第4章 その他子ども・子育て支援施策の展開
第2節 安心して子どもを産み育てるための支援
施策の方向性
施策の内容
行うとともに、家庭の状況に応じて適切なサービスにつなぐための支援を実施できるよう 利用者への支援に対応できる提供体制の確保に努めます。
④子育てに関する学習機会の提供
子どもの健全な成長に向けて、子どもの健康や食事、生活や子育てなどについての正 しい知識を提供する場として、子育て学習センター等の教室を引き続き実施します。
⑤子育てに関する情報提供の充実
子育て支援センター・子育て学習センターを中心として、パンフレットや冊子、インター ネットを使って子育てに関する情報提供の充実に努めます。
⑥子育て家庭の経済的負担の軽減
各種手当の支給については、今後、国の動向を踏まえて適宜検討することとします。
(2)教育・保育事業及び地域子ども・子育て支援事業の充実 ①教育・保育事業の提供体制の充実
新制度の施設型給付に基づき、就学前児童への教育・保育事業の充実を図ります。
また、幼児期の教育・保育のニーズに総合的に対応するため、認定こども園の整備を 検討します。
②地域子ども・子育て支援事業の充実
保育所・幼稚園等の教育・保育施設を利用する子どもの家庭だけでなく、在宅の子育 て家庭を含むすべての家庭及び子どもを支援するため、一時預かりや学童保育、病児・
病後児保育事業など、地域子ども・子育て支援事業を本市の実情に応じ充実します。
③教育・保育サービスの質の向上
幼児期の特性や発達段階に応じた教育・保育ができるよう幼稚園教諭、保育士などの 専門性を高め、質の向上を図ります。
施策の方向性
施策の内容
2.親子の健康づくりの推進
核家族化や地域のつながりの希薄化などを背景に、妊娠・出産・子育てへの不安や負担感を 抱える親が増え、それが原因で児童虐待につながる場合も少なくありません。児童虐待を予防 し、母子の心身の健康を守るため、妊娠から出産、子育て期まで切れ目のない支援を行う包括 的・継続的な支援体制が必要です。
母子の健康保持・増進、疾病の予防や早期発見に対する取組みの充実を図り、妊娠から出 産、子育てまで、子どもを安心して生み育てられるよう、切れ目のない支援体制の充実を図りま す。
また、幼少期から、望ましい食生活や生活習慣などに関する知識の普及・啓発など、子どもが 心身ともに健やかに成長することを支援するための保健事業を推進します。さらに、子どもが急 病等になっても、必要な時に適切な医療が受けられるよう医療体制の充実を図ります。
(1)子どもと母親の健康づくりの推進 ①健診等保健事業の実施
現在実施している各種健診や保健事業については、実施状況・実施方法等の検証を 行いながら、保健師・栄養士・歯科衛生士等の専門職による母子支援を充実した内容で 実施します。
また、健診や教室などを実施した際は、参加者の満足度について把握を行い、参加者 の意見やニーズに対応できるよう、実施方法や実施内容を検討します。
②出産・育児に関する学習機会の提供
子育て支援センターや子育て学習センターにおいて、健康に関する様々な情報を提供 するとともに、親しみやすい施設づくりに努めます。
(2)食育の推進
①保護者への情報提供・意識啓発
食育は、食育の大切さや望ましい食習慣、栄養についての基礎などを知ることから始 まります。保護者の食育について興味を持ってもらうため、引き続き幼児歯科健診におい て適切なおやつの与え方等の講和や資料・レシピの配布、パネルによる展示を行い、意 識向上につなげます。
②相談窓口の整備
食事は各家庭において特色があり、家庭を取り巻く生活環境やライフスタイルによって 大きな差があります。一人ひとりの食生活や栄養について的確な指導を行うため、乳幼 児健診、育児相談において個別栄養指導を実施し、乳幼児の食事についての指導や助 言を行います。
また、個別指導のほかに随時電話による相談受け入れ体制を整備しており、今後も引 き続き対応を図ります。
③学校・幼稚園・保育所での取組み
今後、各学校・幼稚園・保育所との連携、協力体制をとりながら、食育を展開していき ます。
④保護者が参加できる教室の実施
食生活改善推進協議会“いずみ会”と連携を図りつつ、引き続き各地区での親子クッ キング教室等の保護者参加型の教室を展開していきます。
⑤離乳食についての情報提供
