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光媒体の保管と復元の概念

ドキュメント内 rzam4pdf.ps (ページ 163-167)

光ディスク装置は、広く使用されている IBM i 保管および復元コマンドの多くをサポートします。

DVD-RAM スタンドアロン光ディスク・ドライブ装置は、基本レベルのシステムでの保管/復元操作用の磁

気テープに代わる経済的な代替装置です。 DVD-RAM スタンドアロン・ドライブ装置は、すべての主要な 保管/復元機能をサポートします。自動ライブラリー装置は、ボリューム・リストを必要とする保管および 復元操作を使いやすくします。

保管および復元操作での光媒体形式:

保管および復元のボリューム・リスト処理は、光媒体形式ごとに異なります。

ボリューム・リストは、保管または復元要求で、操作に複数の光ディスク・ボリュームが必要であるため、

ボリューム・セットを作成する場合に使用されます。ボリューム・セット内のボリュームは、すべて同じ光 媒体形式でなければなりません。ボリューム・セットは、ISO 9660 を使用してフォーマットされた CD 媒 体に対してはサポートされません。

タイプが永続 WORM および CCW WORM の媒体は、HPOFS の媒体形式を使用して初期化する必要があ ります。

タイプが再書き込み可能の媒体は、HPOFS 形式または UDF を使用して初期化できます。

DVD-RAM スタンドアロン・ドライブ装置によって使用される DVD タイプの媒体は、UDF を使用して初

期化する必要があります。

光ディスク装置上の保管および復元データの編成:

パス名の長さ、命名規則、およびディレクトリー・レベルに従って、光ディスク装置上のデータを保管およ び復元する方法について説明します。

光媒体上の保管データは、パス名によって一意的に識別されます。このパス名の形式は、/directory name/subdirectory name/../filename です。必要な個数のディレクトリー・レベルを作成および指定して、ユ

ーザーのニーズに合わせて保管データを編成できます。ディレクトリー・レベルが指定されていない場合、

保管データ・ファイルは、指定の光ディスク・ボリュームのルート・ディレクトリーに置かれます。

光ディスク・パス名は、英数字で最大 256 文字の長さにできます。光ディスク・ボリューム名は、英数字 で最大 32 文字の長さにできます。長い名前を使用するときは、多少の注意が必要です。多くの IBM i 保 管および復元画面、メッセージ、報告書、出力ファイル、およびオブジェクト記述は、最大 6 文字のボリ ューム名と、17 文字のパス名をサポートします。これらのインスタンスでは、これより長い名前は切り捨 てて表示されます。また、一部の自動データ管理ソフトウェアは、長いボリューム名や長いパス名を正しく 処理できない場合があります。

光ディスク記憶へのライブラリーの保管

IBM i ライブラリー DEVLIB01 を、ライブラリー装置 OPTMLB02 に含まれる光ディスク・ボリューム

SRVOL1 に保管できます。これは、次のコマンドを使用して行います。

SAVLIB LIB(DEVLIB01) DEV(OPTMLB02) VOL(SRVOL1) ('/DEVLIB01')

保管データを含んでいる光ディスク・ファイル (DEVLIB01 という名前) が、ボリューム SRVOL1 のルー ト・ディレクトリーに作成されます。

光ディスク記憶の保管および復元ファイル情報の表示:

ファイル情報を保管および復元する際に、さまざまなコマンドを使用することができます。

例えば、指定の光ディスク・ボリュームに含まれる保管および復元ファイルに関する情報を、光ディスクの

表示 (DSPOPT) コマンドを使用して表示できます。次のコマンドは、光ディスク・ボリューム SRVOL1

のルート・ディレクトリーにあるすべての保管および復元ファイルの情報を表示します。

DSPOPT VOL(SRVOL1) DATA(*SAVRST) PATH(/)

OPTFILE パラメーターの使用

OPTFILE パラメーターは、保管および復元コマンド内で、保管データを入れるのに使用する光ディスク・

ファイルのパス名を指定するために使用されます。指定されたディレクトリー名が存在しない場合、システ ムは動的にそれを作成します。

OPTFILE パラメーターのデフォルト値は (*) です。デフォルトのパラメーター値を使用すると、ファイル

は、VOLUME パラメーターで指定された光ディスク・ボリュームのルート・ディレクトリーに置かれま す。また、SAV 以外のコマンドでは、ファイル名は保管されるオブジェクトを含んでいる IBM i ライブ ラリーの名前になります。

SAV コマンドの場合、OPTFILE(*) は SAVyyyymmddhhmmssmmm 形式のファイル名を生成します。ここ で、yyyymmddhhmmssmmm は、現在日時です。

媒体排出オプションの使用

PowerPC® IOA によって接続されたスタンドアロン・ドライブ装置の場合、保管および復元操作の終了時

に媒体トレイを自動的に開くことができます。これは、ENDOPT(*UNLOAD) パラメーターを指定すること によって行います。光ディスク・ライブラリー装置の場合、システムはこのパラメーターを無視します。

ENDOPT(*LEAVE) または ENDOPT(*REWIND) パラメーターは、スタンドアロン光ディスク・ドライブ装 置または光媒体ライブラリー装置には影響を与えません。

ボリューム・リストの内容:

