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子どもの生きる力を育成する学校等の教育環境の整備

ドキュメント内 次世代育成支援行動計画 (ページ 48-67)

【現状と課題】

  学校は、家庭教育と並んで、子どもの生きる力を育む重要な場です。

しかし、近年学校現場において、いじめ、不登校、暴力等様々な形で子どもの問 題が発生し、また、外部からの侵入者による子どもを巻き込んだ暴力や殺人事件 が全国各地で発生する等学校や子どもをめぐり様々な対策の必要を迫られていま す。

これらの状況に対し、現在の子どもを取り巻く家庭や学校、社会の抱える課題 について、学校、家庭、地域が一体となって考え、その解決に取り組み、子ども にとってよりよい教育環境を整えていく必要があります。

 そして、次代を担う子どもたちの個性を最大限に伸ばし、生きる力を育むこと ができる学校教育推進に向け、確かな学力の向上を図るとともに、体験活動の充 実による豊かな人間性の育成、より開かれた学校運営となるよう学校評議員制度 をはじめとする地域住民の参加等安全で魅力ある学校づくりを展開していく必要 があります。

【具体的な施策】

○確かな学力の向上

 児童生徒一人ひとりが学習の基礎基本を確実に身につけ、確かな学力の向上 を図るため、一人ひとりの能力・適正を生かす指導の充実に努めます。そのた めに、教職員の資質・指導力の向上に向け、講師・初任者から管理職までそれ ぞれのステージに合わせた研修を、県の関係機関とも連携して推進します。

◇実態把握のための諸検査の実施

◇市教育委員会計画訪問の実施

◇各種加配教員の配置

◇各種研修会による教員の指導力の向上

○人間関係づくり・社会性の育成

・教育活動のあらゆる場面を通じ、人間性を支える道徳教育を充実させるととも に、次代を担う児童生徒が夢や希望に向かって、体験活動等を生かした豊かな

心の育成に資する教育を推進します。

・教育活動のあらゆる場面を通じ、人権意識の高揚を図り、同和問題をはじめあ らゆる人権問題を解決しようとする児童生徒を育成するとともに、人権同和教 育推進のため保護者や地域の人々の理解と協力が得られるよう努めます。

・障害がある等特別な支援の必要な児童生徒に対し、一人ひとりの状況に応じて、

個々の発達と自立に向けた教育活動の充実に努めます。

◇地域の人材等を活用した体験活動の推進

◇病院内学級の開設

◇地区進出学習会の実施

◇障害に応じた学級の開設

◇障害児学級支援非常勤講師等の配置

    ◇福祉施設等を活用した体験学習の実施

○不登校児童生徒の解消と問題行動への対応

  生徒指導、進路指導を充実し、心と心がふれあう楽しい学校、いじめや不登 校がない学校づくりに努めます。また、不登校・問題行動等の解消のために、

関係機関との連携を密にして、適切な対応にあたります。

◇各種加配教員の配置

◇不登校生徒適応指導教室の開設

◇いじめ・不登校指導員の配置

◇不登校対応教員の配置

◇スクールカウンセラーの配置

◇心の教室相談員の配置

◇子どもと親の相談員の配置

○より開かれた学校運営と地域に根ざした学校づくり

  ・確かな学力の向上、人間関係づくり・社会性の育成を図るとともに、各学校の

特色を生かし、創意と工夫を生かした活力ある学校経営に努めます。 

・児童生徒の発達段階に応じて、情報や情報機器を選択し活用するとともに、情 報を積極的に発信できる能力の育成を図るなど情操教育の推進に努めます。

・教育活動全体を通して、児童生徒の計画的な読書活動の推進や学校図書館の利 用の促進に努めます。

・健康な心と体を支える食について、児童生徒自らが主体的に考えられるように するとともに、学校教育活動全体を通して学校給食教育の充実に努めます。

・運動の楽しさや喜びを味わい、たくましい体と豊かな心を併せ持つ児童生徒を 育成します。また、生涯にわたって心身ともに健康で安全な生活を実践できる

児童生徒の育成をめざし、健康・安全教育の充実に努めます。

・豊かな国際性を育むため、日本及び諸外国の文化伝統等に理解と関心を持ち、

世界の中の日本人として自覚を深める国際理解教育の推進に努めます。また、

国際性を育むため小学校における英語活動の研究推進を図ります。

・学校や地域がより一層輝きを放つために、研究団体や個人等への支援をします。

◇地域の人材等を活用した体験活動の推進

◇全市一斉学校公開の実施

◇教育を考える会の実施

◇学校評議員制度の実施

◇特色ある学校づくり推進事業

◇朝の全校一斉読書の実施

◇図書館司書・司書教諭の配置

◇2学期制、長期休業の短縮・活用等新しい学校教育のあり方の研究

◇学校図書館資源共有ネットワークの構築

◇研究、文化体育活動への援助

◇多様な情報を選択・活用する基礎的能力の育成

◇健康な心身の育成をめざした給食教育の充実

◇学校給食の衛生管理の徹底と保護者・地域社会との連携

◇学校体育・健康教育の充実及び安全教育の徹底と学校保健の充実

◇国際交流等による諸外国の生活・文化体験

◇帰国子女等の児童生徒への指導と支援

◇小学校英語活動の研究

◇就学援助事業

○幼児教育の充実

 幼稚園・保育所は子どもの健やかな成長を育む場として質の向上に努めると ともに、子どもや子育てについての地域の中核的なセンターとして機能し、子 育て家庭や地域の教育力の向上を図ります。また、幼稚園・保育所等の就学前 教育から小学校教育へ円滑に移行できるよう、学校との連携に努めます。

