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営業許可

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第4章 ベトナム

② 営業許可

1 月以降、外国企業に開放される予定となっている。

近年外国人がレストランの運営を行っている例もあるが、それらの店舗のオーナー はベトナム人のようである。

フランチャイズであれば、外国企業も店舗展開が可能となる。フランチャイジーが 地場企業であればその店舗は外国企業の扱いとはならないため、飲食店は外資規制の、

小売店は ENT や販売品目規制の対象とならない。また、フランチャイジーが該当事業

(外食もしくは小売)の営業許可証を取得していれば店舗展開ができるため、フラン チャイザーである外国企業は投資証明書を取得しなくてよい。

外国企業によるフランチャイズは、商工省にフランチャイズ登録をした後、1 店舗 目を出店する。その店舗を最低 1 年間営業することで、地場企業や個人へのフランチ ャイズ販売権の付与が可能となり、2 店舗目以降の出店ができる。

既に KFC(米国)やロッテリア(韓国)などがフランチャイズでそれぞれ全国に 100 以上の店舗を保有している。2013 年 2 月にはスターバックスコーヒー(米国)がホー チミンに 1 号店を出店しており、今後数百店舗にする計画がある。マクドナルド(米 国)も今後 1~2 年以内に 1 号店をフランチャイズにて出店し、将来的には 100 店舗を 目指すと発表している。

図表 4-23: フランチャイズで進出している企業の例

店名 企業名

1 Pizza Hut Yum! Restaurant International Pte., Ltd シンガポール

2 Hard Rock Café Hard Rock Limited 米国

3 Kentucky Fried Chicken Yum! Restaurant International Pte., Ltd シンガポール

4 MK Restaurants MK Restaurant Co., Ltd タイ

5 Gloria Jean's Coffees Gloria Jean's Coffee International Pty オーストラリア

6 Illy Caffe' Illy Caffe' S.P.A イタリア

7 Lotteria Lotteria Co., Ltd 韓国

8 Thai Village Thai Village Holdings Ltd シンガポール

9 Subway Subway International B.V オランダ

10 Outback Steakhouse Outback Steakhouse Int' L.P 米国

11 zpizza Zpizza International Inc 米国

12 Round Table Pizza Round Table Franchise Corp 米国

13 Haagen - Dazs Haagen - Dazs International Shoppe Company 米国

14 Pepper Lunch SFBI (Asia - Pacific) Pte Ltd シンガポール

15 Texas Chicken Cajun Global LLC 米国

16 The Manhattan Fish Market Manhattan Fish Market Franchise Pte., Ltd シンガポール

17 Dunkin' Donut Dunkin' Donut Franchising LLC 米国

18 STARBUCKS Starbucks Coffee International, Inc 米国

注 :企業名はエリアフランチャイザーなども含む 出所:商工省ウェブサイトより大和総研作成

5. 外資規制と会社設立

(1) 投資に関する法律

2006 年に共通投資法が制定され、直接投資に係る規制や手続きなどについて整備さ れた。投資優遇分野・地域や優遇内容、投資禁止分野、条件付投資分野などが定めら れ、その分野、地域においては法人税、付加価値税(VAT)、輸入関税、土地使用料な どの減免がある。また、国際化に向けて内国企業と外国企業の差をなくし、同じ環境 下で投資を行えるよう規定しているため、外国企業に対する特別な優遇はない。同時 に統一企業法が制定され、会社設立や運営、決議の方法などについて規定している。

食品では、塩の加工、開発および精製、瓶ジュースや缶ジュースの製造について、

輸入関税や土地使用料に関する優遇が行われる。なお、共通投資法制定当初は工業団 地などが投資優遇対象地域となっていたが、現在は対象から外れている。

(2) 会社設立のフローと留意点

投資金額と投資分野によって「投資登録」または「投資審査」を経て投資証明書を 取得する。投資制限分野とは、重要な国家プロジェクトや首相案件などを指す。

投資登録は、工業団地などの管理委員会や省レベルの人民委員会が必要書類を受領 した後、不備等がなければ 15 営業日以内に投資証明書が発給される。投資審査は、管 理委員会または人民委員会が必要書類を受領した後、審査が行われ、30~45 営業日以 内に投資証明書が発給される。しかし外国投資家の場合、投資登録に当てはまる規模 の投資案件であっても投資審査と同様の書類の提出を求められることがある。

図表 4-24: 投資手続の種類

投資額 投資制限分野に該当 投資制限分野に該当しない

3,000億ドン以上 投資審査 投資審査

3,000億ドン未満 投資審査 投資登録

出所:No. 108/2006/ND-CP より大和総研作成

投資証明書を取得後、会社登記、社印の作成、税務登記、銀行口座開設などを行い、

新聞等で会社設立を公表する。その後、土地の契約、工場建設、食品安全基準準拠証 明書の取得、環境適合証明書の取得などを経て、営業開始となる。食品加工業の場合、

設立準備を始めてから営業開始までは半年から 1 年程度を要するのが一般的である。

外資の差別が少ない ベトナム

外資進出時の審査は

厳しい

図表 4-25: 子会社設立のフロー(工業団地に入居する食品加工所の場合)

準備 ・ 工業団地管理局に相談

・ 土地リースに関するMOUを締結

・ 投資証明書の申請準備

必要に応じて「輸入・流通」や「酒類販売」についても記載する 申請

・ 環境影響評価/環境保護誓約の提出(事業所の規模や内容による)

投資証明書取得 営業準備

・ 会社登記、社印の作成、税務登記、銀行口座の開設

・ 新聞などでの会社設立公告

・ 労務関連手続

・ 土地リース契約

・ 建設許可取得⇒工場設立

・ 食品安全基準準拠証明書取得

・ 環境適合証明書の取得 など

営業開始 15~45営業日程度

数ヵ月~半年程度

出所:E-Regulations Vietnam 他より大和総研作成

(3) 外国企業に対する規制

食品加工業は外資 100%での会社設立が可能。

食品小売業は 2009 年以降、外国企業 100%での進出が可能となっているが、外国企 業が 2 店舗目以降の小売店を出店するには Economic Needs Test(ENT)という審査が あり、その地域の人口、小売店の数、地域の発展計画などを考慮した上で、出店が許 可される。

外食業は 2015 年 1 月以降、100%外国企業での飲食店設立が可能となる。現在はホ テルの建設投資に併存する場合のみ、ホテル内への飲食店設立が可能となっている。

現状、外国人による飲食店は、ベトナム人をオーナーとして実際の経営は外国人が行 っているパターンが多い模様。

小売と外食には外国

企業に対する規制が

残る

第5章 ミャンマー

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