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富士通の取り組み

ドキュメント内 アニュアルレポート2012 (ページ 40-52)

GRAPH 6 GRAPH 5

GRAPH 4

(十億円)

(十億円) %

(十億円)

設備投資額* 営業利益、売上高営業利益率

売上高*の主要製品別内訳

331日に終了した会計年度)

331日に終了した会計年度)

331日に終了した会計年度)

* テクノロジーソリューション全体

* セグメント間の内部売上高を含む

n n 営業利益(左目盛り)

売上高営業利益率(右目盛り)

nn システムプロダクト nn ネットワークプロダクト

0 200 400 800

600 335.7 673.6

337.9

280.8

563.6

282.7 268.2

326.5 273.1 587.4 594.8

314.3 317.1 619.1

302.0

2008 2009 2010 2011 2012 0

10 20 50 40 30

37.7

5.6

8.8

25.9 4.4 32.5

5.3

2008 2009 2010 2011 2012 10

8 6 4 2 0

47.2

7.7 45.5

0 20 40 100 80 60

80.5 74.0

86.9

2008 2009 2010 2011 2012 67.2 73.4 ネットワークプロダクト:当期の売上

高は、2,808億円(前期比4.7%増)と増 収となりました。

光伝送システムは、北米ではこれまで 堅調に推移していましたが、2011年度 後半から設備投資の減速に伴い伸び悩 みました。国内もNGNの投資一巡の影 響を受け、減収となりました。

モバイルシステム/ネットワークソ リューションは、スマートフォンの普 及に伴うトラフィック増対応により、

3G機器やルータの売上が増加、さらに LTEへの投資が本格化したことで、大幅 な増収となりました。

営業利益は、472億円(前期比17億円 増)と増益になりました。システムプロ ダクトは、PCサーバを中心にコストダ ウ ン 効 果 があ ったものの、UNIXなど サーバ関連の大幅な減収が影響し、減益 となりました。 GRAPH 5

ネットワークプロダクトは、スマー トフォンの普及に伴うトラフィック増 対応やLTEへの投資拡大による増収効果 により、増益となりました。

今後の取り組み

システムプロダクト:より豊かで安心で きる社会を築く上で、ICTの役割は拡大 しており、それを支えるサーバやスト

レージ、ソフトウェアなど基盤製品の 役割は非常に重要なものとなっていま す。また、ICTの柔軟な活用を可能とする クラウド・コンピューティングについ ては、それを 支 える 最 適 なプ ラット フォ ーム の 開 発 を 進 めていきます。

GRAPH 6

PCサーバやストレージでは、ドイツ FTSとの業務統合により、商品仕様をグ ローバルで統一し、開発効率の向上につ ながっています。販売台数の多い日本、

欧州市場でさらなるシェア拡大を図る とともに、成長市場である新興国、世界 最大の市場である北米での開拓を進め るため、今後パートナーチャネルの開 拓を行い、グローバルなビジネス拡大を 目指します。ソフトウェアでは、PaaS

(Platform as a Service)領域の新しい商 品の提供、特に重点分野であるクラウド に投資を集中します。また、UNIXサー バについては、オラクル社との協業によ り製品力を強化し、ビジネスの拡大を図 ります。

ネットワークプロダクト:クラウド時 代を迎え、情報とネットワークの融合 がより進む中で、ネットワークプロダ クトの位置づけはより一層重要なもの となっています。近年、開発プロセスの 改革による徹底したコストダウン、国

内、北米市場での売上拡大により、利益 体質に転換しています。次の成長ステー ジに向け、コストダウンを推進するとと もに、ホームネットワーク領域などの ようにネットワークや付帯するサービ スを活用した新たなビジネス領域を開 拓することで収益の向上を目指します。

光伝送システムは、先進的な製品の投入 により、日本と北米でのポジションをさ らに強固なものにしていきます。モバ イルシステム/ネットワークソリュー ションは、(株)NTTドコモ向けLTEビジ ネスを確実に遂行するとともに、当社の 強みであるLTE基地局や他社との連携に よるトータルソリューションの提供、

