外来語の将来としての意見を聞いたところ(図8−1・1),「なるべく減らしていくべきだと思う」者
は22.0%,「もっと増やしていくべきだと思う」者は6.6%で,3人に2人の者は「自然の成り行き
に任せる方がよい」 (65.5%)と答えている。性別にみると(図8・1−2),大きな男女差はみられない。
性・年齢別にみると(図8−1・2),男女とも高齢層ほど,外来語は将来,「なるべく減らしていくべ
きだと思う」者が多くなっており,特に男性の60歳以上では35.0%が「減らしていくべきだ」と答
えている。
これに対して,男性の10代は「もっと増やしていくべきだと思う」者が14.8%と,他の年齢層よ
り多くなっている。職業別にみると(図8・f・2),外来語は「なるべく減らしていくべきだと思う」者は,その他の無職
(33.3%)と農林漁業(33.0%)で,それぞれ3人に1人と,他の職業より多くなっている。
さらに,外来語の増加についての意識別にみると,いずれにしても過半数は「自然の成り行きに任 せる方がよい」という意見であるが,今以上に外来語が増えることを好ましいと思っている者で,外 来語は将来,「もっと増やしていくべきだと思う」者は13.6%で,「なるべく減らしていくべきだと 思う」者が7.3%である。一方,外来語が増えることを好ましくないと思っている者では,将来,外来 語を「なるべく減らしていくべきだと思う」者が33.6%で,「もっと増やしていくべきだと思う」者 は2.4%にとどまっている。
図8−1−2 外来語の将来
(性別,性・年齢別,職業別,外来語の増加についての意識別)
なるべく減らしもっと増やして自然の成り行き
わから ていくべきだといくべきだと思に任せる方がよその他
ない 思う う い
n k
(3,087) 22.0 6.6
総 数
〔性 別〕
男 性 女 性
〔性・年齢〕
男性 10 代 ( 20 代 ( 30 代 ( 40 代 ( 50 代 ( 60歳以上 ( 女性 10 代 ( 20 代 ( 30 代 ( 40 代 ( 50 代 ( 60歳以上 (
〔職 業〕
農林水産業
商エサービス業
管 理 職 事 務 職 労 務 職
主 婦 学 生 その他の無職
自 由 業
専門技術職
〔外来語の増加につ
いての意識 〕好 ま し い
好ましくない
わからない
(1,387) 23.6 6.9
(1,700) 20.8 6.3
88) 11.4 14.8
135) 10.4 11.1 176) 11.4 9,1 184) 17.9 5.
259) 22.8 6.6 545) 35.0 4.6
101)
183) 10魯4 10.9 271) 11.& 8.5 237) 18.1 6.3
368) 26.1 5.2
540) 28・7 4・1
/」
65.5
64.3 66.5
68.2
74.&
75.0
71.7,
166.0
㌧ 54.3
k/」
5.0 09
0.8
( 112) 33・0 3・6
( 262) 23.7 6.5 1
( 81)
( 490) ユ8・4 8・0
(582)
(778)
( 217) 11・1 12・O
( 490) 33・3 3・7
( 43)
( 32) 18・8 6・3・
73.8 75.6
72.2
62.5
57.2
54.5 64.1
9.3
0.7
7.1
69.6
71.4
54.3
7.368.8 6.3
4.1 5.6
5.7 2.2
3.4 4.9
3.1
4.8
5.0 3.8 3.7 2.5 4.9
3.8
1.2
2.9 4.3 5.9 5.1
(1,144) 7・3 13・6 76・1 2・6
( 236) 9・3 d ±1 65・7∈ 、 20・8
2.5 17
*「自由業」と「専門技術職」は,回答者数が50人より小さいので参照するにとどめ,分析の対象からは外してある
2 将来の外来語の使用
外来語の将来の使用については(図8・2−1),「分かりにくい外来語は言い換えしたり,説明を添え て使うようになるべきだと思う」(49.5%)という者が半数で,次いで「外来語についても学校で教 えて,誰もが分かり使えるようにすべきだと思う」 (21.6%),「個人の自由にまかせるべきだと思 う」 (15.5%)という者が続いている。
性別にみると(図8・2・2),将来の外来語使用についての意識に,男女差はみられない。
性・年齢別にみると(図8・2−2),「分かりにくい外来語は言い換えしたり,説明を添えて使うよう になるべきだと思う」という者は,女性の30代で63.1%と特に多くなっている。
また,「外来語についても学校で教えて,誰もが分かり使えるようにすべきだと思う」者は,男性 の10代から20代と女性の10代といった若年層で3割弱と,やや多くなっている。
職業別にみると(図8−2−2),「分かりにくい外来語は言い換えしたり,説明を添えて使うようにな るべきだと思う」者は,管理職(61.7%)と事務職(59.8%)で6割前後となっている。
また,農林漁業に「外来語は,なるべく和語や漢語に言い換えるべきだと思う」者(17.9%)が2 割弱と,他の職業より多くなっている。
さらに,外来語の増加についての意識別にみると(図8・2−2),「分かりにくい外来語は言い換えし たり,説明を添えて使うようになるべきだと思う」者(好ましい44.4%,好ましくない53.3%)と
「外来語は,なるべく和語や漢語に言い換えるべきだと思う」者(同2.6%,10.7%)は,今以上に外
来語が増えることを好ましくないと思っている者の方が,「外来語についても学校で教えて,誰もが
分かり使えるようにすべきだと思う」者(同30.2%,17.6%)と「個人の自由にまかせるべきだと思う」者(同18.7%,12.4%)は,外来語が増えることを好ましいと思っている者の方が,それぞれ多 くなっている。
図8−2−2 将来の外来語の使用
(性別,性・年齢別,職業別,外来語の増加についての意識別)