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年の平均経常増益率で 25.73%と高い成長を見せている。営業利益は成長 傾向ではあるが不安定な推移であった。しかし企業の総合力を示す経常利益推移では確実

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な成長をしていると言える。

エディオンはケーズと同様に営業利益推移では不安定だったものの、経常利益は

2006

年 度を除いては成長傾向を見せている。このことから営業外活動、主に財務金融活動で収益 が上げられているということがわかる。2006年度は営業利益の箇所でも述べたように、販 促費がかさんだことに加えて、金利の上昇による、支払い利息が増加したためである。

コジマは

2005

年までは成長傾向にあるものの、2006年度から下がっていることがわか る。営業利益が赤字なのに対し、経常利益が黒字である要因は他の

3

社と比べ営業外収益 である仕入割引や販促協力金などの収益が多いためであると考えられる。詳しくは収益性 で述べる。

家電量販店業界は営業利益と経常利益を比較すると経常利益で収益を上げていることが わかる。エディオンやケーズは営業利益では不安定な成長をしていたが、経常利益をみる と確実な成長をしていた。コジマは毎年営業損失を計上しているのにもかかわらず、経常 利益では黒字を示していた。

[図表 3-1-10]

営業利益と営業外収益

-20,000 0 20,000 40,000 60,000 80,000

(百万円)

2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度

2002年度 2,715 15,573 5,793 4,462 2,916 2,366 -5,927 8,094

2003年度 13,366 17,279 5,825 4,383 3,136 2,973 -7,446 10,587 2004年度 29,157 19,027 5,011 6,152 1,845 6,225 -3,840 9,509 2005年度 49,375 13,242 8,054 12,335 3,914 7,035 -4,296 10,613 2006年度 55,551 16,196 6,946 11,684 6,136 7,774 -5,547 9,901 2007年度 65,424 16,227 8,480 12,746 7,116 9,292 -7,728 11,005

営業利益 営業外収益 営業利益 営業外収益 営業利益 営業外収益 営業利益 営業外収益

ヤマダ エディオン ケーズ コジマ

[

図表

3-1-10]

4

2002

年度から

2007

年度の営業利益と営業外収益(営業外利益-営 業外費用)を示したグラフである。ヤマダを除く

3

社は営業利益よりも営業外利益の方が 大きいことがわかる。この要因は仕入割引や販促協力金といった営業外収入によるところ が大きい。

仕入割引や販促協力金といった収益は家電量販店企業とメーカーとの関わりを象徴した ものである。詳しくは収益性で述べる。

ここで成長性をまとめる。

ヤマダは総資産、営業利益、経常利益、店舗数、従業員数、全ての指標で増加傾向にあ り、順調に企業規模が拡大している。また他の

3

社に対しても大きな差をつけていて、家 電量販店業界のリーディングカンパニーとしての地位を磐石なものとしている。

エディオン、ケーズも成長傾向にあるが、ヤマダと比較するとその成長は不安定なもの である。また、店舗数や従業員数の増加と、営業利益、経常利益の成長が対応してないこ とから、M&Aの成果を最大限引き出しているとはいえない状況にある。

コジマは全ての指標で減少傾向もしくは横ばいで推移している。コジマの成長性が若干 の減少であっても、成長傾向にある他の

3

社と比較すると相対的に大きな減少であると判 断できる。

3-2. 収益性分析

(上杉美希)

ここでは総資産経常利益率をもとに、各企業の収益性を分析していく。企業が存続発展 していくには利益を上げることが重要である。そのため企業の損益状態を分析し、企業の 存続状態を分析していく。

[図表 3-2-1]

収益性での分析の仕方を[図表

3-2-1]を用いて説明する。この図は収益性の指標ピラミッド

である。まず、総資産経常利益率を分解し、売上高経常利益率と総資産回転率とに分ける。

ここでは主に家電量販店業界が小売業の中でどの位置を示しているか述べる。次に、本論 文で取り上げている家電量販店業界

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社のヤマダ電機、エディオン、コジマ、ケーズホー ルディングスの比較を、売上高経常利益率と総資産回転率を分解していき、見ていく。売 上高営業外収益率では前述の業界概要で述べた営業利益よりも経常利益が高い理由である メーカーからの仕入割引や販促協賛金について詳しく述べていく。

[図表 3-2-2]

総資産経常利益率

0.00%

5.00%

10.00%

15.00%

ヤマダ 5.96% 9.33% 12.80% 13.57% 13.03% 10.88%

エディオン 4.11% 4.59% 4.82% 6.38% 4.77% 4.85%

コジマ 1.04% 1.51% 2.64% 3.03% 2.06% 1.64%

ケーズ 7.68% 8.07% 5.60% 7.16% 7.65% 6.53%

2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度

[図表 3-2-2]は、家電量販店業界各企業の 6

年間の総資産経常利益率をまとめたものであ る。総資産経常利益率は、総資産の規模に対して、企業の総合的な活動による経常利益が どの程度の割合で生み出されているかを表す指標である。この比率を表すことで、資産が どれだけ利益に結びつき、収益性が良好かを分析する。

各企業の

2002

年度から

2007

年度の平均を示すと、ヤマダが

10.97%、ケーズが 7.12%、

エディオンが

7.12%、コジマが 1.99%である。まずこの図からわかることを各社述べてい

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