20銚子マリーナ海水浴場
② 千葉管内の船種別海難傾向のグラフです。平成 26年は 52隻。内訳はプレジャーボートが
一番多くて29隻、次い で貨物船が12隻です。
プ レ ジ ャ ー ボ ー ト と 貨 物 船 で 約 8 割 を 占 める状況です。
③ 海 難 種 類 別 傾 向 です。26年で見ますと、
乗 揚 げ 海 難 が 一 番 多 くて14隻、次に衝突海 難が11隻。この二つで 約 半 数 を 占 め て い ま す。
④ 海 難 に 伴 う 死 亡・行方不明者数は、
ごらんのとおり、近年 増 加 傾 向 に あ り ま し たが、平成26年は皆様 のご尽力もあり、ゼロとなっております。
(2)千葉県の海難発生状況です
平成26年の千葉管内の海難発生隻数52隻を 船の種類別で見てみますと、上の円グラフに なりますが、赤のプレジャーボートが29隻、
56%で、全体の約6割を占めております。次 がブルーの貨物船が12隻、23%で、この二つ で8割を占めています。
下の円グラフは千葉管内海難種類別です。
赤の乗揚げが27%、オレンジの衝突が21%と なっております。
(3) 船種別の海難傾向です。
海難隻数が一番多かったプレジャーボー トの海難を見てみたいと思います。千葉地 区では、例年乗揚げ海難が多い状況で、棒 グラフの赤部分が乗揚げになります。左下 のグラフが平成26年の乗揚げ海難の状況で す。発生海域別では木更津でオレンジです。
ただ、近年増加傾向にあった館山管内では 大幅に減少しております。 その右側の円グ ラフは、乗揚げ海難の特徴です。千葉県以 外を定係地としている 地理不案内な東京、
横浜などのプレジャーボートの海難が約半
数以上を占めているということが特徴としてご ざいます。
平成26年は貨物船の海難がプレジャーボート に次いで多かったので、貨物船の海難傾向を見 てみたいと思います。貨物船は緑色ですが、衝 突は全体の半数を占めています。この衝突海難 の7隻はいずれも接触程度で損傷は軽微でした が、すべて岸壁への離岸着岸作業中に発生して います。
(5)海難種類別の海難傾向です。
千葉管内では乗揚げと衝突海難が多い状 況です。この二つの海難を見てみたいと思 いますが、乗揚げ海難は左のグラフで、赤 のプレジャーボートが多く、乗揚げ海難の 65%です。右側の衝突海難は、青の貨物船 が一番多くて64%を占めております。
(6) 参考です。
左側は全国港別危険物荷役船上位10港の
隻数で、右側は危険物荷役量上位10港のグ ラフです。平成25年に続き、26年も危険物 荷役隻数と荷役量は千葉港が断 突の全国一 ということがおわかりになるかと思います。
なお、ここにデータとしては掲載しており ませんが、千葉港に入港する船舶の約6割 が危険物船を占めているという 状況でござ います。
(7) これもご参考までです。
平成27年度に実施しております安全運動 の一部を紹介させていただきます。上の市 川水路衝突・乗揚げ海難につきましては、
近年、発生ゼロの状況が続いていました が、この1~2年は微増傾向にあります ので、乗揚げ・衝突海難の防止の徹底に ついて新たにリーフレットを作成し、船 舶代理店の方々、運航者、岸壁管理者の 方々のご協力をいただいて、 海難防止の ための注意喚起・周知を行っているとこ ろでございます。
(8) 最後になりますが、これら海難 の現状・分析を踏まえまして、千葉地区
ではプレジャーボートなどの小型船によ る海難が6割を占めていますので、 重点 事項の1点目として小型船の海難防止、
また、千葉地区の特徴として小型船 乗揚 げ海難が特に多いので、乗揚げ海難の防 止に重点を置いております。
また、千葉以外を定係地とする地理 不 案内な東京・神奈川など の他県からのプ レジャーボートによる海難が約半数以上 占めておりますので、湾内各部署、マリ ーナなどと連携して海難防止を心がけて いきたいと思っております。
千葉地区独自の重点事項としては、危 険物積載船の海難防止、千葉地区は首都圏のみならず、全国への物流供給拠点として重要な 役割を担っております。危険物船による海難が発生しますと国民生活、特に、経済活動に計 り知れない影響を及ぼすという蓋然性を示していますので、大規模な海難が発生することが ないように、海難防止に全力を挙げていきたいと思って おります。27年度新規の重点事項と しては、一般船の衝突海難防止があります。
26年度の特徴として、入出港に伴う岸壁への衝突海難が多かったので、これを重点事項と いたしました。今後は、我々保安部と皆様と連携・協力行動によって、より細かな安全指導、
あらゆる機会・場所からの情報発信に念頭を置いて継続的に実施してまいりたいと考えてお りますので、重ね重ね恐縮ですけれども、皆様方のご理解とご支援・ご協力をよろしくお願 いしたいと思っております。
千葉海上保安部からの連絡事項
千葉海上保安部 交通課長 佐藤 智基 1、 平成27年度の千葉港における海上標識の交換予定 です。
千葉港における海上標識の交換予定です。今年度は船橋水路及び市川水路の灯浮標につい て定期交換を予定しております。船橋水路は幅が約300m、長さ9000mの水路内に左舷側6基、
右舷側6基の12基の灯浮標を設置しておりますが、そのうちの10基について交換作業が予定 されております。
図で見ますと、エントランスに当たる二号と三号の灯浮標を除いて、すべてのブイを交換 します。また、隣接しています市川水路では四号灯浮標が交換予定になっております。交換 の実施時期はまだ確定しておりませんが、おおむね9月頃から計画を予定しているところで す。作業に要する日数としては、連続した三日間。海上模様が荒天になった場合は順延にな りますけれども、三日間で作業を完了する予定になっております。市川水路も、幅が200m、
長さが3700mと狭隘で、通航船舶への影響も考えられますので、この灯浮標の交換予定が判明 した時点で水路通報や、関係先への周知を行いたいと思います。
なお、千葉海上保安本部では、浦安から富津の海域にかけて約100基の灯浮標を管理してお ります。これらについて、自然災害や船舶接触事故により大きな損傷を受けた場合にも臨時 の交換作業が行われることになります。東京湾全体で 、海上標識、灯標、灯浮標は約200基あ りますけれども、そのうちの半数が千葉保安部管内に存在することになります。
千葉港における灯浮標の交換予定は以上です。