肥満(3度)
肥満(2度)
肥満(1度)
正 常 域 や せ
(日本肥満学会「肥満症診断基準」より)
◆ 血圧と体重の記録 ◆
血 圧 体 重 ㎏
mmHg
230 220 210 200 190 180 170 160 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50
測った日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 測った日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日
高/低 / / / / / / / / / / / /
◆ 血圧と体重の記録 ◆
血 圧 体 重 ㎏
mmHg
230 220 210 200 190 180 170 160 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50
測った日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 測った日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日
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血 圧 体 重 ㎏
mmHg
230 220 210 200 190 180 170 160 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50
測った日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 測った日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日 月日
高/低 / / / / / / / / / / / /
9.生活習慣病を予防しよう
がんや糖尿病、脳卒中、心臓病などは、生活習慣に深 く関係していることから「生活習慣病」といわれてい ます。
●生活習慣病は、長い年月にわたっての生活習慣(偏っ た食生活・不規則な生活リズム・運動不足・ストレ ス・喫煙・飲酒など)が強く影響します。
●生活習慣病は、初期の段階では自覚症状がほとんどあ りませんが、そのまま放置すると寝たきりの要因に なったり、生命をおびやかすことにもなりかねませ ん。
◆ メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群) ◆
●内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)は、内臓脂肪から分 泌される物質の影響で、血管の炎症や血栓を作りやす い状態を起こします。
●この内臓脂肪型肥満に加えて高血圧、脂質異常、高血 糖が2つ以上重なると動脈硬化が進行し、心臓病・脳 卒中の発症リスクが高まることがわかってきました。
※あなたの健診結果はどうでしたか?右ページで確認しましょう。
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9.生活習慣病を予防しよう
がんや糖尿病、脳卒中、心臓病などは、生活習慣に深 く関係していることから「生活習慣病」といわれてい ます。
●生活習慣病は、長い年月にわたっての生活習慣(偏っ た食生活・不規則な生活リズム・運動不足・ストレ ス・喫煙・飲酒など)が強く影響します。
●生活習慣病は、初期の段階では自覚症状がほとんどあ りませんが、そのまま放置すると寝たきりの要因に なったり、生命をおびやかすことにもなりかねませ ん。
◆ メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群) ◆
●内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)は、内臓脂肪から分 泌される物質の影響で、血管の炎症や血栓を作りやす い状態を起こします。
●この内臓脂肪型肥満に加えて高血圧、脂質異常、高血 糖が2つ以上重なると動脈硬化が進行し、心臓病・脳 卒中の発症リスクが高まることがわかってきました。
※あなたの健診結果はどうでしたか?右ページで確認しましょう。
次ページ以降を参考に
生活習慣病予防のポイントは「運動」と「食生活」です!
※まずは肥満を予防・解消しましょう!!
空腹時血糖値 110mg/dℓ以上 中性脂肪 150mg/dℓ以上
HDLコレステロール 40mg/dℓ未満 いずれか又は両方
収縮期(最高)血圧 130mmHg 以上 拡張期(最低)血圧 85mmHg 以上 いずれか又は両方
□
□
□
当てはまるものがいくつありますか?
これ以上の方は下の表をチェック 男性
85
cm 女性90
cm★ あなたのウエスト径(へそ周り)は何センチですか?
2つ以上あると、メタボリック シンドローム(40歳以上では、
3人に1人といわれています。)
◆ 運動は習慣化することが大切 ◆
内臓脂肪はつきやすい反面、運動などで減らしやすい特 徴があります。運動習慣を身につけ、脂肪が燃焼しやすい 体をつくりましょう。
具体的には、「有酸素運動」が効果的で、ジョギング、サイ クリング、水泳などがあり、その中でも日常生活に取り入 れやすいウォーキングはお勧めです。
(ウォーキングの効果)
① 心臓と肺機能を向上
② 老化防止
③ 肥満防止
④ ストレス解消
⑤ 生活習慣病・骨粗しょう症予防
運動はかかりつけ医師に相談してから始めましょう。
注意:運動の前後には準備運動と整理運動を忘れずに。
水分補給をしっかりと。
体調や天候の悪いときは無理をしない。
気分が悪くなったらすぐに中止する。
(日常生活で運動量をアップする工夫)
●意識して、今より10分間(約1,000歩)多く歩くようにする。
●エスカレーターやエレベーターより、できるだけ階段を使う。
●窓ふき、風呂掃除など、家事で意識して体を動かす。
●公共交通機関を利用する場合は、ひとつ前の停留所で降り て歩く。
◆ 運動は習慣化することが大切 ◆
内臓脂肪はつきやすい反面、運動などで減らしやすい特 徴があります。運動習慣を身につけ、脂肪が燃焼しやすい 体をつくりましょう。