ボリューム・リストを使用すると、単一の保管および復元操作で、複数の光媒体を使用して、要求された操 作を完了させることができます。

保管および復元ボリューム・リストの一部である、光ディスク・ボリュームに関連した情報は、光ディスク

の表示 (DSPOPT) コマンドを使用して表示できます。

ボリューム・リスト情報フィールドは、次のとおりです。

前のボリュームからの続き (Continued from Previous Volume) フラグ v このフィールドは、UDF 媒体にのみ適用されます。

v このフラグは、保管および復元ファイルがボリューム・リストの前のボリュームから継続されて いることを示します。

v 特定のボリューム上の 1 つだけのファイルが、このフラグをオンに設定できます。

v このフラグを表示するには、DSPOPT DATA(*FILATR) コマンドを使用できます。

次のボリュームに続く (Continued on Next Volume) フラグ v このフィールドは、UDF 媒体にのみ適用されます。

v このフラグは、保管および復元ファイルがボリューム・リストの次のボリュームに続くことを示 します。

v 特定のボリューム上の 1 つだけのファイルが、このフラグをオンに設定できます。

v このフラグを表示するには、DSPOPT DATA(*FILATR) コマンドを使用できます。

IPL 可能 (IPL Capable) フラグ

v このフラグは、保管システム (SAVSYS) コマンドがこのボリュームを作成しており、それを D モード IPL に使用できることを示します。

v このフラグを表示するには、DSPOPT DATA(*VOLATR) コマンドを使用できます。

ボリューム・リストの最終ボリューム (Last Volume in Volume List) フラグ

v このフラグは、そのボリュームはボリューム・リストの最終ボリュームであることを示します。

v HPOFS 形式のボリュームの場合、システムは最終ボリューム上にボリューム・リストに関係の

ない保管ファイルを置くことを許可しません。残存容量は、この状態に影響を与えません。UDF ボリュームは、十分なフリー・スペースがあれば、無関係の保管ファイルをボリューム上に置く ことを許可します。

v このフラグを表示するには、DSPOPT DATA(*VOLATR) コマンドを使用できます。

開始ボリューム ID (Starting Volume ID)

v ボリューム・リスト内のマルチボリューム・セットの最初のボリュームのボリューム ID は、

「開始ボリューム ID」フィールドで見つかります。UDF ボリュームの場合、ボリューム・リス トはいくつかの異なる保管ファイルを含んでいる場合があります。したがって、このフィールド は、セットに含まれる特定ファイルの開始ボリュームを指定していません。

v このフラグを表示するには、DSPOPT DATA(*VOLATR) または DATA(*FILATR) コマンドを使 用できます。

HPOFS 形式媒体でのボリューム・リスト:

マルチボリューム・セット内の 1 つのファイルのみが、論理的にボリュームにスパンできます。セットの 最終ボリュームには、保管要求を追加できません。システムは継続フラグを保守しません。

v Volume1 (Sequence#=1, Starting volid=Volume1, Last volume in set=No) – File1 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) – File2 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) – File3 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) v Volume2 (Sequence#=2, Starting volid=Volume1, Last volume in set=No)

– File3 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) v Volume3 (Sequence#=3, Starting volid=Volume1, Last volume in set=Yes)

– File3 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) 注:

v Volume1、Volume2、または Volume3 に対して、それ以上の保管操作は許可されません。その HPOFS は、Volume3 に対しては、十分なフリー・スペースがあっても、保管ファイルを追加しません。

v 以前の保管データへのアクセスは、Volume1、Volume2、および Volume3 から脱落しています。

v 復元操作はすべて Volume1 で開始する必要があります。

UDF 媒体でのボリューム・リスト:

マルチボリューム・セット内の複数のファイルが論理的にボリュームにスパンできますが、ボリューム・リ ストの次のボリュームにスパンできるのは、ボリュームにつき 1 つのファイルに限られます。

セットの最終ボリュームは、スペースが使用可能であれば、追加の保管要求を受け入れます。システムはス パン・ファイル用に継続フラグを保守します。

v Volume1 (Sequence#=1, Starting volid=Volume1, Last volume in set=No) – File1 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) – File2 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) – File3 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=YES) v Volume2 (Sequence#=2, Starting volid=Volume1, Last volume in set=No)

– File3 (Continued from previous volume=YES, Continued on next volume=NO) – File4 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) – File5 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=YES) v Volume3 (Sequence#=3, Starting volid=Volume1, Last volume in set=No)

– File5 (Continued from previous volume=YES, Continued on next volume=YES) v Volume4 (Sequence#=4, Starting volid=Volume1, Last volume in set=Yes)

– File5 (Continued from previous volume=YES, Continued on next volume=NO) – File6 (Continued from previous volume=NO, Continued on next volume=NO) 注:

1. スペースが許せば、Volume4 に対しては追加の保管が許可されます。

2. 復元操作は、指定のファイルが最初に現れる位置のボリュームで開始されます。例えば、Volume1 を処 理せずに、Volume2 の File4 からデータを復元できます。

3. この節で説明している UDF 媒体のボリューム・セットは、UDF の形式仕様 (ECMA 167 第 3 版また

は UDF 改訂 2.01) に定義されているボリューム・セットまたはマルチボリューム・サポートとは関係

ありません。これらの仕様で定義されているボリューム・セットに対するサポートは、現在は IBM i

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