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固有の値を持たない初期化パラメータ 固有の値を持たない初期化パラメータ 固有の値を持たない初期化パラメータ 固有の値を持たない初期化パラメータ

『Oracle9iデータベース・リファレンス』には、オペレーティング・システム固有の多くの

初期化パラメータのデフォルト値が記載されています。ただし、『Oracle9iデータベース・

リファレンス』でオペレーティング・システム固有値として説明されているパラメータで も、Windows 98に影響しないものもあります。このような場合、Windows 98は、Oracle9i カーネルに設定されているデフォルト値を使用しているか、あるいはそのパラメータを使用 していません。Windows 98に影響しない初期化パラメータを表6-1に示します。

関連項目関連項目 関連項目関連項目:

SGAに関する初期化パラメータの詳細は、『Oracle9iデータベース・パ フォーマンス・ガイドおよびリファレンス』を参照してください。

SGAおよびその構成要素の詳細は、『Oracle9iデータベース概要』を参照 してください。

表 表 表

表 6-1 初期化パラメータ初期化パラメータ初期化パラメータ初期化パラメータ パラメータ

パラメータ パラメータ

パラメータ 説明説明説明説明

AUDIT_FILE_DEST Windows 98ではサポートされていないので、初期化パラメータ・

ファイルには追加しないでください。

DB_WRITER_PROCESSES サポートされています。ただし、Windows 98の非同期I/O機能があ

るため、通常は必要ありません。

COMPATIBLE_NO_RECOVERY Oracle9iカーネルに設定されているデフォルト値が使用されます

(Windows 98固有の値ではありません)。

初期化パラメータの値の表示 初期化パラメータの値の表示 初期化パラメータの値の表示 初期化パラメータの値の表示

Windows 98固有のパラメータ値を表示するには、テキスト・エディタで

%ORACLE_BASE%¥admin¥db_name¥pfile¥init.oraファイルを開きます。init.ora ファイルやOracle9iカーネルで指定されているパラメータ値をすべて表示するには、

SQL*Plusのコマンド・プロンプトに次のコマンドを入力します。

SQL> SHOW PARAMETER parameter_name

parameter_nameは、特定の初期化パラメータの名前です。

%ORACLE_BASE%¥admin¥db_name¥pfile¥init.oraファイル、またはOracle9iカーネ

BACKGROUND_CORE_DUMP Oracleが、SGAをOracleバックグランド・プロセスのコア・ファイ

ルに含めるかどうかを指定します。

SHADOW_CORE_DUMP Oracleが、SGAをフォアグラウンド(クライアント)・プロセスのコ

ア・ファイルに含めるかどうかを指定します。

CORE_DUMP_DEST Oracleがコア・ファイルをダンプするディレクトリを指定します。

CPU_COUNT Oracle9iにより、この値はOracleインスタンスが利用できるCPUの

数に自動的に設定されます。

HI_SHARED_MEMORY_ADDRESS Windows 98には該当しません。

SHARED_MEMORY_ADDRESS Windows 98には該当しません。

LARGE_POOL_SIZE 使用可能なメモリーで許容される最大値を使用します。

LOG_BUFFER 初期データベースは、Oracle9iカーネルに設定されている値を使用し

ます(Windows 98固有の値ではありません)。Oracle Database Configuration Assistantの「カスタム」データベース作成オプション を使用すると、このパラメータの値をカスタマイズできます。

ORACLE_TRACE_COLLECTION_PATH Oracle9iカーネルに設定されているデフォルト値が使用されます

(Windows 98固有の値ではありません)。

ORACLE_TRACE_FACILITY_NAME Oracle9iカーネルに設定されているデフォルト値が使用されます

(Windows 98固有の値ではありません)。

ORACLE_TRACE_FACILITY_PATH Oracle9iカーネルに設定されているデフォルト値が使用されます

(Windows 98固有の値ではありません)。

SPIN_COUNT Oracle9iカーネルに設定されているデフォルト値が使用されます

(Windows 98固有の値ではありません)。

表 表 表

表 6-1 初期化パラメータ(続く)初期化パラメータ(続く)初期化パラメータ(続く)初期化パラメータ(続く)

パラメータ パラメータ パラメータ

パラメータ 説明説明説明説明

データベース初期化パラメータ データベース初期化パラメータ データベース初期化パラメータ データベース初期化パラメータ

新規データベースを作成するときは、表6-2の初期化パラメータを確認します。データベー スを作成した後で、これらのパラメータを変更することはできません。新規データベースの 作成方法の詳細は、このマニュアルの第1章「インストール後のデータベースの作成」を参 照してください。これらのパラメータを変更する手順も説明されています。

データベース制限の計算 データベース制限の計算 データベース制限の計算 データベース制限の計算

表6-3に、Oracle9iデータベースの制限を計算するためのサイズ・ガイドラインを示します。

表 表 表

表 6-2 データベース初期化パラメータデータベース初期化パラメータデータベース初期化パラメータデータベース初期化パラメータ パラメータ

パラメータ パラメータ

パラメータ 説明説明説明説明 CHARACTER SET1

1 これは、初期化パラメータではなく、CREATE DATABASE文の句です。この句の使用例については、

このマニュアルの第1章「インストール後のデータベースの作成」を参照してください。

データベースで使用するグローバリゼーション・サポートのキャ ラクタ・セットを指定します。このパラメータを設定できるのは、

データベース作成時のみです。

DB_BLOCK_SIZE 標準のOracleデータベース・ブロックのサイズを、バイト数で指

定します。

DB_NAME 作成するデータベースの名前を指定します。データベース名は、8

文字以下の文字列です。データベースの名前は、変更できません。

表 表 表

表 6-3 ブロック・サイズ・ガイドラインブロック・サイズ・ガイドラインブロック・サイズ・ガイドラインブロック・サイズ・ガイドライン タイプ

タイプ タイプ

タイプ サイズサイズサイズサイズ

最大ブロック・サイズ 16,384バイト(16キロバイト(KB))

