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典型的な例2:SYSBLOBファイルとターゲットレコード 間の結合を、topicフィールドを使って定義する

ドキュメント内 Connect-It コネクタ (ページ 109-113)

ServiceCenterが添付ファイルをイベントへ関連付けられない場合、[topic]フィー ルドの値が取得される方法を指定しなければなりません。SYSBLOBファイルの このフィールドは、ターゲットレコードとの結合を定義します。

以下のコンテキストが可能です。

1 [topic]フィールドの値は、ServiceCenterコネクタが取り込むドキュメント 内に含まれます。

コネクタ

例:イベントICMpc(コンピュータに関するイベント)に対応する取り込み 用ドキュメントタイプ内では、[logical.name]フィールドを使用することに よって、SYSBLOBファイルとdevicepcファイルのターゲットレコード間のリ ンクを、ServiceCenterデータベース内に作成できるようになります。

このフィールド値は、イベント内でマップされたフィールドから、以下のシ ンタックスで直接抽出されます。

{ STRUCTURE ICMpc   [...]

  { STRING logical.name     MANDATORY = 1   }

  { ARRAY attachments     [...]

    BLOBRECONCTYPE = INTERNAL     PIFLINK        = @{..'logical.name'}

    [...]

  }

  { ATTRIBUTE AllFields     EXCEPTION = 'logical.name'   }

}

BLOBRECONCTYPE

このパラメータのINTERNAL値は、[topic]フィールドの値が、コネクタに 取り込まれるドキュメントのフィールド内に含まれるかどうかを指定しま す。

PIFLINK

値@{..nom̲du̲champ}によって、コネクタに取り込まれるドキュメント内の フィールドの値を取得できます。本例では、フィールドのパスは

[attachments]コレクションに相対的です。

2つのピリオド(..)は、[logical.name]フィールドを見つけるには1レベル 上の階層へ行かなければならないことを意味します。

ファイルのパスのように、2つのピリオド(..)は現在のレベルの上のレベル を意味します。このため、@{....nom̲du̲champ}では2レベル上へ行くことが できます。

 注意:

フィールドに1つのピリオド(.)が含まれる場合は、一重引用符('.')で囲 みます。例:PIFLINK = @{..'logical.name'}

本例では、[logical.name]フィールドは必須になります。これは、添付ファ イルの挿入にこのフィールド値が必要になるからです。

2 [topic]フィールドの値は、ServiceCenterデータベースへ送信される要求を 使って取得されます。

この場合、[topic]フィールドではないフィールドが、レコードの整合性 チェックのために使用されます。例:[contact.name]フィールドは、[topic]

フィールドに値を入力するために必要ですが、[first.name]フィールドと

[last.name]フィールドのみが、取り込まれるドキュメント内に存在しま す。

{ STRUCTURE eventcontacts   [...]

  { STRING last.name     MANDATORY = 1   }

  { ARRAY attachments     [...]

    BLOBRECONCTYPE = QUERY     TOPICFIELD     = contact.name

    PIFLINK        = last.name = @{..'last.name'}

    [...]

  }

  { ATTRIBUTE AllFields     EXCEPTION = last.name   }

}

BLOBRECONCTYPE

値QUERYは、[topic]フィールドの値が、ServiceCenterデータベースで実行 された要求を使って取得されることを表します。

TOPICFIELD

この例では、値[contact.name]は、[topic]フィールドに値を入力するた めにこのフィールドが使用されたことを意味します。

PIFLINK

コネクタ

この例では、値@{..'last.name'}は、ServiceCenterデータベースへ送信される WHERE句内で使用される値を指定します。

 注意:

この処理モードでは、イベントが同期で処理されなければなりません。

3 ドキュメントがServiceCenterイベントマネージャに処理された後に、[topic]

フィールドの値を取得することも可能です。

重要:この処理モードは、使用中のServiceCenterバージョンがイベントと添 付ファイルの関連付けをサポートしない場合は、使用不可能です。

この値は、イベントの[evid]フィールドの読み取り時に取得されます。こ のフィールドのタイトルはProblem IDまたはIncident IDで、使用する

ServiceCenterのバージョンにより変化します。

この処理モードは、作業指示の作成(event pmo)またはヘルプデスクのコー ル(event smin)に対応します。

{ STRUCT pmo   [...]

  { ARRAY attachments     [...]

    BLOBRECONCTYPE = EVID     [...]

  }     [...]

}

BLOBRECONCTYPE

値EVIDは、フィールド[topic]の値が、イベントのフィールド[evid]を 使って取得されることを意味します。

パラメータPIFLINKは必要ではありません。

 注意:

この処理モードでは、イベントが同期で処理されなければなりません。

ドキュメント内 Connect-It コネクタ (ページ 109-113)