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ドキュメント内 g131e.XDW (ページ 66-73)

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58  ( 100 

50  90  80  10 

82  83  84  85  86  81  88  89  90  91  92  (年度〉

82  83  84  85  86  81  88  89  90  91  92  (年度)

30 

82  83  84  85  86  81  88  89  90  91  92  (年皮〉

「電量j商定法」は1992年には15%に減少した.

尿素窒素:1982年から1984年まで56%を占めた「ウレ アーゼインドフェノーlレ法」は1985年から採用する施設 が減少し,

I

ウレアーゼ

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法」に移行した.1992年で は77%の施設が「ウレアーゼ

uv

法」で測定した.

尿 酸 :1982年に19%であった「リンタングステン酸 法」は年々減少し1990年以降採用した施設はなくなった.

1990年からは全ての施設が「ウリカーゼペルオキシダー ゼ法」を用いて測定した.

クレアチニン

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affe法(除蛋白する方法)Jは, 1982年で29%を占めていたが年々減少し, 1991年以降採 用した施設はなくなった.Jaffe法で除蛋白する方法か ら直接法に測定法を変更した施設が増加し, 1992年で 88%の採用率となった.

総蛋白:1982年に31%であった「屈折計法」は年々減 少し, 1989年以降採用した施設はl施設(2%)になった.

逆に,

I

ピウレット比色法」は増加し, 1992年で98%の 採用率となった.

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比 :76‑92%の施設でアルブミンを

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法」

で測定してから

A/G

比を計算で求める方法をとり,調 査を始めた1983年から10年間大きな変化はない.

ブドウ糖:調査を開始した1988年の時点は「ブドウ糖 酸化酵素法

J

が47%と最も多くの施設が採用した測定法 であったが, 1992年で12%まで減少した.これに対し,

「電極法」と「ブドウ糖脱水素酵素法

J

が増加し1992年 自動化率の推移

21%を占めた.11年間を通して「他のジアゾ法」は62‑

88%の施設が採用していた.

総コレステロール:11年間を通してほとんどの施設が

「酵素法j を採用した.

中性脂肪:1991年から測定法の分類方法を変更したの で図を1991年以降から分離して表示した.1982年では

「酵素比色法(盲検をとらない方法)Jを採用する施設が 83%を占めたが,年々この割合が減少した.その分「酵 素比色法(遊離グリセロール消去法 )Jが増加し, 1992年 は56%の施設が用いる測定法となった.

総カルシウム :11年 間 を 通 し て ほ と ん ど の 施 設 が

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法」を採用した.

無機リン :11年間において,

I

モリブデン青法(直接 法)Jと「モリブデン酸直接法j を採用した施設が最も 多かった.1982年に17%を占めた「モリブデン青法(除 蛋白する方法)

J

は減少し, 1989年に0 %となった.一 方,

I

酵素法」は年々増加し, 1992年は28%を占めた.

ナトリウム・カリウム:1982年から1985年は「炎光光 度法」と「イオン選択電極法」の割合が約 8 : 2であっ たが,以後「イオン選択電極法」に移行したため「炎光 光度法jの割合が徐々に減少し, 1992年には2 : 8に逆 転した.

クロール:ナトリウム及びカリウムと同様に,

I

イオ ン選択電極法」が1982年では22%であったものが1992年 に72%と大きく増加した.一方1982年に65%を占めた 図1. 

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図2.測定法の変遷

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3 .

変動係数(%)の経年変化

オープン方式:試料A

オープン方式:試料 B .  ブラインド方式:試料A .  ブラインド方式:試料 B

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82  83  84  85  86  87  88  89  90  91  92  (年度)

東 京 衛 研 年 報

4 4

1 9 9 3   6 1  

ではそれぞれ

38%

33%

の採用率であった.

