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ドキュメント内 吉岡竜巳吉岡竜巳 (ページ 52-57)

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i、できる

2.できない

│問9・あなたは火事が定こったとき、誌はどうしたらい いと思いますか?IEしいと思う番号にこ2 0をつ けてください。またその理由も書いてください。

l'あける 2・しめる わからない

.2 

図3.2 調査で使用した火災知識・意識に関するアンケート例

②  調査協力の得られた小学校複合化施設 6校の児童に対して以下の調査を実施した。同 時期に中学校2校の生徒 377人に対しても同様の調査を実施したが、本研究は児童を 対象としているので小学校の調査結果のみ扱う。対象人数は、 654人 (2年生:179人、 4年 生 :241人、 6年 生 :234人)である。調査はクラスごとに一校時を使い、担任が 調査マニュアルに従って行った。

③  火災に関する知識と行動調査:火災に関する知識及び火災時の対応行動についてアン ケートにより質問した。

④  学校空間の認知度調査:児童の学校空間認知率を知るために、あらかじめ用意された 学校複合化施設の白紙の平面図に、自分の知っている室名を書き込む全統制法による 調査を行った。

⑤  避難経路調査:特定の室からの出火を想定した上で、当該学校の平面図上に、自分の クラスルームから運動場までの避難経路を動線で示させた。

3.1.3.1  調査方法の検討過程と限界 1)火災に関する知識、判断・行動

本研究では火災に関する知識、判断・行動に関し、あらかじめ選択肢を用意したアンケ ートを行った。これは、回答能力にばらつきのある 2~6 年生の児童たちの火災に対する知 識と判断・行動に関して、簡便にある程度精度のそろったデータを得るためである。アン ケート形式については、予備調査の段階で調査協力を得られた学校サイドと相談しながら 修正を加え、最終判断している。しかし、あらかじめ選択肢を用意することにより、児童 の側に正しい知識が欠如していても正解にたどり着く大きなヒントを与える、あるいは偶 然正解にたどり着く可能性があり、実際の知識は、アンケートから導きだされる結果より

も差し引し、て判断する必要がある。なお、複合化小学校に対して用いたアンケートは、 1996 年から 1998年にかけて名古屋市内の小学校 13校の2,4, 6年生合計2,499名に対して実 施したものと同じであり、この結果については既往研究 3~5) において発表されている。また

この章の中でも単独小学校の調査結果として紹介してし、く。

2)空間認知

ここで採用した調査方法は、「空間を認知していること」を「空間の名称を知っているこ

にて紹介されている。

3)避難経路の選択

空間に関する理解力の異なる 2、4、6年生の児童から、平面図に避難経路を記入させる

方法で有効なデータを得られるかどうかについては、既往研究 3~5) において描画の自由度の

異なる 3つの方法について段階的に検討している。白紙に平面図を描かせる「自由描画法」、

建物の外形線を与える「一部統制法」、建物の平面図を与える「全統制法」によって得られ る結果の精度の比較検討過程を経て、少なくとも

2

年生でも分析可能なデータを得られる という点で「全統制法Jが優れていることを明らかにしている。また、実際の火災に近い 状況での避難データを得るためには、①予告なしの避難訓練による調査、②避難シミュレ ータを利用した調査が考えられたが、①については調査実施上の危険性、②については第4 章において開発と有効性の確認をしているが、調査当時は試行段階であったことから、本 章では、平面図上での調査を採用した。ただし、実際の火災現場においては、混乱した状 況下においてどのような行動をとるかは予測出来ないという点と、第 4章において検証を

するが、既往研究 3~5) での避難経路選択調査の手法には児童の描画能力、平面図の認知能力

の問題や、平面図において試行出来るという問題点がある。さらに第 5章において検討す るが、現実の火災では混乱した状況により児童にかかるストレスの問題と、避難誘導等に よる避難の補助の要素があるため、結果からの安易な類推には注意が必要で、ある。

3.2  調査校の概要と複合化の推移 3.2.1  調査校の概要

複合化小学校の調査対象の 6校はし、ずれも小学校と他の公共施設とが建築構成上一体的 なスタイルをとっている。延べ床面積の最も小さい学校でも 11.000

r r f

を超える規模で、最 大は18,000

r r f

を超える例も含まれる(表 3.1)。

3 . 1

調査校の概要と調査人数

区名 学校名 竣 工 年 併 設 施 設 階 数 ク フ ス 数

延 べ 床 面 積 (rd) 調 査 対 象 人 数 児 童 生 徒 数

温水プーノレ 全 (B2

2年 生:67 (B1)  ~9F)

