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特に平成 5 年 5 月から 7 月にかけて火山灰が多かった。

3. 島原市および深江町の対応

地元の自治体も国および県の対策に対して補助=ドの路上げを行ったり、島原市および 深江町の義援金基金によって生活に密着した対策を行った(表 3 , 4) 。

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2

雲仙岳災害対策基金による降灰対策支援事業

平 成4 7

生 業 の 支 援 事 業 保 育 所 の 降 灰 対 策 事 業 降 灰 防 除 般 備 盤 備1/2助 成 稚 蚕 飼 育 委 託 事 業 稚 蚕 の 半 島 外 へ 飼 育 委 託1/2助 成

防 災 営 農 施 般 整 備 事 業 の 補 助 対 象 外 の 整 備 に 対 し そ の3分 の1を 助 成

降 灰 対 策 事 業 付 帯 施 依 : 二 重 カ ー テ ン 、 加 湿 機 園 芸 用 ハ ウ ス 農 林 業 の 対 策 事 業 簡 易 ハ ウ ス の 防 車 ピ = ‑ / レ 資 材 導 入 に 対 し 通 常 ピ

ニ ーJレ と の 差 額 の10分 の7を 助 成

森 林 の 復 旧 事 業 に 要 す る 安 全 衛 生 器 具 、 作 業 用 機 森 林 被 害 復 旧 対 策 事 業 械 の 盤 備 及 び オ ベ レ ー タ ー 養 成 に 対 す る 経 費 に つ

い て 降 灰 に よ る 噌 加 分 の4分 の 3を 助 成

3

島原市災害対策基金による│制反対策支援事業

普 賢 岳 地 繊 防 災 営 農 対 策 事 業

散 水 器 具 支 給 事 業

島原市は、降灰除去用の降灰袋 を各世帯に配布したり、降灰用の 清掃車と散水車の購入、水中ポン プの配備、各世帯への散水セット の配布などを行った, )。降灰袋 は鹿児島市から災害見舞として寄 贈された袋を当初各家庭に配った が、その後、島原市が作成したω

平 成4年 度

内 容

降 灰 地 域 土 犠 矯 正 土 嬢 矯 正 資 材 の 購 入 助 成 降 灰 防 止 ・ 防 災 除 去 被 覆 施 段 重 備 助 成 Jl  洗 浄 施 般 整 備 助 成

被 履 施 股 ・ 除 灰 施 股 盤 備 助 成 降 灰 袋 の 毘 布

水 道 機 材 セ ッ ト 支 給

4

火山氏に対する島原市・深

W I I J

の対応

年 月 日

H.  3.  9.  21  降 灰 袋 を 各 世 帯 へ 配 布 H.  3.  10.30  降 灰 周 清 掃 車 と 散 水 車 を 購 入

島 原 市 H.  4.  5.  26  水 中 ポ ン プ30台 を 公 民 館 に 各5第 配 備 H.  4.  7.  1  散 水 セ ッ ト を 全 世 帯 に 配 布

H.  5.  12. 18  20.000円 分 の 商 品 券 を 全 世 帯 に 配 布 H.  3.  9.  19  一 律50.000円 を 各 世 帯 に 配 布 H.  4.  5.  28  ホ ー ス を 各 世 帯 に 配 布 深 江 町 H. 4.  9.  22  月 額 1 .000円 の 水 道 料 補 助

H.  5.  6.  27  布 団 乾 燥 機 を 各 世 帯 に 配 布 H.  5.12.24  一 律10.000円 を 金 町 民 に 配 布

島原市建設課によれば、平成5年6月末現在の統計で l戸 平 均80袋、 lトン強の火111阪 が搬出された。降灰除去のための費用は国と島原市が2分の lずつを負担した。火山阪 の除去作業は、道路、学校などの公共施設を行政が行い、私有地を個人が行った。仙人 が扱う火山灰は降灰袋に詰めて所定の場所に置き、行政によって制収された。道路['.の 火山灰は散水車によって側溝に流していたが、道路の勾配がある東州 )jl付は流れやすい ものの、国道

