サイズ
105・.、霧め幽蓮i國ii≒「・1≡∴銀
フォント 驚
難蜘鍵魁嚥認躁薙織魚,益24㌦曝謀。、1醸
ゼ肇一・ 操作(文字の装飾)をしなカ・ら
図3,10文字の装飾を指導した画面のイメージ(Micr・s・ft W・rd2007)
轡画趣蜘仰卜.鱈酬脳淋文蜘mm蘇刑ン
嘉㍗細動欝禽嘉轟霧幽
戴麟≡鷺/累算…鼠L観滋㌘露
図3.11オブジェクトの挿入の方法を指導した画面のイメージ(Micr・s・ft W・rd2007)
発話記録は,文字の装飾を指導した場面と著作物について指導した場面をそれぞれ3 場面取り上げた。前者は,児童を集めて一斉指導した場面(表3.16及び表3.17)を2 場面と個別指導している場面(表3.19)を取り上げている。後者は,著作物が文章であ る場面(表3.20)と著作物が写真である場面(表3.21及び表3.22)を2場面取り上げ
ている。
表3.16 文字の装飾を指導した場面(その1 一斉指導)
112323456456TCTTCCCCCTTT
(パソコンの操作を行いながら)大きくできます。ここで色を選べます。へ一@CO
ただし色も考えて使ってよ。
(文字を黄色にして)こんなのは使ったら印刷したら見える。
みえない。
みえないよ。
みえるって。
変態やJこんな色,変態や。
例えば青とかやったら見えるで。
なら,考えてみてよ。
見やすいように。
ここからが腕の見せ所やで。
表3.16の発話記録では,男子児童を集めて図3.10で示した文字の装飾を指導したと きの場面である。T3では,文字の色を黄色にしたときの見え方を児童に問いかけた。す ると,C2やC3のように見えないことや見えにくいことを言う児童が多くいた。それに 対して,C4のように見えると言う児童もいた。また, C6のように「例えば青とかやった らみえる」と例を示し,どんな色なら見やすいか他の児童に説明している児童もいた。
このように,色の表現では個人差があることがわかった。さらに,C6の児童のように どうずればよいかの具体例を他の児童に示すことができるような表現力の高い児童も見
られた。
表3.17 文字の装飾を指導した場面(その2 一斉指導)
112234 T・CハしTCC
こんな色どう?(文字を黄色にして)見えにくい。
黄色,見えない。
こんなの使う?
使わない。
使わん。
表3,17の発話記録では,女子児童を集めて表3.16と同様な指導したときの場面であ る。この場面も表3.16と同様にC1やC2で見えないことや見えにくいことを言う児童が
多くいた。この場面では,T2で黄色を使うかを質問してみた。すると, C3やC4で使わ ないことが出てきた。これは,情報を発信するときには,相手を意識した表現が必要で あることが児童の意識にあると言える。
そして,表3.16,表3.17から,男女で差は表現に対して見られず,むしろ個人の意 識の差が大きいことが分かった。
表3.18 文字の装飾を指導した場面(その3 個別指導)
1122 T・C爪lC
文章は悪くないけど,読みにくくない。みやすいよ。
(印刷プレビューにしてみせる)印刷したこうなります。
なんかいやや。グロいかも。
表3.18の発話記録では,机間指導で色をたくさんつけていた児童に指導した場面であ る。どんな作品になっているか見せるために「印刷プレビュー」を見せて考えさせてい る。C1では,たくさん色をつけたから見やすいと考えていたようである。しかし, C2 では,作品の全体の印刷イメージを見てから見にくいと考えが変わっている。
このように,作成している一部分だけを見ているときと全体を見ているときでは,表 現に対しての考えが変わることが言える。この授業では,この児童の指導をきっかけに 他の児童にも同様の指導を行った。すると,全体を見たことで色だけでなく配置などの 表現に対しても意識して加工を行う児童が増えた。この結果は,腿節の作品分析で詳し
く述べたい。
表3,19 著作物の使用を指導した場面(その1 文章)
112233 ︵しT︵しTCT
(見本の作品の文を写そうとしている)先生これ丸写ししていい?あかん。自分の文章じゃない。前に勉強しなかった?