付帯するサービスの展開を行うことで、

ビジネスの拡大を目指します。

Performance

手のひらサイズの世界最小パソコン

Windows® 7ケータイ F-07C ポータブルナビゲーション「EP001

指紋センサー搭載のハイスペック 防水タブレット「ARROWS Tab Wi-Fi

パソコンは、スマートフォン連携や省電力、高速起動などの機能強化や、スレートPCの展開、また 日本市場においては、国内品質を武器とした商品ラインナップを揃えています。携帯電話は、従来 のフィーチャーフォンに加え、スマートフォン、タブレット端末の新ブランド「ARROWS」を展開し ています。モバイルウェアは、スマートフォンと連携してドライブがより楽しく、誰もが気持ちよ く使いこなせるカーナビをはじめ「ツナガル」製品で多様なニーズにお応えします。

ユビキタスソリューション

Ubiquitous Solutions

20123月期の業績(前期比)

(十億円)

売上高

1,154.2

(+2.5%)

営業利益

19.9

(–2.7)

設備投資額

15.6 (0.0)

? 用語解説

2011年国内 パソコン市場シェア

(台数ベース) 2011年国内 携帯電話市場シェア

(台数ベース)

1 n A 24.2%

2 n富士通 17.3%

3 n B 12.2%

4 n C 8.7%

5 n D 8.5%

6 n E 6.6%

7 nその他 22.6%

1 n A 20.1%

2 n 富士通 18.8%

3 n B 14.2%

4 n C 10.0%

5 n D 9.7%

6 n その他 27.2%

(出典:IDC Japan, Japan Quarterly Mobile Phone Tracker, 2012Q1

(出典:Gartner, Quarterly Statistics: Personal Computers, Worldwide by Region, 1Q12 Update 9 May 2012

1

2 4 3

5 6

7 1

2 4 3

5 6

Our Strength

-強み

パソコンは、品質にこだわった高い付加価値製品を提供しています。ノートパソコンは、設計から製造・

組立・カスタムメイドまで、島根富士通で一貫製造しています。またデスクトップパソコンは、海外より部 品を調達し、国内は富士通アイソテック、海外は欧州向けを中心にドイツの富士通テクノロジー・ソリュー ションズにおいて組立・カスタムメイドしています。携帯電話では、最先端の高速CPUを搭載したハイエン ド・スマートフォン?や、見やすさ・聞きやすさ・使いやすさを追求した「らくらくホンシリーズ」、タブレッ ト端末等バリエーションを強化し、先進性の高い高品質のモバイル機器を販売していきます。モバイルウェ ア?は、長年培った車載技術を活かし、カーナビゲーションをはじめ自動車用電子機器などにより、安心・

安全で快適なカーライフを提供しています。

HDD

Hard Disc Drive(ハード・ディスク・ドライブ)の略。情報を読み書きす る記憶装置のことで、パソコンをはじめとするコンピュータ機器に搭載 されている。

モバイルウェア

カーナビに代表されるようなオーディオ・ナビゲーション機器や移動 通信機器、自動車用電子機器などの富士通での総称。

Ultrabook™

米インテル社が提唱する薄型・軽量のモバイル・ノートパソコンのこ と。電源を入れてから起動するまでの時間が短いことなどが特長。

ユニバーサルデザイン

お年寄りや障がいのある方、外国人を含む誰もが身体的制約、知識、言 語の壁を超えて使用できることを前提に作られる仕様のこと。

スマートフォン

通話やメールだけでなく、自分でソフトウェアを追加するなどして機 能を変えることができる携帯電話のこと。

フィーチャーフォン

スマートフォンに対して従来の携帯電話のことを一般的に総称してこ う呼ぶ。

Performance

GRAPH 2

2011年世界 パソコン市場シェア

(金額ベース)

(出典:Gartner, Quarterly Statistics: Personal Computers, Worldwide by Region, 1Q12 Update 9 May 2012

GRAPH 1

国内 携帯電話市場予測

(出典:IDC Japan, Japan Quarterly Mobile Phone Tracker, 2012Q1

上記の数字は各期末(331日)時点のものです。

GRAPH 3

(千台)

世界 カーナビゲーションシステム 需要動向予測

(出典:一般社団法人電子情報技術産業協会AV主要 品目世界需要動向」 20122月)

