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帳票の定義

ドキュメント内 TI 34P02K12-01 (ページ 54-67)

3. エンジニアリング実習

3.5. 帳票の定義

● 手順 1 帳票ビルダの起動

オブジェクトビルダの[ツール

(T)

]-[帳票ビルダ

(R)

]を選択すると帳票ビルダ が開きます。

3.5.-1

帳票ビルダの初期画面

● 手順 2 ブロックの全般設定

メニューの[プロジェクト

(P)

]-[収集ブロックの追加

(R)

]を選択すると「ブ ロック設計」ダイアログが開きます。以下に設計内容の説明を行いますので,ここ では図のとおりに入力してください。

収集ブロック番号1から最大16

「記録報のタイプ」と「ブロック名」

1行に1つの収集ブロック定義内容が表示されます。

必ずチェック

日報にします データの集計作業を行い,自動印

刷を行う時刻を設定します。

実習ではデバッグ開始直前に変更 します

当日にします

自動割付されます 収集周期は1分,記録周期は30分を選択します

開始を選択します

設定項目について,説明します。

・ 記録報のタイプ

5

タイプあります。今回は日報とします。

・ 初期設定

「開始」を選択するとデータの収集を操業と同時に開始します。

「停止」を選択すると操業開始時のデータ収集は停止状態となります。

・ 周期

「収集周期」は帳票ブロックがデータを収集する間隔です。設定の単位は「分」

です。

「記録周期」は収集したデータをファイルに書き込むタイミングを指します。

設定の単位は「分」です。

例題の設定では,

1

分ごとにデータを収集し,

30

分ごとにファイルに書き込む ことになります。その場合には

30

分間のデータ(

30

個のデータ)をすべて書 き込むのではなく,

30

個の中の最大値,平均値,合計などを書き込みます。こ の集計方法(最大値,平均値,合計など)は次の「収集データ」タブで設定し ます。

・ 締め切り

日報の場合は

1

日のデータを集計し,印刷する時刻を「締め切り時刻」といい ます。月報の場合は毎日の締め切り時刻に加えて,「締め切り日」も設定しま す。

「記録報名」とは日報の場合,

1

日分のデータを保存する帳票名であり,月報 の場合は

1

ヵ月分の帳票名にあたります。例えば,

1999

10

1

日の日報の場 合,記録報名は「

D91001

」となります。

D

は日報を示します。西暦は下

1

桁,

それに月+日となります。

このように,記録報名自体は帳票ビルダが自動的に付けますが,その条件とし て,前日(前月)名とするか,当日(当月)名とするかをユーザが指定します。

下図を見てください。締め切り時刻を深夜

0

時とした場合,それまでの測定値 を収集した帳票は「前日」を指定して,

D91001

を記録報名とした方がわかりや すいでしょう。

下段のように締め切り時刻を

23

00

とすると記録報名は「当日」を指定するこ とになります。

実習では

1

時間ほどで締め切り処理を行うように設定しますので,記録報名は

「当日」にしておきます。

月報も同様に,

1

日を締め切り日にした場合は「前月」を指定します。

3.5.-3

締め切り時刻

・ 自動印字

「自動印字」は必ず[する]にします。「自動印刷をしない」にすると印刷用 のテンプレートが作成されません。

ここで「自動印字しない」としておいて,後で

ISAM

ファイルから指定の日時

で印刷用

Microsoft Excel

ファイルを作成するためには,プログラミングが必要

です。

締め切り時刻0000 1999 / 10 / 01

締め切り時刻2300

1999 / 10 / 02

1999 / 10 / 01 1999 / 10 / 02 収集期間

収集期間

補足 【

ISAM

ファイル(その

1

)】

VDS

は帳票のデータを

ISAM

と呼ばれる形式のファイルに保存しています。

ISAM

ファイル(

Index

Sequential Access Method

)は検索キーを内部に持つファイルで,レコードと呼ばれる単位ごとの検索に

便利なファイル形式です。

VDS

の帳票システムでは収集ブロックごとに

1

ファイルが作成されます。作成場所はメニューの[プ ロジェクト

(P)

]-[環境設定

(E)

]で設定したパスの下に作成されたフォルダの中です。ファイル名も タイプごとに自動的に決められます。例えばブロック番号

2

で月報を設計したとすると

32bit OS

の場合

C:\Program Files\YOKOGAWA\VDS\Data\Report\MONTHLY\M02.yex

64bit OS

の場合

C:\Program Files (x86)\YOKOGAWA\VDS\Data\Report\MONTHLY\M02.yex

となります。日報だと

32bit OS

の場合

C:\Program Files\YOKOGAWA\VDS\Data\Report\DAILY\D02.yex

64bit OS

の場合

C:\Program Files (x86)\YOKOGAWA\VDS\Data\Report\DAILY\D02.yex

となります帳票作成操作で「ブロック名」という場合は,この「

M02

」や「

D02

」を指します。

このファイルを直にダブルクリックすると,

ISAM

ユーティリティが起動して,ファイルの中を見る ことができます(

*1

)。

ISAM

ファイルは帳票ビルダで収集ブロックの定義を行った時点(データ収 集前)で作成されます。ファイルのサイズは,タイプ(日報,月報,ロット報),データの収集点数,

周期,締め切り集計などを計算して決められます。これにより,操業中にディスクスペースが足りな くなることは防げます。

*1: ISAMユーティリティで,帳票のデータを変更しないでください。

3.5.-4 ISAM

ファイルと記録報名の関係

記録報名:D91001 記録報名:D91002 記録報名:D91003 ISAM

D02 yex

● 手順 3 ブロックの収集データ設定

「収集データ」タブを開きます。この画面ではどのデータを印刷するかを設定しま す。図の番号にしたがって入力してください。

列名,表示桁,集計処理について説明します。

3.5.-5

「ブロック設計」ダイアログによるブロックの収集データ設定

③列名,表示桁,集計 処理を入力(本文を参 照してください)