2 5 1

号沿いの南北方向は流れにくい。また、側溝のふたがカルパートやコ ンクリー卜の場合は流れ込みにくいため、グレイティンゲのふたへの変吏の要増も

/ │ i

さ れた。散水車が入れなかった 4 m以下の幅員の狭い道路や、側憎がない道路およびj伝道 の降灰除去はなされなかった。乙の原凶としては、降灰の発生がいつまで続くかという

判断がつきかねていたことが考え られる。早期に終息すれば過大投 資になるおそれがあるため、歩道 や狭い道路の降灰除去用の機器の

5

雲仙岳噴火対策関係経費(降灰対策)

導入は行われなかった。

島原市内

6

地区の婦人会と商工 降灰対策 会議所婦人会の代表が平成

5

8

4

日、島原市役所に「降灰除去 による水道料金が家計を圧迫して

内 容

降灰地域特別健康診断事業

平 成4年度 島 原 市

児童福祉施段等降灰除去関連対策費 降灰土砂側溝波探事業土砂除去事業 農業用施政降灰除去事業

道路・排水路等の土木施般の降灰除去事業 文教施般等降灰除去関連対策費

公園水道施綬盤備事業

いる」として市財政からの助成を求めた。しかし、水道事業は税金を使わない独立採算 の特別会計であるため、水道料金の値下げは実現しなかった。島原市の

1 :

水道は、その 水源をすべて地下水に依存しており、ダム建設の必要がないため、水道料金は周辺の

i l i

や町に比べて半分程度で安いといえる。島原市水道課の調査によると、市内・般家庭の 毎月の水道使用料平均は

1 , 4 4 2

円で、このうち降灰除去関連は平均して

1 5 0

円(年閉じ

8 0 0

円)程度としており、降灰除去による水道料金のと昇は、全体で

10%

程度であったと

されている。

深江町は、各世帯へ散水用のホースや布団乾燥機の配布、水道料金の補助などを行っ た。深江町は、火砕流および土石流による人的・物的被害が小さかったために,義援金 は島原市と比較して余裕があるので全世帯に水道料などの補助をきめ~Illかに行った。災 害で多少とも地域全体が被害を受けたことおよび降灰除去にも手聞がかかっているを勘 案して、水道料の名目で各所帯に義援金を配分したとも考えられる。しかし、島原j¥jと 深江町で、被災者対策に差があったことも反省の材料となった。

平成

5

年の‑{!'‑末には、長引く噴火災a』とj正気の低迷による電灯しい'1::/,(\を|吹き jl~ ばし 清新な気持ちで新年を迎えてもらおうと、島原市は市内の全世帯に

2

万円分の商品券を 配布した。深江町でも、町内の全住民に対し"越年資金"として一律 l万円を配布した。

商庖街の活性化のためと降灰除去による水道料の負担増をカバーするものといえる。こ の他、島原市は市単独の事業でも降灰対策を実施した(表

5

。)

5

アンケート調査による降灰が市民生活に及ぼす影響とその対策の分析 1.アンケート調査の概要

降灰に対して、市民がどのような問題を抱え、どのような対策が必要だと考えている のかを具体的な数量で知るために、平成

5

1 0

月から同年

1 2

月にかけて島原iI:i全体の約

1 割の世帯を対象に、 「降灰が市民生活に及ぼす影響について

j

と題するアンケート調 査を実施した。調査票は、島原市内の 1 9 0 の町内会の各町内会長に配布を依頼し、郵送

方式で回収した。市内の全世帯の約 l 割の世帯に合計 1 , 263部を配布し、 952許I~ を問収し

た。回収率は75.4% であった。調査内容として降灰の発生頻度の認識や生前

I(iI

、健康:

I(II •

産業面への火山灰の影響とその対策、火山灰に対する工夫などを聞いた。

2 . 降灰の発生頻度の認識

島原市における降灰の発生頻度は、前述したように火山の噴火よりもむしろ火砕流の 発生頻度に大きく関係しており、火砕流の発生頻度の高い月ほど多量の降灰に見舞われ る。平成 5 年は 5 月から 7 月にかけて特に火砕流の発生時に大量の降灰に見舞われたが、

平成 5 年の 1 年間を通してみると、市民の半数以上が平均して r 1 週間に 1 回程度 J と