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学校施設の耐震補強・改築・大規模改造・修繕工事(校舎・園舎リフレッシュ事業)の計画基準

ドキュメント内 出雲市学校施設整備・耐震化基本計画 (ページ 67-72)

工事区分 施設

文部科学省補助基準(H23 年度) 出雲市の計画基準(案) 備考

小中学校の校 舎・屋内運動場 (1)耐震補強工事

幼稚園の園舎

補助対象となる棟は次のとおり 非木造 Is 値 0.7 未満 木造 Iw 値 1.0 未満

・Is値 0.3未満は、早急に耐震補強工事を実施する。 (※1)

・Is 値 0.3以上 0.7未満は、原則、Is値が低い順に耐震補強工事を実施する。

(※1)

※1:耐震補強対象建物が下記の【改築事業対象表】の改築計画対象、または再 編計画対象施設となる場合、それらの計画との整合性を図り計画する。

また、昭和46年以前の建物の耐震補強工事の実施にあたっては、改築 を含め総合的な検討を行う。

※ 1 : 耐 震 補 強対 象 建 物 が 下 記 の

【改築事業対象表】の改築計 画対象、または再編計画対象 施設となる場合、それらの計 画 と の 整 合 性 を 図 り 計 画 す る。

また、昭和 46年以前の建物 の耐震補強工事の実施にあ たっては、改築を含め総合 的な検討を行う

小中学校の校 舎・屋内運動場 (2)改築工事実施

基準

幼稚園の園舎

補助対象となる棟は次のとおり

耐力度調査(※2)の結果、次の点数未満となった棟

・非木造 4500(5000)点未満

・木造 5500(6000)点未満

)は、別敷地移転、全面改築又は適正配置の為の危 険 改 築の場合 や敷地立 地等特 別の理由 (S45 年以前の建 物)がある場合にある 500 点の耐力度の緩和措置。

文部科学省が定める耐力度調査結果により、国の補助を受け実施する。

また、改築事業は、次の建物の経過年数を目安として、耐力度調査を行い計画 する。

【改築事業対象表】

昭和 56年以前に建築さ れた建物

昭和57年以降に建築さ れた建物

鉄筋コンクリート構造(※3) 50年以上経過した建物 60年以上経過した建物 鉄骨構造(※3 ) 40年以上経過した建物 40年以上経過した建物 なお、再編計画との整合性を図り計画する。

※2:耐力度調査は、構造耐力と保 存度(老朽化)を評価するも ので、満点は 10,000 点。文 部 科 学 省 の 補 助 を 受 け て 改 築 す る 場 合 に 必 要 な 調 査 で ある。

※ 3: 参 考; 文 部科 学省が 示す 財 産 処 分 年 限 ( 財 産 処 分 制 限 期間)・鉄筋コンクリート構造:

60年、鉄骨構造:40 年、プ ール:30 年

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-対象施設 工事区分 施設

文部科学省補助基準(H23 年度) 出雲市の計画基準(案)

補助対象となるものは次のとおり

補助項目 対象工事下限額

建物全体の改修

7000 万円 (小規模校等は 1000 万円)

エコ改修

7000 万円

(1 事業 400 万円以上)

教育方法等 2000 万円

トイレ改修 400 万円

余裕教室 200 万円

法令適合 400 万円

校内 LAN 400 万円

空調設置 400 万円

障がい児等対策 400 万円

安全管理対策 1000 万円

地域・学校連携 1000 万円

グラウンド 1000 万円

学習環境 1000 万円

太陽光発電 400 万円

文部科学省が定める補助制度を受け、次表の方針で計画的に実施する。

なお、大規模改造の実施範囲は、原則仮設校舎の建設を要しない範囲で計画する。

補助項目 大規模改造計画時期

建築 築後 30 年以上経過し、大幅に改修が必要な場合 建 物 全 体

の改修

設備 築後 20 年以上経過し、大幅に改修が必要な場合

エコ改修 教育方法等

トイレ改修 余裕教室 法令適合 校内 LAN 空調設置 障がい児等対策

安全管理対策

① 老朽改造に合わせ左記の項目を面的に計画

② 校舎園舎リフレッシュ事業により個別対応をする

地域・学校連携 大規模改造事業では計画しない グラウンド

増改築・大規模改造時に合わせ計画

(工事用仮設スペースを校庭に確保するなど整備が必要となるもの)

学習環境 増改築・大規模改造時に合わせ計画(個別検討)

太陽光発電 校舎の全面的な改築に合わせ計画(個別検討)