②「Y 流量」をクリック し て 表 示 さ れ た プ ロ パ ティから「Cv」を選択

MainGroup のフォルダ をクリックしてオブジェ クト(Y流量)を表示

④[追加]を押すと,[登 録オブジェクト]に表示

(1)

オブジェクト:

MainGroup.Y

流量

(2)

プロパティ:

Cv

(3)

列名,表示桁,集計処理

・ 列名

VDS

は印刷用のデータファイル(

ISAM

ファイル)を作成し,データを保存し

ています。列名はその

ISAM

ファイルのフィールド名になります。ここでは

A

」と入力します(コラム参照)。

・ 表示桁

数値の編集桁数です。整数部

3

桁・小数部

2

桁とします。

・ インデックス

インデックスはこの項目(列)を

ISAM

ファイルの検索キーとするか否かの指 定です。ここでは使用しないのでノーチェックとします。

・ 集計処理

集計処理は,「全般」タブの[記録周期]で設定したタイミングでどのような 処理を行い,ファイルに保存するかを示しています。「平均値」を選択すると,

1

分周期で収集したデータの

30

分間の平均を記録します。

補足 【

ISAM

ファイル(その

2

)】

ISAM

ファイルの構造を説明します。

ISAM

ファイル全体は下図左のようになっています。その中の データブロックにはレコードという単位でデータが格納されています。レコードの項目をフィールド 名と呼びます。データブロックを表にたとえると,レコードが行で,フィールドは列になり,列名と も呼ばれます。

ブロック設計の際に作成された

ISAM

ファイルには「

RECORD

」「

REPORT

」「

RDATETIME

」のレ コード管理用フィールドがあらかじめ作成されています。さらに,ユーザが設定した列名(実習では

A

でした)がその後に設定順に続きます。

RECORD

」は属性でそのレコードの値が,記録周期ごとの値か,締め切り集計の平均値

or

最大値

etc.

を保存します。「

REPORT

」は記録報名です。「

RDATETIME

」は日時:時刻です。

3.5.-6 ISAM

ファイルの構造

ISAM管理ブロック データブロック

インデックスブロック

レコード1

レコード2

レコード3

RECORD REPORT RDATETIME A

全体構造

フィールド名(列名)

[ブロック設計]-[収集データ]タブの[列名]

● 手順 4 ブロックの締め切り集計方法設定

「締め切り集計」タブを開きます。この画面では,日報なら

1

日分のデータの集計 方法を,月報なら

1

月分のデータの集計方法を設定します。

以下の図中の番号順に設定を行い,最後に[

OK

]ボタンを押してください。

3.5.-7

「ブロック設計」ダイアログによる締め切り集計方法の設定

ブロックの設定は以上で終了です。

③[追加]を押します。[設 定]に新しく 1つ以上の V マークが付かないと「追加」

ボタンは有効になりません。

②集計対象となるオブジェクトを 選択します。ここをクリックして Vのマークを付けます。

(再度クリックすると消えます)

①集計タイプ(締め切り時刻に なったときに行う処理)を選択 します。実習では「平均値」と します。

④表示されました。

● 手順 5 保存

帳票ビルダのメイン画面に戻りましたら,設定項目を確認して保存します。

3.5.-8

保存

保存は上書きのみとなります。帳票設定のファイルは帳票ビルダを起動したオブ ジェクトビルダが現在開いているワークスペース中に決まった名称で作成されるた めです(ヒストリビルダと同じ理由です)。収集ブロックの定義は終了しましたの で,帳票ビルダは終了させてかまいません。

保存を行うと,

Microsoft Excel

用のテンプレートが自動作成されます。次はこのテ ンプレートの編集を説明します。

保存

● 手順 6 テンプレートの編集

エクスプローラで作成されたファイルを確認します。

3.5.-9

テンプレートの編集

Microsoft Excel

を[スタート]メニューから起動します。

「ファイル」メニューから「開く」を選択します。

デフォルトで以下のフォルダがあります。

32bit OS

の場合

C:\Program Files\YOKOGAWA\VDS\Data\Report\Template 64bit OS

の場合

C:\Program Files (x86)\YOKOGAWA\VDS\Data\Report\Template

その中には

master.xls

D01.xlt

(テンプレート)の

2

ファイルが作成されています。

D01.xlt

を開いてください。

Microsoft Excel

の画面が表示されます。

Report

フォルダのパスは変更可能です。

罫線を引き,時刻とY流量を入力します。

こ の セ ル (A3) が 次 に 設 定 す るmaster ファイルの「データ始点」になります

ドキュメント内 TI 34P02K12-01 (ページ 54-67)

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