と2 4年 生:52 N 1994  (1‑2F)  (Bl‑5F)  11ク ラ ス333

18325 

6年 生:33 (5‑6F) 

社 会 教 育 会

中 央 (7‑9F)

混水プーノレ/二ヒ¥  (B2

2年 生:45 (B2)  ~5F)

福 祉 作 業 所 r

10ク ラ ス265 4年 生56 D 1994  (B1)  (2‑5F)  16160 

社 会 教 育 館

(B1)  6年 生44

幼 稚 園(lF)

温 水 プ ー ル 全 体 (B2

8クラス 2年 生29

(B2)  ~6F) S 1996  幼 稚 園 ・ 図 小 学 校

186 15007 

4年 生28 書館(lF) (Bl‑6F) 

児 童 館(5F) 6年 生:36

温水プーノレ 全 体 ( 51 4年生・43

(B1)  ~8F)

幼 稚 園(lF) 小 学(1‑4F)  6年 生54 二円

Ij 1985  (1‑2F)  12ク ラ ス296 11180 

千代田 教 育 研 究 所

(5F)  区 民 図 書 館 (5F)  社 会 教 育 緬 (6‑7F)

図 書 館(lF) 全 体 (B2

8クラス 4年 生27

~7F)

T/J'  1998  幼 稚 園(2F) 小 学(2‑5F)  200 12874  6年 生40 教 育 研 究 所

(6‑7F) 

幼 稚 園(lF) 全 体(B1~

8クラス 2年 生:38 Kj 1996  4F) 

中 学 校 14711 

4年 生:35 (Bl‑4F)  j、学校(1‑4F329

6年 生:27

」 ー

5

階以上に教育研究所、区民図書館、社会教育施設等が設置されている。同区の

S

小、

T

小 は、それぞれ地下2階地上6階、地下2階地上7階の規模である。

s

小は地上レベルに幼稚

園・図書館、 5 階には児童館がある。 T 小は 1~2 階に図書館と幼稚園、 6 階以上は教育研

究所である。港区の K 小は、幼稚園及び中学校と一体化した施設で地下 1階地上 4階の規 模である。

また、既往研究 3~5) での単独小学校の調査対象校は名古屋市内の片廊下式の 13 校であり、

調査時期は 1994~1996 年である。調査対象クラスは火災室が自分のクラスルームと同一階

にあるか否かの 2通りのケースとし、また、火災室が日常経路に接しているもの、非日常 経路に接しているものとした。表 3.2にその組み合わせを、表 3.3に調査対象校とその調査 の組み合わせを表す。単独小学校の平面図の一例としてU K小学校の平面図を図3.3に示す。

校小子 KS  16  KY  18  HY  12  SS  UK  10  SB  17  TM  25  KJ  18  UE  25  DT  19  AO  11  AK  14  OU  11 

│合計 202 

表 3.2 既往研究での想定火災質の種類

日常経路に対する想定火災室の位置 クラスルームに対する

想定火災室の位置

日常経路 │非日常経路 ケースA

ケースC

表 3.3既在研究での調査校の概要と調査クラス

児童 調査クフス数及び人数

数(人) 2 4 6 ケースA ケースB ケースC 530 4F  21  (63)  2  (62)  2  (79)  2‑24261  234362  610 4F  21  (65)  2  (59)  2  (74)  4‑3  2122416162 430 3F  21  (56)  2  (80)  2  (76)  41  2‑2  4‑26‑1β‑2  180 3F  11  (25)  (27)  (25)  21  4161 255 4F  11  (40)  2  (50)  2  (48)  4‑262  214161 545 4F  21  (58)  2  (56)  2  (68)  214‑262  224363  883 4F  21  (71)  (76)  (72)  2‑461  21414‑26‑4  585 3F  21  (58)  2  (66)  2  (70)  23  21414‑36162  889 4F  21  (74)  2  (75)  2  (78)  23  2‑44‑4  436‑1β‑4  581  3F  31  (88)  31  (101)  31  (112)  414‑3  2‑24‑262  2161 311  4F  21  (54)  2  (57)  2  (60)  22  4161  214‑26‑2  465 4F  21  (75)  (77)  3  (78)  214361  22414‑26‑263  302 3F  11  (40)  2  (43)  2  (63)  2142  61  41  6566  01  24  767  27  829  27  903 

ケースD

21 

2363 

62 

体育館兼 講堂

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