第2章 介護保険サービス等の現状と課題
2 居宅サービス
(1)サービス別利用者数・利用割合
【 現 状 】
・ 要介護 1~5 の人が利用する介護給付は、福祉用具貸与、通所介護、訪問介護の 順に利用者数が多くなっています。
・ 推移をみると、短期入所生活介護、短期入所療養介護及び訪問入浴介護を除き、
利用者数は増加傾向にあり、特に居宅療養管理指導、訪問リハビリテーション、
通所介護の増加率が高くなっています。
・ 要支援 1~2 の人が利用する予防給付は、訪問介護、通所介護に利用が集中して います。
・ 推移をみると、特に訪問リハビリテーション、訪問看護の増加率が高くなってい ます。
【 課 題 】
・ 介護給付については、訪問リハビリテーションや訪問看護等の医療系サービスの 充実を図るとともに、医療機関等との連携をより強化し、在宅療養を支える環境 整備を一層進めていく必要があります。
・ あわせて、介護者の急病時等に利用できるショートステイ(短期入所生活介護)
など、在宅介護を支える家族の支援の充実が求められています。
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〔 サービス別居宅サービス利用者数の推移(介護給付) 〕
介護給付
利用者数(1 か月あたり) 増加率
(平成24→
26年度)
標準的居宅サービス利用者 における利用割合 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 標準的居宅サービス利用者 8,335人 8,863人 9,061人 8.7% - - -訪問介護 4,199人 4,329人 4,336人 3.3% 50.4% 48.8% 47.9%
訪問入浴介護 720人 696人 652人 -9.4% 8.6% 7.9% 7.2%
訪問看護 1,079人 1,138人 1,208人 12.0% 12.9% 12.8% 13.3%
訪問リハビリテーション 174人 192人 203人 16.7% 2.1% 2.2% 2.2%
居宅療養管理指導 2,945人 3,298人 3,572人 21.3% 35.3% 37.2% 39.4%
通所介護 4,369人 4,759人 5,055人 15.7% 52.4% 53.7% 55.8%
通所リハビリテーション 845人 893人 886人 4.9% 10.1% 10.1% 9.8%
短期入所生活介護 971人 980人 966人 -0.5% 11.6% 11.1% 10.7%
短期入所療養介護 129人 118人 111人 -14.0% 1.5% 1.3% 1.2%
福祉用具貸与 5,197人 5,580人 5,817人 11.9% 62.4% 63.0% 64.2%
※「東京都国保連介護給付実績分析システム」(平成 24・25 年度は年度平均実績、平成 26 年度は 4~11 月審査分 平均実績)より
※標準的居宅サービス利用者とは、居宅介護サービス(特定施設入居者生活介護・特定福祉用具購入費・住宅改 修・居宅介護支援を除く)のうち、いずれか 1 種類以上のサービスを利用している人
※標準的居宅サービス利用者における利用割合=各サービス利用者数÷標準的居宅サービス利用者数
〔 標準的居宅サービス利用者における利用割合(介護給付) 〕
※「東京都国保連介護給付実績分析システム」(平成 26 年 4~11 月審査分平均実績)より 47.9
7.2 13.3 2.2
39.4 55.8
9.8 10.7 1.2
64.2
0%
20%
40%
60%
80%
訪 問 介 護
訪 問 入 浴 介 護
訪 問 看 護
訪 問 リハ ビリ テー ショ ン
居宅 療 養 管 理 指 導
通 所 介 護
通 所 リハ ビリ テー ショ ン
短期 入 所 生 活 介 護
短期 入 所 療 養 介 護
福 祉 用 具 貸 与
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〔 サービス別居宅サービス利用者数の推移(予防給付) 〕
予防給付
利用者数(1 か月あたり) 増加率
(平成24→
26年度)
標準的居宅サービス利用者 における利用割合 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 標準的居宅サービス利用者 2,722人 2,960人 3,208人 17.9% - - - 訪問介護 1,618人 1,678人 1,717人 6.1% 59.4% 56.7% 53.5%