具体的には、「有酸素運動」が効果的で、ジョギング、サイ クリング、水泳などがあり、その中でも日常生活に取り入 れやすいウォーキングはお勧めです。
(ウォーキングの効果)
① 心臓と肺機能を向上
② 老化防止
③ 肥満防止
④ ストレス解消
⑤ 生活習慣病・骨粗しょう症予防
運動はかかりつけ医師に相談してから始めましょう。
注意:運動の前後には準備運動と整理運動を忘れずに。
水分補給をしっかりと。
体調や天候の悪いときは無理をしない。
気分が悪くなったらすぐに中止する。
(日常生活で運動量をアップする工夫)
●意識して、今より10分間(約1,000歩)多く歩くようにする。
●エスカレーターやエレベーターより、できるだけ階段を使う。
●窓ふき、風呂掃除など、家事で意識して体を動かす。
●公共交通機関を利用する場合は、ひとつ前の停留所で降り て歩く。
10.糖尿病について
糖尿病とは、インスリン※1の不足や働きが悪くなること で、慢性的に血糖値が高くなる病気です。
※1インスリン:すい臓から分泌されるホルモンで血糖値を下げる働きがあります。
●糖尿病の種類
●糖尿病を調べる検査
●糖尿病の3大合併症
●予防について
特徴
その他、遺伝子異常や妊娠糖尿病などがあります。
2型糖尿病
1型糖尿病 免疫異常などによりインスリンが作られなくなり、発症するもの。
肥満や生活習慣の不良などにより、インスリンの分泌や 効きが悪くなるもので、糖尿病の9割はこのタイプ。
※健康診査の記録の
血液検査 尿 検 査
空腹時・随時の血糖検査検査項目
HbA 1c(ヘモグロビン・エイワンシー)
尿糖検査
※HbA1cとは…過去1〜2ケ月の血糖の平均を反映し、糖尿病診断 にも使われます。HbA1c(NGSP値)6.5%以上の 場合、糖尿病が強く疑われますので、主治医に相談 しましょう。
神経障害(手足のしびれ、痛み)、網膜症(失明の原因にも)、腎症
(CKDに進行。人工透析導入の原因の第1位は糖尿病性腎症)
※CKDについては、P50をご参照ください。
まず、肥満の予防から。食事のバランス、減塩、節酒、運動不足 の解消、禁煙など日ごろの生活習慣が大切になります。
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11.CKD(慢性腎臓病)ってどんな病気?
CKDとは、腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に 続く状態で、放っておくと、やがて透析や腎臓移植が必 要となる「末期腎不全」に進行していく病気です。ま た、CKDは末期腎不全だけではなく、命に関わる心筋梗 塞・脳梗塞などにもなりやすいことが分かっています。
【CKDの定義】
①腎臓の障害(タンパク尿)等がある
②GFRが60未満(腎臓の働きが健康な人の60%未満)
①②のいずれか又は両方が3ケ月以上持続した状態。
CKD
尿蛋白血尿
腎障害
糖尿病喫煙
リスク高血圧
[↓G FR ]
腎機能低下
心筋梗塞心不全脳卒中
合併症 正 常
(ES[透析]
末期腎不全 死 亡
図:CKDの発症と 進行の概念
(日本腎臓学会「CKD診療 ガイド2009」より)
◆ どうしてCKDが注目されているの? ◆
熊本市は人工透析者の割合が全国と比べ、高い水準に あります。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病から、腎機能が悪化 しCKDとなる方が増えています。
11.CKD(慢性腎臓病)ってどんな病気?
CKDとは、腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に 続く状態で、放っておくと、やがて透析や腎臓移植が必 要となる「末期腎不全」に進行していく病気です。ま た、CKDは末期腎不全だけではなく、命に関わる心筋梗 塞・脳梗塞などにもなりやすいことが分かっています。
【CKDの定義】
①腎臓の障害(タンパク尿)等がある
②GFRが60未満(腎臓の働きが健康な人の60%未満)
①②のいずれか又は両方が3ケ月以上持続した状態。
CKD
尿蛋白血尿
腎障害
糖尿病喫煙
リスク高血圧
[↓GFR]
腎機能低下
心筋梗塞心不全脳卒中
合併症 正 常
(ESKD)[透析]
末期腎不全 死 亡
図:CKDの発症と 進行の概念
(日本腎臓学会「CKD診療 ガイド2009」より)
◆ どうしてCKDが注目されているの? ◆
熊本市は人工透析者の割合が全国と比べ、高い水準に あります。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病から、腎機能が悪化 しCKDとなる方が増えています。
日本では成人の約8人に1人がCKD患者と推計されてま す。しかし、腎臓病は初期の段階では自覚症状がないた め、気づかないうちに進行している方もいます。定期的な 健診が早期発見につながります。年に1度は健診を受け腎 臓をチェックしましょう。
◆ 特定健診を受診し、e G F R をチェックしよう ◆
◆ 尿検査でも腎機能がチェックできます ◆
◆ 腎機能異常がみられたら、
「熊本市CKD対策病診連携医」を受診しましょう ◆
eGFRとは、腎機能の状況を推算したものです。血液検 査のクレアチニン値と年齢、性別から算出されます。
90以上を正常と考えて50であれば50%程度の機能に 低下していることを意味します。
熊本市CKD対策病診連携医の医療機関にステッカーがはっ てあります。また、市ホームページでもご紹介しています。
(市ホームページから「CKD」と検索してください。)
15未満 15〜29 30〜59 60〜89 90以上
eGFR
腎不全(人工透析が必要な場合がある) 腎機能が大きく低下している状態 腎機能が半分程度低下している状態 腎機能がやや低下している状態 正常
腎臓の働き アドバイス
年に1度は健診 を受けましょう 熊本市CKD対 策病診連携医を 受診しましょう
(+)以上
(±)
(−)
タンパク尿
熊本市CKD対策病診連携医を受診しましょう。
再検査をしましょう。
正常です。年に一度は尿検査をしましょう。
アドバイス