3 - 1 基本目標(目指す姿)
本計画の基本目標を「高齢者が住み慣れた地域で、安全に安心していきい きと暮らす住まいの実現」とします。
これは県政の運営方針である「幸せ実感くまもと 4 カ年戦略」の中で掲 げられた「いつまでも楽しく、元気で、安心して暮らせるくまもと」を目指 し、関連計画の基本方針や目指す姿を踏まえたものです。
「熊本県住生活基本計画」
(基本方針)
幸せを実感できる豊かな住生活 の実現
「熊本県高齢者福祉計画・介護保険事業支援計画」
(計画の目指す姿)
高齢者がいきいきと輝き長寿を楽しめるくまもと すべての高齢者が
・暮らしたいと思う地域・場所で
・快適かつ安心・安全に
・生きがいを持ちながら
自立して長寿を全うすることのできる熊本を目指 します。
「熊本県地域福祉支援計画」
(目標)
ともに創る「地域共生」くまもと 誰もが暮らしたいと思う地域で 安心して暮らせるまちづくり
「熊本県やさしいまちづくり推進計画」
(目指す姿)
高齢者や障がい者等を取り巻く様々な障 壁を取り除き、県民誰もがともにいきい きと暮らせるような社会の創造
「熊本県高齢者居住安定確保計画」
(基本目標:目指す姿)
高齢者が住み慣れた地域で、安全に安心していきいきと 暮らす住まいの実現
「幸せ実感くまもと4カ年戦略」
“安心を実現する”
子どもも若者も、子育て世代も、高齢者も、障がいのある人もない人
も、誰もが互いに尊重し、生きがいを持ち、健やかに自分らしく暮らし
ている「いつまでも楽しく、元気で、安心して暮らせるくまもと」
3 - 2 理念(基本的視点)
本計画は、「高齢者が住み慣れた地域で、安全に安心していきいきと暮ら す住まいの実現」を目指して、次の3つの理念(基本的視点)を念頭におい て策定します。
(1)高齢者の意思及び尊厳の尊重
住み慣れた自宅や地域で暮らし続けたいという高齢者の意思が尊重され、
実現できる社会づくりが必要です。
また、人生の最期まで個人として尊重され、その人らしく暮らしていくこ とは全ての人の願いであり、高齢者一人ひとりの生き方や考え方が尊重され た生活を送ることができる社会の実現が求められています。
(2)地域包括ケアシステムの構築(地域とのつながり)
医療や介護が必要になっても、安心して住み慣れた地域で暮らし続けるこ とができるよう、地域包括ケアの体制づくりを進めていく中で、高齢化の状 況や高齢者向け住まい等の整備状況等、地域の実情を踏まえた施策が求めら れています。なかでも、活動や参加という地域リハビリテーションの視点を 含めた介護予防・生活支援の充実や、医療と介護をはじめとする多職種の連 携、認知症施策の総合的な推進等が特に重要となります。
また、地域住民の誰もが地域のつながりやふれあいのなかで、地域の人と 共に支え合いながら暮らすまちづくりが求められています。
(3)ユニバーサルデザイン
持家・借家を問わず、住宅のバリアフリー化は不十分であり、高齢者が在 宅で安全で快適に日常生活を送ることができるようユニバーサルデザインに よる住環境の整備が必要です。
【理念(基本的視点) 】
●高齢者の意思及び尊厳の尊重
●地域包括ケアシステムの構築(地域とのつながり)
●ユニバーサルデザイン
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第3章 施策の方向性
目標1:多様なニーズに応じた住まいの確保
目標2:住まいの質の確保と住まいを支えるサービスの充実
目標3:入居の支援体制の充実
目標4:地域で支えるサポート体制の充実・構築
3 - 3 目標
基本目標や3つの理念(基本的視点)を踏まえ、第2章の現状と課題に対 応するため以下の4つの目標を設定します。
【現状と課題】
○ 多様なニーズに対応できる住まいの不足
○ 住宅のバリアフリー化の遅れ
【現状と課題】
○ 質の向上が求められる住まいの提供事業者
○ 質・量とも不十分な在宅生活を支えるサービス
【現状と課題】
○ 不十分な情報提供・相談体制
【現状と課題】
○ 必要性が高まる地域で高齢者を支える仕組み
○ 地域交流拠点の不足
※1:サービス付き高齢者向け住宅等とは、緊急通報や安否確認等のサービスを行う高齢者向け住 まい(具体的には、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム、シルバーハウジング等)
のことをいいます。
なお、国は、国土交通省成長戦略において、2020年までに高齢者人口に対する高齢者向 け住宅の割合を3~5%とする目標を掲げています。
※2:バリアフリー化とは、「手すりの設置」、「段差の解消」、「車いす等が通行できる廊下幅 の確保」など、高齢者に配慮した設備を備えることを言います。