あっ,人の文章は写すもの(笑いながら)。
えっ。
ではない。
そうやないか。
表3.19の発話記録では,他人の文章を写そうとしている児童に指導した場面である。
この行為については,行わないことを第3節の授業実践「よりよい情報発信を考えよう」
の後半で,著作権の知識として指導を行っていた。「よりよい情報発信を考えよう」では,
著作権を「自分が作ったものを勝手に使われない権利」と児童を中心に考えた解釈で説 明し,著作物の例をいろいろ示して指導を行った。そして,もし他人の著作物を使用し たいときの方法として,「作った人に許可をもらう」,「個人で使用する」,「引用をして使 用する」の3つを指導し,「引用」はできる条件と方法を詳しく説明した。
T1で,「前に勉強しなかった」と言うと, C2でややふざけて見せたものの学習したこ とを思い出して写すことはしなかった。「よりよい情報発信を考えよう」で学習したこと
を覚えていたが,著作権の知識は,まだ児童自身の意識として定着としていなかった。
表3.20 著作物の使用を指導した場面(その2 写真)
112233445CTCTCTCTC
あはは。(写真の上にオブジェクトを貼って加工)こんなことして良いって言った。
覚えていない。
山ちゃんの写真,覚えてない。
あっ〜,山ちゃん。
どうやった。
おもろかった。
おもろかったやなくて,何か他に。
そう,やったらあかん。
表3.20の発話記録では,写真の上にオブジェクトを貼っていたのを指導した場面であ る。T1で学習したことを覚えていないかと問っているが, C2で覚えていないと答えてい る。そこで,T2で「よりよい情報発信を考えよう」で使用した教材である「山ちゃんの 写真」と言うと思い出した。しかし,C4では児童の教材の印象である「おもしろかった」
と言っており,問い直してからC5で学習した内容であるやってはいけないことを言って いる。このことは,実際に作品では指導するまでにオブジェクトを貼っていたことや授 業の学習活動で自分たちの話し合い見つけた問題点を忘れていたことからも意識として 十分に定着していなかったと言える。
表3.21著作物の使用を指導した場面(その3 写真)
1231425 CCCT←ハしT皐C
先生,なに話してたの。山ちゃんの写真。
あっ,勝手に情報を付け加えたやっか。
勉強したこと覚えてた。
うん。何で何で。写真の話。
○○くんが写真に付け加えていたから。
ロロ(自分の名前)はやらへん。
表3.21の発話記録では,表3,20の発話のやり取りを聞いていた児童とのやり取りの 場面である。この場面では,表3.20で指導した児童と違う児童2人とやり取りを行って おり,C1で指導の内容を知りたがっている児童に対し, C2で他の児童が「山ちゃんの写 真」と教材を言っている。そこで,T1で勉強したことを覚えているか問うとC4で覚え ていることを言い,C5では写真にオブジェクトを貼るようなことをしないと言っている。
このことは,表3.20の児童とは異なり,C1の児童は,著作物の改変をしてはいけない ことが著作物についての知識として定着していたと言える。
このように,「よりよい情報発信を考えよう」で指導した内容は,一部の児童は意識と
して定着していたが,継続指導ができなかったため,多くの児童は十分に定着にしてい なかった。
(5)作品の分析
児童の作品を分析のために設定した7っの観点「レイアウト」,「色合い」,「適切な表 現」,「わかりすい文章」,「著作権の意識」,「創造性」,「誤情報の有無」(以下まとめて表 現の観点として扱うものとする)をもとに評価した。この7つの観点は,授業実践「よ りよい情報を発信しよう」や担任教諭の授業実践の中で学習してきた内容,机下指導で
指導内容をもとに設定したものである。この7っの観点を評価するために,表3.22の作 品評価の枠組みに示すような基準を作った。
表3.22 作品評価の枠組み
観点 A B
重要な点がわかる配置になって バランスの取れた配置をするこ レイアウト
いる。 とが出来ている。
重要な点をわかりやすく強調し 見やすい色使いをすることが出 色合い
た色使いをしている。 来ている。
見られることを意識したわかり 見出し等に適切な題名等が付け 適切な表現
やすい題名等が付けられている。 られている。
見る相手がいることを意識した 適切な文章表現が出来た文章で わかりやすい文章
文章である。 ある。
引用したもとを記述できている。 引用した文章と自分の文書を区 著作権の意識
別できている。
見る相手を惹きつけるような創 見本の作品に無い創造的な工夫 創造性
造的な工夫がなされている。 が施されている。
誤情報の有無 間違った情報が含まれていないか
※ 3段階(A,B,C)で達成をもとに評価。達成できていなければCとする。
※ 誤情報の有無の評価は 「有り」「一(無し)」とする。
表3.・22の作品評価の枠組みをもとに児童の23作品を評価した。また,単元終了後に は,ワークシート(資料7)に記述をさせており,このワークシートの「発信しよう修 学旅行の作成のときに,注意したことを書きましょう」に記述させた文章に観点に関わ
る記述があるかを調べた。強く意識をしていると思われる場合は「3」,意識が有ると思 われる場合は「2」,少し有ると思われる場合は「1」,記述が無ければ「一」(不明)と
した。この二つの結果をまとめ作品評価分析一覧表(資料8)にまとめた。
作品の評価例として,作品評価分析一覧表の6番の評価を図3.12に示した。他の作品 も同様に評価している。