0 10,000 20,000 50,000 40,000 30,000

37,95539,33338,510 38,865 38,740

2011 2012 2013 2014 2015 0

3,000 6,000 15,000 12,000 9,000

9,842

13,593 11,761 12,659

10,978

2011 2012 2013 2014 2015

1 n A 16.8%

2 n B 13.9%

3 n C 12.1%

4 n D 10.0%

5 n E 8.5%

6 n F 5.4%

7 n G 5.1%

8 n H 3.1%

9 n I 3.1%

10 n 富士通 2.0%

11 nその他 20.0%

1 2 3 5 4 7 6 89 10

11

(千台)

2011年実績

2011年の国内パソコン出荷台数は前 年比2.8%減の1,565万台となりました。

東日本大震災による工場操業停止やタ イ洪水によるHDD?不足が響きました。

個人市場では上位モデルの単価下落に よる割安感から、需要が喚起され増加し ました。法人市場はパソコン出荷が集中 する3月に震災が起こったため減少しま した。一方世界パソコン市場は、前年比 0.5%増の35,256万台となりました。

欧州債務問題やタイ洪水影響による HDD不足に加え、スマートフォンやタ ブレット型端末との競合により、前年比 微増にとどまりました。

携帯電話の国内出荷台数は前年比 5.1%増 の3,795万 台 となりました。

GRAPH 1 これはフィーチャーフォ

?の販売は減ったものの、スマート フォンが急速に普及しているためです。

世界のカーナビゲーションシステム 出荷台数は前年比5.1%増の984万台と なりました。 GRAPH 3 日本では、震 災影響による生産・販売台数減が響き減 少しましたが、自動車人口が急拡大して いる新興国をはじめ欧米でも順調な伸 びを見せ、増加しました。

20123月期実績

ユビキタスソリューションの当期の 売 上 高 は1兆1,542億 円(前 期 比2.5%

増)となりました。 GRAPH 4

パソコンについては、国内では企業向 けの大型ロット商談がありましたが、

個人向け市場における単価下落やタイ 洪水によるHDD不足の影響がありまし た。一方、海外では欧州での法人向け ノートパソコン販売が増加しました。

その結果、全世界の出荷台数は前期比

11.1%増の602万台となりました。

携帯電話は、国内携帯電話出荷台数は

(株)東芝との事業統合効果やスマート フォンを中心に多品種展開を行った結 果、前期比19.4%増の800万台となりま した。

モバイルウェア?は、震災影響による 稼動率低下、さらにタイ洪水影響による 自動車会社の操業低下を受け、オー ディオ・ナビゲーション機器販売が減 少しました。

営業利益は199億円で前期比27億円 の減益となりました。 GRAPH 5 パソ コンは、国内では販売価格低下やHDD 調達コスト増に対し、円高を背景とした

2012年見通し

パ ソ コ ン は 国 内 個 人 市 場 では、

Windows® 8やUltrabook™?が登場し、

需要を喚起しますが、一部タブレット型 端末への移行もあり、前年比で若干減に なると見ています。国内法人市場につ

いては、Windows® XPのリプレースが

進み増加が見込まれます。このことか ら日本市場は若干の増加が予想されま す。一方、海外では、個人市場について は、Windows® 8やUltrabook™による 拡販効果により増加が見込まれ、法人市 場については、引き続き堅調な需要が見 込まれます。この結果世界パソコン市場 は、前年比4.4%増の36,823万台と予 想されています。

携帯電話については、2012年の国内 出荷台数は前年比3.6%増の3,933万台 と 見 込 まれています。フィ ーチャ ー フォン市場は縮小しますが、スマート フォン市場への移行が急速に進むこと で、市場規模拡大が見込まれています。

世界のカーナビゲーションシステム 出荷台数については、新興国での自動車 販売台数が拡大することで、地理情報の 蓄積・整備が進み、所得増によりライン や純正オプションでの装着率上昇が見 込まれることから、前年比11.5%増の

1,097万台と予想されています。

GRAPH 3

市場動向 富士通の取り組み

ドキュメント内 アニュアルレポート2012 (ページ 40-52)