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各種保険制度について

ドキュメント内 honka handbook print 20180402 (ページ 130-133)

1.独立行政法人日本スポーツ振興センター「災害共済給付制度」

本校は日本スポーツ振興センター災害共済給付制度に加入していますので,学校の管理下に おける負傷,疾病,障害又は死亡に対して給付金を受けることができます。

① 共済掛金(年額) 1,520 円

② 給付の対象となる災害の範囲と給付金額

災害の 種類

災害の範囲 給付金額

負傷

その原因である事由が学校の管理下で生じたもので、

療養に要する費用の額が 5,000 円以上のもの

医療費

・医療保険並の療養に要する費用の額の 4/10(そ のうち 1/10 は、療養に伴って要する費用として加 算される分)

ただし、高額療養費の対象となる場合は、自己負担 額(所得区分により限度額が異なる。)に療養に要 する費用の額の 1/10 を加算した額

・入院時食事療養費の標準負担額がある場合は、

その額を加算した額 疾病

その原因である事由が学校の管理下で生じたもので、

療養に要する費用の額が 5,000 円以上のもののうち、

文部科学省令で定めるもの

・学校給食等による中毒 ・ガス等による中毒

・熱中症 ・溺水 ・異物の嚥下又は迷入による疾患

・漆等による皮膚炎 ・外部衝撃等による疾病

・負傷による疾病 障害

学校の管理下の負傷又は上欄の疾病が治った後に残 った障害(その程度により第 1 級から第 14 級に区分さ れる。)

障害見舞金 3,770 万円~82 万円

[通学中の災害の場合 1,885 万円~41 万円]

死亡

学校の管理下において発生した事件に起因する死亡 及び上欄の疾病に直接起因する死亡

死亡見舞金 2,800 万円[通学中の場合 1,400 万 円]

突然死

運動などの行為に起因する突然死

死亡見舞金 2,800 万円[通学中の場合 1,400 万 円]

運動などの行為と関連のない突然死 死亡見舞金 1,400 万円[通学中の場合も同額]

③ 給付の対象となる「学校の管理下」の範囲

○ 学校が編成した教育課程に基づく授業を受けている場合

○ 学校の教育計画に基づく課外指導を受けている場合

○ 休憩時間中、その他校長の指示・承認に基づき学校にある場合

○ 通常の経路及び方法により通学する場合

○ 寄宿舎にあるとき 等

④ 給付に関する注意事項

○ 同一の災害の負傷又は疾病についての医療費の支給は、初診から最長10年間行われ ます。

○ 災害共済給付を受ける権利は、その給付事由が生じた日から2年間行わないときは、

時効によって消滅します。

○ 災害共済給付の給付事由と同一の事由について、損害賠償を受けたときは、その価額 の限度において、給付を行わない場合があります。

○ 学生が自己の故意の犯罪行為により、又は故意に、負傷し、疾病にかかり、又は死亡 したときは、当該医療費、障害又は死亡に係る災害共済給付を行いません。ただし、

当該学生が、いじめ、体罰、その他の当該学生の責めに帰することができない事由に

より生じた強い心理的な負担により、故意に負傷し、疾病にかかり、又は死亡したと きは、この限りではありません。

○ 学生が自己の重大な過失により、負傷し、疾病にかかり、又は死亡したときは、当該 障害又は死亡に係る災害共済給付の一部を行わない場合があります。

⑤ 給付を受けるための手続き

○ 学校の管理下で災害に遭った場合、関係教員又は学務課学生係に連絡して下さい。 災 害共済給付の申請に必要な書類を保健室から受け取り、受診した医療機関へ持参し、

診療点数等の証明を受けます。

○ 必要な書類を保健室へ提出します。センター担当部署において、審査の上、給付金額 を決定し、学校を通じて保護者へお支払いします。

2.一般財団法人熊本県PTA教育振興財団「熊本県PTA共済」

学校教育活動やPTA活動中などに、活動への参加あるいは活動中に起きた事故により死亡、

負傷、活動中の急性の疾病等の災害を被った方に対して、共済金を給付し、これによってPT A活動や学校教育の円滑な運営を図ることを目的として設けられたものです。

① 共済掛金(年額) 800 円

② 共済金給付の対象となる活動

活動区分 活動内容

1.学校教育外

(1)単位後援会が主催又は共催する学生等の活動(後援会長名で案内)

(2)単位後援会が主催又は共催する活動で、学生等の参加が事前に認められ ているもの

(3)単位後援会の主催又は共催する活動ではないが、部活動、学級、学年、学校 単位で参加するもので事前に後援会長が承認したもの

(4)学校管理下ではないが、校長が委嘱した指導者の指導監督によるスポーツ・

文化活動で、事前に後援会長が承認したもの(部活動、学級、学年、学校単 位で参加するもの)

(5)これらの活動に参加するための正規の往復中(公共交通機関利用中は対象外、

スクールバス利用中は対象となる) 2.学校管理下

(負傷は対象外)

(1)教育課程に基づいて実施される諸活動

授業中、総合的な学習の時間、特別活動(学級活動、学生会活動、クラブ活 動、学校行事)

(2)教育課程外の教育活動

部活動、休憩時間中などでの活動

(3)これらの活動に参加するための正規の往復中(公共交通機関利用中は対象外) 3.交通事故

(公共交通機関利用中は 対象外)

(1)給付の対象となる活動中、活動参加のための正規の往復中

(2)校長又は単位後援会長の承認により、自校の学生等が参加する活動を応援す るための正規の往復中

4.特別団体

本財団が認めたスポーツ団体の活動中、活動に参加するための正規の往復中(公共 交通機関利用中は対象外)

③ 共済金の額(死亡、後遺障害、負傷)

共済金の区分 活動区分 共済金額

死 亡

学校教育外 3,000万円 学校管理下 1,500万円

交通事故 500万円

特別 最高 600万円

後遺障害

(1級~14級)

学校教育外 最高3,000万円 学校管理下 最高1,500万円 交通事故 最高 500万円

負 傷 学校教育外 最高 100万円

交通事故 3万円・5万円

④ 共済金の給付されない場合

○ 加入していない場合

○ 共済期間外に発生した災害である場合

○ 公共交通機関を利用中の災害である場合(航空機、船舶、鉄道、路面電車、バス、

タクシー等、料金を支払うもの)

○ 事故の原因が加入者の故意による場合、又は故意による犯罪行為の場合(無免許、

飲酒、自殺等)

○ 地震、噴火又はそれに伴う津波など非常災害、戦争などの場合

○ 妊娠・出産が原因となる場合、食中毒

○ 日本国外での災害

○ 災害発生から2年を経過した後に報告された場合

○ ローラースケートやキックボードなどの遊具を使用しながら活動に参加した場合

⑤ 給付を受けるための手続き

○ 災害が発生した場合、関係教員又は学務課学生係に連絡して下さい。 災害共済給付の 申請に必要な書類を保健室から受け取り、受診した医療機関へ持参し、診療点数等の 証明を受けます。

○ 必要な書類を保健室へ提出します。一般財団法人熊本県PTA教育振興財団審査委員 会での審査を経て、共済給付が決定された後、学校を通して、共済金が給付されます。

ドキュメント内 honka handbook print 20180402 (ページ 130-133)