最小ブロック・サイズ 2キロバイト(KB) ファイル当たりの最大ブロック 4,194,304ブロック ブロック・サイズが16Kの場合の最大ファイ

ル・サイズ

64ギガバイト(GB)

(4,194,304×16,384) = 64ギガバイト(GB) データベースごとの最大ファイル数(ブロッ

ク・サイズに応じて変化):

2Kのブロック・サイズ 20,000ファイル

4Kのブロック・サイズ 40,000ファイル

8Kのブロック・サイズ 65,536ファイル

16Kのブロック・サイズ 65,536ファイル

最大データベース・サイズ 65,536×64GB(約4ペタバイト(PB))

データベースごとの最大エクステント数(ブ ロック・サイズに応じて変化)。標準値:

2KBのブロック・サイズ 121エクステント

4KBのブロック・サイズ 255エクステント

8KBのブロック・サイズ 504エクステント

16KBのブロック・サイズ 1032エクステント

32KBのブロック・サイズ 2070エクステント シャドウ・プロセス・メモリー:

リリース9.0.1 444K

リリース8.1.7 335K

リリース8.1.6 335K

リリース8.0.5 254K

リリース8.0.4 254K

表 表 表

表 6-3 ブロック・サイズ・ガイドライン(続く)ブロック・サイズ・ガイドライン(続く)ブロック・サイズ・ガイドライン(続く)ブロック・サイズ・ガイドライン(続く)

タイプ タイプ タイプ

タイプ サイズサイズサイズサイズ

HOMEID

製品をインストールする各Oracleホーム・ディレクトリの一意のレジストリ・サブキーを 表す。あるコンピュータ上の異なるOracleホーム・ディレクトリに製品をインストールす るたびに、新しいHOMEIDが作成され、増分される。各HOMEIDには、インストールさ

れたOracle製品独自の構成パラメータ設定が含まれる。

HOME_NAME

ORACLE_HOMEの名前を表す。リリース8.1.6以降では、すべてのOracleホームに一意な HOME_NAMEがある。

Internet Inter-ORBプロトコルプロトコルプロトコルプロトコル ((Internet Inter-ORB Protocol: IIOP)(( )))

異なるベンダーのオブジェクト・リクエスト・ブローカ(ORB)同士が、TCP/IPを使用し て通信することを可能にする規格。

listener.ora

サーバー上にある、1つ以上のTransparent Network Substrate(TNS)リスナーを記述する 構成ファイル。

Microsoft管理コンソール管理コンソール管理コンソール管理コンソール ((Microsoft Management Console)(( )))

スナップインという管理ツールのホストとなるアプリケーション。Microsoft管理コンソー ル単体では、なんらの機能も提供しない。

NTグローバル・グループグローバル・グループ グローバル・グループグローバル・グループ((NT global groups)(( )))

現在のドメイン全体とそれを信頼する別のドメイン内のコンピュータおよびリソースへのア クセス権を持つユーザーが含まれる。グローバル・グループには、そのメンバーとして、グ ローバル・ドメイン・ユーザー・アカウントのみが含まれる。

Oracle インタフェース。

Oracle Protocol Support

特定のネットワーク・プロトコルの機能を、Oracle Transparent Network Substrate(TNS) のアーキテクチャへマップする製品。このプロセスは、TNSファンクション・コールを、基 礎を形成するネットワーク・プロトコルへの要求に変換する。これにより、すべてのプロト コルでTNSがインタフェースとして動作するようになる。Oracle Netには、Oracle Protocol Supportが必要。

ORACLE_BASE

このマニュアルでORACLE_BASEと呼ばれるOracleベースは、Oracleディレクトリ・ツ リーのルート・ディレクトリである。

Oracle Universal Installerのデフォルト設定を使用してOFA準拠のデータベースをインス トールする場合、ORACLE_BASEは、X:¥oracleになる。ただし、Xは任意のハード・ドラ イブ(C:¥oracleなど)。

ORACLE_HOME

Oracle製品が動作する環境に対応。この環境には、インストールされた製品ファイルの位

置、製品のバイナリ・ファイルを指すPATH変数、レジストリ・エントリ、ネット・サービ ス名およびプログラム・グループが含まれる。

Oracle Universal Installerのデフォルト設定を使用してOFA準拠のデータベースをインス トールする場合、Oracleホーム(このマニュアルでは、¥ORACLE_HOMEと呼ばれる)は、

X:¥ORACLE_BASEの下に配置される。Oracleホームには、Oracleソフトウェアの実行可能 ファイルおよびネットワーク・ファイル用のサブディレクトリが格納される。

Oracleインスタンスインスタンスインスタンスインスタンス ((((Oracle instance))))

Oracleの構成要素に関連づけられたサービス。

PL/SQL

SQL言語を拡張した、オラクル社のプロシージャ型言語。

PL/SQLでは、SQL文をプロシージャ構造と組み合せることができる。プロシージャ、ファ

ンクション、パッケージなどのPL/SQLプログラム・ユニットを定義して、実行できる。

RAWパーティションパーティションパーティションパーティション ((raw partition)(( )))

できるかぎり下位のディスク(ブロック)・レベルでアクセスされる、物理ディスクの一部。

REDOログ・バッファログ・バッファ ログ・バッファログ・バッファ((((redo log buffer))))

データベースに対する変更の情報を格納するシステム・グローバル領域内の循環バッファ。