補助対象となるものは次のとおり。

補助項目 対象工事下限額

建物全体の改修 400 万円

エコ改修 400 万円

教育方法等 400 万円

トイレ改修 400 万円

法令適合 400 万円

空調設置 400 万円

障がい児等対策 400 万円

安全管理対策 400 万円

運動広場 1000 万円

学習施設 1000 万円

太陽光発電 400 万円

文部科学省が定める補助制度を受け、次表の方針で計画的に実施する。

なお、大規模改造の実施範囲は、原則仮設校舎の建設を要しない範囲で計画すること。

補助項目 大規模改造計画時期

建築 築後 30 年以上経過し、大幅に改修が必要な場合 建 物 全 体

の改修 設備 築後 20 年以上経過し、大幅に改修が必要な場合

エコ改修 教育方法等

トイレ改修 法令適合 空調設置 障がい児等対策

安全管理対策

○ 老朽改造に合わせて左記の項目を面的に計画

○ 校舎園舎リフレッシュ事業により個別対応をする

運動広場

増改築・大規模改造時に合わせ計画

(工事用仮設スペースを校庭に確保するなど整備が必要となるもの)

学習施設 増改築・大規模改造時に合わせて計画(個別検討)

太陽光発電 園舎の全面的な改築に合わせて計画(個別検討)

(3) 大 規 模 改 造工事

プール 補助対象とするものは、耐震補強工事のみ。それ以外の改修は補助対象外。 プール本体が概ね35年以上経過したプールは、FRP コーティングやプールサイドの改修を行う必要がある場合 なお、ろ過機等の設備は、適時補修・交換を行う。

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-工事区分・対象施設 文部科学省補助基準(H23 年度) 出雲市の計画基準(案)

(4)校舎・園舎リフレッシュ事 業

基準なし 次の優先度の高い順で整備を行なう

優先度 内容

Aランク 老朽化が著しく危険であるため可及的速やかに実施が必要な修繕 Bランク 老朽化が進みおおむね1年以内に実施が必要な修繕

Cランク おおむね2~3年以内に実施が必要な修繕 Dランク A・B・C以降の修繕

E-A Aランク該当 E-B Bランク該当 Eランク 改築・大規模改造事業との調

整を行って対応する修繕

E-C Cランク該当

① 主要な建築部位及び設備種別による修繕整備方針は別途に定める。

ただし、鋼板製屋根は、経年劣化により雨漏りを生ずるため、築後概ね20年経過で修理(塗装等)を 実施するなど、建物の状況に応じた対応をする。

(5)エレベータ設置 【新増改築時】

新増改築の補助対象床面積として算入

【大規模改造時】

大規模改造 質的整備(障がい児等対策)として認定されたものが補助対

原則、次表のとおりとする

設置時期 校舎の増改築時、または、肢体不自由・病弱等 階段の昇降が危険 となる児童生徒の在籍状況を考慮して計画

設置場所 小中学校の校舎に設置 設置条件 3階以上に教室がある場合に設置

小学校 12 学級、中学校6学級以上の学校に設置 (6)エアコン整備

【新増改築時】

整備対象室は、児童・生徒及び教職員が使用する全ての部屋(普通教室や 屋内運動場を含む。)とする。文部科学省が示す建築単価に含まれ、エア コン整備による補助加算はない。

【大規模改造時】

児童・生徒及び教職員が使用する全ての部屋(普通教室や屋内運動場を含 む。)の整備に要する経費が補助対象

エアコンの整備対象室・時期

整備時期 整備対象室

小学校 校舎の校長室・職員室・相談室・保健室・会議室・

図書室・コンピュータ教室・音楽室

中学校 校舎の校長室・職員室・相談室・保健室・会議室・

図書室・コンピュータ教室・音楽室 既 存 施 設 に 年

次 的 に 整 備 す る室

幼稚園 園舎の職員室・預かり保育室 増 改 築 に 合 わ

せ整備する

校舎(園 舎):上記以外の教室 、保 育室及び管理 諸室に整備 する。

(廊下拡幅型の多目的スペースには整備しない)

屋内運動場(武道場含む):ミーティングルーム

(7)校庭の芝生化 【大規模改造時】

暗渠 排 水管 の敷 設を含 めた基 盤 整備を 含め芝 張りに 要 する 経費 が 補助 対

校庭(園庭)の全面的な芝生化は、下記のとおりとする。

①地元において、芝の植え付け・育成・管理について、市と「覚書」を交わし、永続的かつ適切に管理できる団 体があること。

②芝生 化にあたっ ての基 盤整備に 関わる費用 (校 庭の排水整 備、散水 設備 、芝の当 初育成に関 わる経費 等)は、市の負担とし、芝の維持管理に関する費用は、地元負担とする。

※中学校の校庭は、原則、芝生化は行わない。

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-4.学校施設整備・耐震化基本計画

ドキュメント内 出雲市学校施設整備・耐震化基本計画 (ページ 67-72)