2. 審査結果
2.7 薬効及び薬害
2.7.2 対象作物への薬害
フルチアニル
5.0 %乳剤について、2.7.1
に示した薬効・薬害試験において、薬害は認め られなかった。きゅうり、なす、すいか、メロン、かぼちゃ、いちご及び花き類・観用植物について、
申請濃度(5,000倍)及び申請濃度の
2
倍量(2,500倍)、使用方法「散布」により申請者が 実施したフルチアニル5.0 %乳剤の限界薬量薬害試験の報告書を受領した。
結果概要を表
2.7-2
に示す。試験の結果、きゅうりの2
倍量試験区で葉先に褐変が見られ る軽微な薬害がみられた以外は、薬害はみられなかった。以上から、申請作物に対する薬害について問題がないことを確認した。
表2.7-2 フルチアニル5.0 %乳剤の限界薬量薬害試験結果概要
試験場所
実施年度 供試作物 使用時期 希釈倍数 使用濃度*
(kg ai/hL) 使用
方法 結果
徳島県
H19 きゅうり
定植2日後(4葉期)
定植13日後(10葉期)
定植27日後(12葉期)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
試験場所
実施年度 供試作物 使用時期 希釈倍数 使用濃度*
(kg ai/hL) 使用
方法 結果
徳島県
H19 きゅうり 定植6日後 定植35日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H20 きゅうり
は種20日後(1.5葉幼苗期)
は種21日後(1.5葉幼苗期)
定植20日後(12~13葉期)
定植42日後(収穫期)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14 日後に調査。1.5 葉幼苗期の2500倍、処理 7日後及び14日後に葉先 に褐変が認められたが、
その後の生育に影響はな かった。それ以外の試験 区では薬害はみられなか った。
徳島県
H19 なす
定植2日後 定植13日後 定植27日後 定植41日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 なす 定植6日後
定植41日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H20 なす
は種34日後(4葉幼苗期)
定植20日後(7~8葉期)
定植63日後(収穫期)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 すいか 定植3日後(9~9.5葉期)
定植19日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 すいか 定植6日後(9~9.5葉期)
定植41日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H20 すいか
は種27日後(3葉幼苗期)
定植42日後 定植68日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 メロン
定植8日後(8.5葉期)
定植19日後(15~18葉期)
定植32日後 定植39日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 メロン 定植6日後(7葉期)
定植35日後(23~24葉期)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 メロン
定植2日後(7~7.5葉期)
定植27日後(22葉期)
定植34日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H20 メロン
定植13日後 定植42日後 定植66日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理 1 日後、3日後、7 日後、14日後に調査。い ずれの試験区も薬害はみ られなかった。
試験場所
実施年度 供試作物 使用時期 希釈倍数 使用濃度*
(kg ai/hL) 使用
方法 結果
徳島県
H20 メロン
は種27日後(3葉幼苗期)
定植13日後(9葉期)
定植49日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 かぼちゃ 定植6日後(6.5葉期) 2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 かぼちゃ 定植6日後(6葉期)
定植41日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H20 かぼちゃ
は種20日後(2葉幼苗期)
定植42日後 定植68日後
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H19 いちご
定植28日後(花房抽出期)
定植70日後(果実肥大期)
定植82日後(果実肥大期)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
徳島県
H20 いちご
定植105日後(果実肥大期)
定植154日後(果実肥大期)
定植167日後(果実肥大期)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
大分県
H19 バラ
伸長期 蕾肥大期 開花期
(7日間隔で2回)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
2回目処理前、2回目処理 7日後、14日後に調査。
いずれの試験区も薬害は みられなかった。
茨城県
H20 バラ 生育期~花蕾期
(7~8日間隔で3~5回)
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
各処理翌日、最終処理 7
~8 日後に調査。いずれ の試験区も薬害はみられ なかった。
徳島県
H20 バーベナ
幼苗期 開花前 開花期
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、3日後、7日 後、14日後に調査。いず れの試験区も薬害はみら れなかった。
茨城県
H20 バーベナ 開花期(7日間隔で2~3回)
2,500倍
(3回)
5,000倍
(2回)
0.002
0.001 散布
処理1日後、7日後に茎 葉、花について調査。い ずれの試験区も薬害はみ られなかった。
徳島県
H20 ペチュニア
幼苗期 開花前 開花期
2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理 1 日後、3日後、7 日後、14日後に調査。い ずれの試験区も薬害はみ られなかった。
茨城県
H20 ペチュニア 開花期(7日間隔で3回) 2,500倍 5,000倍
0.002
0.001 散布
処理1日後、7日後に茎 葉、花について調査。い ずれの試験区も薬害はみ られなかった。
*:有効成分濃度