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第5章 リノベーションが周辺地域に与える影響の実証分析

5.1 推計モデル1、推計結果と考察

5.1.1 推計モデル1

第4章4仮説①②③を実証するための推定式1は以下とし、OLS68モデルで分析を行う。

[推定式1-1]

lnLP(it)=β0+β1リノベーション数(_100_300_500)(it)69+β2専有面積+β3駅徒歩 分+β4間取りタイプダミー70+β5建物構造ダミー+β6町丁目ダミー+β7築 年数ダミー+β8年次ダミー+β9間取り部屋数ダミー71+U

[推定式1-2]

lnLP(it)=β0+β1リノベーション数(_100_300_500)(ファミリー層/単身者層)72+β2専 有面積+β3 駅徒歩分+β4間取りダミー+β5 建物構造ダミー+β6 町丁目ダ ミー+β7築年数ダミー+β8年次ダミー+β9間取り数ダミー +U

被説明変数

Ln(Price,it) i(property),t(time):レインズポイント地点i、t年次における賃貸成約 マンション価格、賃貸成約商業価格、売買成約マンション価格(円/㎡)の対数値とした。

レインズデータはプールド・クロスセクションデータであり、t 年度は 2002 年~2019 年を 対象とした17年分のデータである。2002年を起算としているのは、清澄白河で一番最初に リノベーションが実施されたのが2005年であり、リノベーション前後効果を推計するため に3年前を起算とした。

説明変数:

馬喰横山、蔵前については、2009年から2019年のリノベーション前後の周辺価格賃料の 変化を観察するために、10年間分のクロスセクションデータを作成した。清澄白河は、2005 年から2019年のリノベーション前後の周辺価格賃料の変化を観察するために、14年間分の クロスセクションデータを作成した。

トリートメント変数は推定式1ではβ1を最も影響が大きい説明変数とし、変化の影響を 受けた変数(100m、300m、500m範囲内のリノベーション戸数、及び500m範囲内のリノベ ーション戸数を集積の効果)とした。

68 ヘドニックアプローチ最小二乗法。

69 (※1)500mを集積の効果対象とし、2乗率計算とする。

70 ※被説明変数がマンション売買価格とマンション賃貸価格の場合

71 ※被説明変数がマンション賃貸価格の場合

72 政府統計調査・住宅土地建物統計調査「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 全国・都道府

県・市区町村」(東京都)に従って、30㎡未満(面積規模、20、30代の若者の単身者)までを単身若者層として設定。

それ以外30㎡以上をファミリー層として設定した。

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コントロール変数(β4~β7)であり、リノベーション実施変化の影響を受けていないが、

それ以外の点ではトリートメント変数のように影響をうけているものとした。(説明変数で 重要なものではないが、被説明変数に影響を与えているもので計算しなければならない変 数。)トリートメント変数として設定したが、概念は以下のとおりとする。

なお、各変数の説明は下記グラフの通りである。

図28 説明変数トリートメント変数(第4章4.2.2再掲)

図29 説明変数コントロール変数(第4章4.2.1再掲)

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表5 推定式1-1.1-2説明変数

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