の50%の助成を受けた。(2)福祉施 設の経験のある支援者の起用により施設の状況把握が容易となった。(3)教育者の分 析方法の研修会により、的確なアクションプランの立案に繋がった。(4)地域推進支 援者のファシリテーション技術が向上した。(5)鳥取労働局の担当者が必要時担当施 設へ出向き支援し取り組みに効果的であった。(6)研修会講師、学会発表、川柳募集 などにより、更なる県内への広報ができた。(7)フォーラムでは医師会理事によるW LBの取り組みの報告があり今後連携・協働の基盤が構築された。
2. 参加施設への支援内容
1)1年目参加施設:①参加施設へ訪問し病院長、事務長、職員に事業概要の説明をし 理解と協力を得た。②2カ月後に推進支援者、推進者で施設訪問し、アクションプラ
ン取組み状況の確認、推進体制等の把握、相談等への対応を行った。
2)2年目参加施設:2ヶ月に 度、アクションプラン取組み状況の確認等の報告を受 け、必要時、相談対応を行った。
3. 平成 26 年度の県看護協会の活動方針・計画等
1)鳥取県全体にWLBの取り組みの普及を図る。2) 鳥取労働局、行政、関連団体など の協力を継続し新たに医師会との連携を強化する。 3)鳥取県における「看護職のWLB 推進ワークショップ事業」の総合的な評価と今後の方向性の検討を行う。4)今後 ナース センターが看護職の働き続けられる職場づくり支援 として機能するよう基盤を整備する。
鳥取県看護協会の取り組み
1. 平成 25 年度の活動内容とその成果
1)活動の特徴ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)ワークショップ事業は、平成 年度に、
ミッションを「人々の安心・安全な健康生活を支援する看護職が、働き続けられる労 働環境を実現できる」として活動を開始した。この事業に新たに 施設(病院 、福 祉施設 )が参加し合計8病院と1福祉施設が取り組みを行った。24年度の課題を 基に以下の活動を強化した。
推進体制:①委員会メンバーの教育者を 名に増員し分析支援を強化した。
②行政担当者、病院協会事務局も委員を継続。又福祉施設の参加に対し、福祉施設の 管理経験のある病院看護部長を支援者として起用した。
ワークショップ事業:①効果的なワークショップの開催を目的にインデックス調査 の分析方法(対象;参加施設)、ファシリテーション(対象;支援者)について研修会 を開催した。③鳥取労働局がワークショップのアドバイザーとして参加し、ワークシ ョップ後も各参加施設の担当者として支援を継続した。④適宜日本看護協会のWLB 推進委員の支援を要請した。⑤取り組みの評価を行う目的で合同交流会を開催した。
⑥働き続けられる労働環境づくりのテーマで、外部機関と協働しフォーラムを開催し た。⑦県内の看護職のWLBの取り組みに関する実態調査を行った。
広報戦略:①ワークショップを新聞で広報 ②県看護協会機関紙へWLBの近況を 掲載すると共に参加施設の病院長のメッセージを掲載③研修会での講義(鳥取労働局 主催の労務管理研修、職能委員会主催のWLB基礎講座)及び学会発表(鳥取県公衆 衛生学会・鳥取県医療マネジメント学会)④WLBに関する川柳募集と表彰 ⑤ワー クショップ、フォローアップワークショップを公開研修とした。
2)活動の成果
(1)県医療政策課との連携でWLB総事業費の50%の助成を受けた。(2)福祉施 設の経験のある支援者の起用により施設の状況把握が容易となった。(3)教育者の分 析方法の研修会により、的確なアクションプランの立案に繋がった。(4)地域推進支 援者のファシリテーション技術が向上した。(5)鳥取労働局の担当者が必要時担当施 設へ出向き支援し取り組みに効果的であった。(6)研修会講師、学会発表、川柳募集 などにより、更なる県内への広報ができた。(7)フォーラムでは医師会理事によるW LBの取り組みの報告があり今後連携・協働の基盤が構築された。
2. 参加施設への支援内容
1)1年目参加施設:①参加施設へ訪問し病院長、事務長、職員に事業概要の説明をし 理解と協力を得た。②2カ月後に推進支援者、推進者で施設訪問し、アクションプラ
ン取組み状況の確認、推進体制等の把握、相談等への対応を行った。
2)2年目参加施設:2ヶ月に 度、アクションプラン取組み状況の確認等の報告を受 け、必要時、相談対応を行った。
3. 平成 26 年度の県看護協会の活動方針・計画等
1)鳥取県全体にWLBの取り組みの普及を図る。2) 鳥取労働局、行政、関連団体など の協力を継続し新たに医師会との連携を強化する。 3)鳥取県における「看護職のWLB 推進ワークショップ事業」の総合的な評価と今後の方向性の検討を行う。4)今後 ナース センターが看護職の働き続けられる職場づくり支援 として機能するよう基盤を整備する。
鳥取県看護協会の取り組み
1. アクションプラン
ミッション
(組織の存在理由)
地 域 に 貢献 す る 病 院 と し て 、 保 健 ・医 療 ・ 福 祉 が 連 携 し 、 地 域住 民 の 安 心 と 安 全 の確保に努め信頼される病院を目指す。