離乳食についての正しい知識を提供するため、離乳食教室により講話や離乳食の試 食等を行い、実践につなげます。
⑥食育推進計画との整合性
具体的な食育の展開については、淡路市食育推進計画と整合性を図りつつ事業を展 開します。
②連携体制の構築
鬼春期における性教育や悩みの相談など、適切な指導やアドバイスを行うために学級 担任と養護教諭のつながりはもとより、適宜保健師が連携するなど、学校と行政の連携 体制の構築を図ります。
(4)小児医療の充実
①小児救急医療体制整備の推進
引き続き現在実施している在宅当番制を実施し、夜間診療の確保に努めます。
また、内容の更なる充実をめざし、診療時間の拡充等について検討していきます。
②小児医療に関する相談体制の確保
現在の体制で継続的に実施します。緊急的な子どもの病気や体調変化等について相 談対応し、保護者の不安解消や必要に応じて診療につなげるなど、適切な対応に努めま す。
施策の方向性
施策の内容
3.仕事と家庭の両立支援
結婚や出産、子育て、介護などで就労が継続できなかったり、就労条件に制約が生じることな どがないよう、男女に関係なく誰もが就労し働きやすい職場づくりを進める必要があります。また、
社会経済情勢の変化などで、雇用や収入等で制約を受けることがなく、仕事と家庭のバランス がとれた多様な働き方を選択できる「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」を推進し、
働き方の見直しなど社会全体の機運の醸成が重要です。
子育てと仕事の両立支援のためのサービスの充実及び利用促進を図るとともに、ワーク・ライ フ・バランスや育児休業法等の各種制度などについて、企業や労働者に対する啓発や情報提供 を行います。
なお、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた働き方の見直しを促進するにあたっては、兵庫 県をはじめ、労働局や企業、労働者団体、子育て支援活動を行う団体等と連携しながら、地域の 実情に応じた取組みを進めます。
(1)子育てを支援する職場環境の整備
①育児支援を含めたカリキュラムの作成促進
既存で開催されている商工会主催のセミナーや講習会を通して、企業に対して育児支 援の観点からカリキュラムの作成を働きかけていきます。
②労働者・企業への意識啓発活動
企業だけでなく、労働者にも子育て支援の理解を促すことが必要であり、セミナーの際 にチラシを配布したり、ホームページで随時啓発を行います。
(2)仕事と子育ての両立支援
①仕事と子育ての両立のためのサービス提供
就労している保護者が安心して子どもを預けられる環境をつくるため、各種サービスを 引き続き提供していきます。
②ワーク・ライフ・バランスの確立に向けた情報提供
施策の方向性
施策の内容
第3節 地域ぐるみでの子育て支援
1.子育て支援ネットワークの充実
家族の小規模化や近隣関係の希薄化を背景に、子育てで孤立する家庭も少なくありませ ん。このような状況を踏まえ、子育てに不安や負担を感じることなく、保護者が安心して子ども を生み育てていくためには、家庭、地域、教育・保育施設等子どもの生活の場を有機的に連携 させ、地域コミュニティの緩やかな関係の中で子どもを育んでいける取組みが重要です。
子育てに悩みや不安を感じても、身近な地域で必要に応じ適切な相談援助や情報提供な どが受けられるよう、地域の関係団体・機関が連携した子育て支援のネットワークの充実を図 ります。
また併せて、保護者が子どもと向き合い、喜びを感じながら子育てできるよう、「子育ち」と
「子育て」を地域で支えることのできる環境づくりを進め、地域も一緒に育つ子育ち・子育ての まちづくりを支援します。
(1)淡路市子育て支援ネットワークの促進
子育て家庭に対して、多方面からの支援や情報提供が必要とされるため、ネットワークを 活用して事業を展開し、各団体が支援・交流することで、きめ細やかな子育て支援につなげ られるよう促進していきます。
(2)子育て支援に関するきめ細かい情報提供
子育て情報やハンドブック情報を掲載したホームページの整備を検討します。
また、子育て情報システム等が整備できれば、利用者はあると思われるため、システム整 備を検討します。
(3)子育て家庭と地域との交流の促進
核家族が進行していく中、地域からの声かけや地域全体で育て見守っていくという意識