◇各種保育事業の実施

◇保育所・幼稚園のオープンデーの充実

◇地域子育て支援センター事業の充実

◇私立幼稚園運営費補助事業

    ◇私立保育所育成費補助事業

    ◇関係職員の研修

※ワークショップでの意見

・ 中・高校生の子どもとの交流学習の取組みがされているが、内容や交流の様子など を保護者に伝え、学校と家庭、施設等が連携して子どもを育てていくことが大切。

※ パブリックコメントからの意見

・ 人間関係づくりや社会性の育成のために、赤碕高校が取り組んだような継続的、体 系的な役立ち感を感じることのできるコミュニケーションスキルを習得する時間 を、幼児期、学童期から取り入れる必要があると思います。また、そのためには、

乳幼児に手のかかる保育士の増員も必要だと思います

③ 家庭の教育力の向上

【現状と課題】

 家庭は子どもにとって生きていくための礎であり、また、家庭教育はすべての 教育の出発点であり、基本的な生活習慣や倫理観、社会的なマナー、自制心や自 立心等を育てる上で重要な役割を果たすものです。子育ての第一義的な責任は親 もしくはそれに代わる養育者にありますが、近年の、少子化、核家族化の進行の 中で、親自身が小さな子どもと接した経験が少なく、また、身近に子育てについ て助言や手助けをしてくれる人がいない状況も増えており、孤立傾向のままで、

子育てに不安感を抱いたり、子育てに悩んでいる親も多くいます。親として子ど もに関わる基本的な知識や技術を習得するための支援を行うとともに、子育てに 対する親の不安や負担を取り除き、子育て中の親同士が情報交換をしあったり、

子育てにゆとりや楽しみがもてる環境づくりを進めることが必要です。

【具体的な施策】

○親としての基本的事項の習得

子どもの発達に応じた食生活や生活時間の配慮、子どもへの声かけや遊び方 等子どもに関わる基本的な知識や技術を習得するための情報提供や親教育プロ グラムの検討を含め実践的な研修の機会を提供するとともに、家庭訪問等によ り個別の状況に応じた支援を行います。

    ◇乳幼児健診時の栄養士・保健師による指導

    ◇家庭訪問による保健師等の指導

    ◇家庭支援推進保育事業の実施

    ◇地域子育て支援センター事業の充実

◇各種子育て講座の開催

    ◇親教育プログラム実践の検討

 

○子どもの育ちに応じた家庭環境への支援

子どもの発達や状況に応じた様々な対応について、情報提供や相談、サービス 利用等きめ細かな支援を行います。

    ◇家庭児童相談室事業の充実

◇思春期子育て講座の開催

◇乳幼児健診時の栄養士・保健師による指導

    ◇家庭訪問による保健師等の指導

◇家庭支援推進保育事業の実施

◇地域子育て支援センター事業の充実

◇スクールカウンセラーの配置

◇心の教育相談員の配置

◇子どもと親の相談員の配置

◇各種子育て講座の開催

○子育てにゆとりや楽しみがもてる環境づくりと情報提供

地域子育て支援センター事業や保育所・幼稚園のオープンデー等の事業を見 直し、連携を図り、子育て中の親子が集い、気軽に親同士が情報交換をしたり、

子育てについての情報収集や技術を身につけることができる場づくりに積極的 に取り組みます。

また、育児の負担が母親一人に偏ることのないよう、家族同士の協力、職場 や地域の支援等啓発に努めます。

    ◇地域子育て支援センター事業の充実

◇保育所・幼稚園オープンデーの実施

◇児童館(児童センター)事業の充実

◇各種子育て講座の開催

◇生涯スポーツ・レクリエーションの振興

※     ワークショップでの意見

・ 今の親世代の育成を考える必要があり、子育て支援センターを活用した親教育のた めの事業を実施する等、親自身が考え実践できる力をつけるための研修の機会をつ くる。

・ 保護者の都合より子どものことを優先するという保護者の意識やそれを支援する 社会全体の環境整備が必要。

・ 幼児期からテレビを見せ、テレビに子守をさせていないでしょうか。家庭において ノーテレビ・ビデオデーを実施し家族の会話や子どもと関わる時間を増やす取り組 みが必要。

ドキュメント内 次世代育成支援行動計画 (ページ 48-67)

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