ビジョン
( 組 織 が 目 指 す 将 来 像 )
・仕事と生活を両立し、やりがいを持って働き続けられる職場を作る。
・自分と他者も大切にできる職場風土を作る。
現状分析
(ミッション・ビジョンに 対し て 、WLBの 観 点
から 現 状を 分 析)
〈病 院 〉
・地 域 の人 口 減少 ・ 高齢 化に 伴い 、 外来 患 者数 ( 新患 患者 数) が 減少 し てい る 。
・交 通 の便 が 悪く 、 近隣 市町 村の 患 者が 流 出し て いる 。
・保 健 福祉 総 合セ ン ター 内に 位置 し 、病 院 外の 組 織と 連携 が取 り やす い 。
〈看 護 部〉
・平 均年 齢(全 体 48 歳、正 規 職 員 44 歳 )が高 く、ベ テラ ン 看護 師 が多 い。離 職率 も 1.8%
と低 い 。長 く 勤め た いと 思っ てい る 職員 が 全体 の 56%(20~40 歳 60~80% ) いる 。
・年 齢 層の 高 い看 護 師が 多い が、 健 康だ と 思っ て いる 職員 が 76% と 多い 。
・制度 の 認識 周 知の 項 目 が 30~70% と低 く 、理解 が 薄い が 制度 が あれ ば 利用 し たい と思 っ てい る 職員 が 多い 。
・一 般病 棟 が一 つ しか な いた め、入退 院 が激 し く時 間 外勤 務が 多 い。多い 人 は 40~ 50 時 間 /月 の人 が あっ た 。( 一 般病 棟 時間 外 勤務 平均 時 間 10~11 時間 )
・ 70% の 職 員 が 必 要 な 時 に 的 確 な ア ド バ イ ス が 貰 え る 等 、 良 好 な 上 司 関 係 と な っ て い る 。 しか し、キ ャリ ア 開発・人 事 考 課制 度 もな く、45~55 歳 の 職 員 の 61% が、仕事 の 成果 を 公正 に 評価 さ れて い ない と思 って い る。
課題
( ミッション・ビジョンと 現 状 と の 間 に あ る ギ ャ ッ プ )
・仕 事 と生 活 の両 立 をす るた めに 、 制度 の 認識 ・ 周知 を図 り有 効 活用 で きる 。
・一 般病 棟 の時 間 外を 減 らす た め、時間 外 業務 内 容の 把 握と 業 務整 理、ま た、他 部門 と 周辺 業務 分 担と 連 携、 ス タッ フの 人員 配 置を 検 討す る 必要 があ る。
・仕 事の 成 果に つ いて 公 正に 評 価し 、ス タ ッフ の やり が い感 に 繋げ る ため に、目 標管 理 シス テム の 構築 と 評価 制 度の 導入 を検 討 する 。能 力 開発・能 力発 揮で き る教 育 シス テ ムの 整備 が必 要 であ る 。
3年後の ゴール
仕事 と 生活 を 両立 し 、自 分も 他者 も 大切 に でき る 職場 環境 に向 け た改 善 を行 う 。
【成 果 指標 】
制 度 につ い てす べ ての 項目 にお い て認 知 でき る:30~70%→ 平 均 70%( 1 年後 )→全 員 70% 以 上
一 般 病棟 の 時間 外 勤務 の減 少:10 時 間 01 分 以 上 16 人 → 10 時間 以 上 11 人(1 年 後 )→
全 員 10 時 間 以下
上 司 の仕 事 につ い ての 公正 評価 さ れて い る: 39% →50% (1 年 後) →80%
仕 事 と生 活 の満 足 度: 仕 事 57.4% 生 活 58.7%→ 70%
課題解決・ゴール達成に向けた取組計画
スケジュール 課題解決に向けた取組
3年間の取り組み
①運 営 会議 に て随 時 進捗 状況 の報 告
②制 度 の有 効 利用 、 年次 有給 休暇 有 効活 用 ・連 続 休暇 利用 促進
③患 者 ケア に 費や す 時間 を増 やし 、 患者 中 心医 療 の浸 透と チー ム 医療 の 推進
④人 事 評価 制 度、 経 年に 沿っ た教 育 シス テ ムの 検 討
1年間の取り組み
①WLB の周 知 ・浸 透 随 時 運 営会 議 での 進 捗状 況 の報 告( 随時 )
②就 業 規則 他 、ハ ン ドブ ック 作成
③時 間 外勤 務 の削 減、業 務整 理 と役 割 の明 確 化、周辺 業 務の 整 理と 役 割分 担 につ い て他 部門 と調 整
④目 標 管理 の 評価 ・ 修正 ・シ ート の 再検 討
今後4カ月 の 取り組み
①WLB 推進 体 制の 立 ち上 げ 、 アク シ ョン プ ラン の 担当 者選 出
②就 業 規則 ・ 制度 の 周知 、制 度職 員 向け 説 明企 画 ・実 施、 就業 規 則ハ ン ドブ ッ ク原 案作 成 、 勤務 表 作成 基 準作 成
③一 般 病棟 時 間外 勤 務の 削減 、時間 外 業務 属 性把 握、業 務内 容 把握 、時 間 外に 対 する 職 員ヒ アリ ン グ、 業 務整 理 と役 割の 明確 化
④目 標 管理 実 態把 握 、師 長ヒ アリ ン グ、 職 員へ の アン ケー トの 検 討、 目 標管 理 の成 文化