以上をまとめると,

1 1

年間における検査所が採用した 測定法に大きな変化がみられた検査項目は,中性脂肪,

ナトリウム,カリウム,クロール,尿素窒素の5項目で あった.また,ほとんど変化がなかったものは,総コレ ステロール,総カルシウム ,A/C比の3項目であった.

4 .

変動係数の経年変化:

1 4

検査項目の

1 1

年間にわたる 変動係数の経年変化を図3に示した.全体的な傾向とし て,調査を開始した

1 9 8 2

年の時点は変動係数が大きく,

1 9 8 6

年ぐらいまでは改善傾向,それ以降はほぼ安定して いることがあげられた.また,調査開始当初から約3年 間はオープン方式よりブラインド方式の方が変動係数が 高かったが,それ以降はオープン・ブラインドの方式の 聞の差は認められなかった.試料の種類による違いを比 較したところ,

1 1

年間にわたり低濃度試料の方が変動係 数が大きい傾向がみられた.総ビリルピンの異常域試料 (試料B)において,

1 9 8 8

年から

1 9 9 0

年にかけて変動係数 が一時的に悪化した.この3年間は同一ロットの凍結乾 燥血清を使用し,この血清中の総ピリルピンの安定性に 問題があった可能性が考えられた.

日本医師会は日本全国の医療機関約

2

3 0 0

施設を対象 とした大規模な外部精度管理調査を実施している3)(以 下「日医調査j と略す).

1 9 9 2

年日医調査と

1 9 9 2

年度本 調査を変動係数につい℃比較したところ,総カルシウム,

ナトリウム,カリウム,ブドウ糖ではほぼ同じ値であっ た. 日医調査より変動係数が小さかった検査項目は,総 ピリルピン,総コレステロール,中性脂肪,尿素窒素,

尿酸,クレアチニン,総蛋白の7項目であった. しかし,

クロールの変動係数は日医調査に比しやや大きな値で あった.

ま と め

自動機器の導入が進むに伴い,それに対応する

i

'PIJ定法 が増加した.一方,除蛋白する方法や屈折計法のような

用手法の測定法が用いられなくなることが認められた.

更に,電解質項目(ナトリウム,カリウム,クロール)に おいて電解質専用機から汎用多項目自動分析機への更新 が進んだ結果,イオン選択電極法が多数を占めるように なった.一方,ブドウ糖ではブドウ糖測定専用機に採用 される電極j去の増加傾向がみられた.

自動化率の上昇とほぼ並行して,変動係数は改善され たことから,自動化が施設問の精度の向上に大きく寄与 したものと考えられた.更に,

1 9 8 6

年に施行された「臨 床衛生検査技師,衛生検査技師等に関する法律

J

の改正 による精度管理面の規制強化のため,検査所側の日常の 精度管理に対する姿勢の向上も一因と思われた.

一方,総ピリルピンにみられたような試料に起因する と思われる一時的な変動係数の動きが現れた.長期間の 検査精度のモニターを行うにあたっては,今後の調査に おいて安定な試料を用いることも必須である.

都内検査所における検査精度は調査回数を重ねるごと に改善され,一定レベルに達し安定した状態を継続して いる.今後,更に精度の向上を図るためには,正確度評 価のための基準を確立し,施設問差を生じる原因の追及 と,誤差要因の除去を検査所側の協力を得て取り組むこ とが必要となろう.

(付記:本精度管理調査は,

I

東京都衛生検査所精度管理 事業

J

主管:東京都衛生局医療計画部医務指導課として 実施したものである.) 

文 献

1 )東京都:昭和57年度(第1回)一平成2年度(第9回) 東京都衛生検査所精度管理調査結果報告書, 1983~

1 9 9 1  

2 )東京都:平成3年度(第

1 0

回)一平成4年度(第

1 1

回) 東京都衛生検査所精度管理事業報告書, 1992~1993 3 )日本医師会:平成4年度(第

2 6

回)臨床検査精度管理

調査結果報告書,

1 9 9 3  

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