訪問入浴介護 5人 3人 2人 -60.0% 0.2% 0.1% 0.1%
訪問看護 63人 73人 97人 54.0% 2.3% 2.5% 3.0%
訪問リハビリテーション 7人 9人 13人 85.7% 0.3% 0.3% 0.4%
居宅療養管理指導 157人 190人 193人 22.9% 5.8% 6.4% 6.0%
通所介護 1,297人 1,474人 1,640人 26.4% 47.6% 49.8% 51.1%
通所リハビリテーション 88人 84人 108人 22.7% 3.2% 2.8% 3.4%
短期入所生活介護 14人 20人 20人 42.9% 0.5% 0.7% 0.6%
短期入所療養介護 1人 1人 1人 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
福祉用具貸与 590人 655人 762人 29.2% 21.7% 22.1% 23.8%
※「東京都国保連介護給付実績分析システム」(平成 24・25 年度は年度平均実績、平成 26 年度は 4~11 月審査分 平均実績)より
※標準的居宅サービス利用者とは、居宅介護サービス(介護予防特定施設入居者生活介護・特定介護予防福祉用具 購入費・介護予防住宅改修・介護予防支援を除く)のうち、いずれか 1 種類以上のサービスを利用している人
※標準的居宅サービス利用者における利用割合=各サービス利用者数÷標準的居宅サービス利用者数
〔 標準的居宅サービス利用者における利用割合(予防給付) 〕
※「東京都国保連介護給付実績分析システム」(平成 26 年 4~11 月審査分平均実績)より 53.5
0.1 3.0 0.4 6.0
51.1
3.4 0.6 0.0
23.8
0%
20%
40%
60%
訪 問 介護
訪 問 入浴 介 護
訪 問 看護
訪 問 リハ ビ リテ ー ショ ン
居 宅 療 養 管理 指 導
通 所 介護
通 所 リハ ビ リテ ー ショ ン
短 期 入 所 生活 介 護
短 期 入 所 療養 介 護
福 祉 用具 貸 与
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居宅サービス区分支給限度基準額に対する利用割合は、5 割台となっています
(2)居宅サービス区分支給限度基準額に対する利用割合
【 現 状 】
・ 平成 26 年 4 月の消費税率 8%への引き上げに伴い介護報酬改定が行われ、消費 税引き上げ分の上乗せ対応が行われるとともに、居宅サービスの区分支給限度基 準額も引き上げられました。
・ 平成 26 年度の区分支給限度基準額に対する利用割合は、利用者全体では 54.2%
であり、東京都平均の 49.9%を上回っています。
・ 要介護度別にみると、要支援 2 の 40.1%から介護度が高くなるほど高くなり、
要介護 5 では 65.4%となっています。
・ 平成 24 年度時点と比較すると、利用割合は利用者全体で 1.7 ポイント上昇して います。
【 課 題 】
・ 介護報酬の改定が利用者のサービス選択に与える影響を見定めるため、引き続き 居宅サービス区分支給限度基準額に対する利用割合の動向に留意していく必要 があります。
〔 居宅サービスの区分支給限度基準額に対する利用割合 〕
要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 全体 平成 24 年度 47.3% 40.4% 40.9% 51.2% 55.5% 61.3% 63.8% 52.5%
平成 25 年度 48.2% 40.5% 41.4% 52.5% 56.5% 60.7% 65.2% 52.9%
平成 26 年度 48.5% 40.1% 43.9% 54.5% 57.2% 63.8% 65.4% 54.2%
平成 26 年度 東京都 44.7% 38.1% 38.4% 48.5% 54.0% 58.3% 63.8% 49.9%
全 国 46.3% 40.6% 45.0% 53.1% 58.2% 62.0% 64.9% 53.5%
※江戸川区:「東京都国保連介護給付実績分析システム」(各年度 10 月審査分)より
※東京都・全国:「介護給付費実態調査月報」(平成 26 年 10 月審査分)より
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有料老人ホームの増加により、特定施設入居者生活介護の利用が伸びています