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12.10  工学部2号館ほ

東京大学第 14 回制作展  "いとをかし"

4.6 出版活動

2004 年の社会情報研究所との統合後は、社会情報研究所で出されていた定期刊行物と情報学環・学 際情報学府の定期刊行物を統合し、新たな出版体制を整備しつつある。その中心となるのは、以下の 5 つの刊行物である。

(1)研究紀要『東京大学大学院情報学環紀要情報学研究』(年2回刊)

(2)調査実験紀要『同情報学研究・調査研究編』(年1回刊)

(3)英文紀要(オンライン論文サイト"iii Online Research Journal"への移行を検討中)

(4)年報『東京大学大学院情報学環年報』(年1回刊)

(5)ニューズレター『学環学府』

これらはいずれも、情報学環にとって基幹的な出版活動であり、相互に役割を分担しながら有機的に 結びついている。

表 4-6-1 情報学研究/同調査研究編の発行状況

東京大学大学院情報学環紀要 情報学研究

76号 2009 年 3 月 77号 2009 年 8 月 78号 2010 年 3 月 79号 2010 年 11 月 80号 2011 年 3 月 81号 2011 年 10 月 82号 2012 年 3 月 83号 2012 年 10 月 84号 2013 年 3 月

情報学研究・調査研究編  26号 2010 年 3 月 27号 2011 年 3 月 28号 2012 年 3 月 29号 2013 年 3 月

4.6.1 『東京大学大学院情報学環紀要情報学研究』

『情報学環紀要 情報学研究』は、2004年の情報学環と社会情報研究所との統合により、旧社会情報 研究所の『社会情報研究所紀要』を改称したものである。

同紀要は、1952 年に『新聞研究所紀要』として創刊されて以来、新聞学、世論研究、マス・コミュ ニケーション論、ジャーナリズム、メディア史、マス・メディアの制度と受容、社会的コミュニケーシ ョンの諸過程、災害や地域情報化などの政策課題、高度情報化や新しいメディア接触と情報行動などを 理論的、実証的に扱う多くの論考を掲載し、半世紀以上にわたって国内外の専門研究者や学生に多くの 影響を及ぼしてきた。

社会情報研究所と情報学環との統合に際し、このような歴史と定評のある研究誌としての紀要の学問 的な伝統と蓄積を、情報学環での教育研究基盤のうえでさらに発展させたいと考えた。このような視点 から、『情報学環紀要 情報学研究』を、これまでの伝統を維持しつつも、理工学系において発展してき た情報学の基礎理論や応用分野の研究と融合した新しい研究成果が共に公刊されていく場として位置 づけた。

そのために、本紀要は、巻頭エッセイの「思考の環」、巻末の「フィールド・レビュー」をはじめ、

情報学環教員の研究論文や学際情報学府博士課程院生の査読論文(博士課程在籍者の投稿論文は、外部 査読者を含む複数の審査員による審査の上、掲載を許可している)などさまざまなセクションから複層 的に構成されている。大学院情報学環において育まれる研究の創造的成果の主要な発表媒体として、ま た新たな学問的視座や調査研究の発表の場として、本紀要は内外から高い評価を得ている。

4.6.2 『東京大学大学院情報学環紀要情報学研究・調査研究編』

『情報学環紀要情報学研究・調査研究編』は、1992 年から刊行されてきた『社会情報研究所調査研 究紀要』を継承するものである。

『社会情報研究所調査研究紀要』は、同研究所におけるさまざまな社会調査、情報行動や災害情報、

インターネットなどに関わる多くの調査の成果が発表されていく主要な媒体であった。これらの社会調 査は、関係する研究者や学会、自治体などで高く評価されているものが多く、そのデータ的な価値が高 く評価されていた。

このような社会情報研究所時代の伝統を生かしつつ、情報学環と社会情報研究所との統合後は、これ まで主要な柱をなしてきた情報行動や災害行動の調査の成果に加え、情報工学や情報科学との融合分野 での実験の成果、文理相互浸透分野でのフィールドワーク、情報教育分野での実験、デジタル・アーカ イブに関する諸実践、デザイン表現論などの調査や実験、実践の成果が多分野にわたって発表される媒 体となっている。

2013年3月に刊行されたNo.29には、「2012 年 日本人の情報行動―橋元研究室・総務省情報 通信政策研究所共同研究」「中高生のスマートフォン利用と有害情報接触―東京 23 区親子訪問 留置調査―」「若者のサブカルチャー実践とコミュニケーション―2010 年練馬区「若者文化と コミュニケーションについてのアンケート」調査」「緊急地震速報に対する住民意識の経年変 化に関する分析―全国定期的調査結果(2009-2012)に基づいて―」「シンポジウム報告『映画、

建築、記憶』―東日本大震災以降の表象可能性を考える―」「中国における日本イメージ及び その構造モデルに関する検討―2012 年中国全国調査の結果に基づく考察―」の6本の論文が掲 載された。

4.6.3 『英文紀要』

『情報学環英文紀要』は、前記の『社会情報研究所紀要』が発展していく中で研究の国際化、グロー バル化に対応して独立したものであった。『英文紀要』は、基本的には研究者の個人研究論文とともに、

社会情報研究所で開催された国際的なシンポジウムなどの記録を収録していた。

このような社会情報研究所時代の伝統を生かしつつ、情報学環・社会情報研究所の統合後は、情報、

メディア、コミュニケーションをめぐるより広い学問分野の知見が掲載できるように体裁をあらため、

和文紀要の一部に英語論文を掲載するとともに、英語のウェブサイトに英語論文および和文論文の英訳 を掲載している。

4.7 定期刊行物・ホームページ

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