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仮想テープの管理

ドキュメント内 rzam4pdf.ps (ページ 180-185)

仮想テープの管理に必要な手順について説明します。

保管操作を実行する

仮想磁気テープ記憶装置を保管する場合は、『仮想磁気テープ媒体』を参照してください。

復元操作を実行する

仮想磁気テープ記憶装置からの復元については、『ご使用のシステムの回復』を参照してくださ い。

仮想磁気テープを物理媒体に複写する

仮想テープ・ボリュームを物理磁気テープ装置に複写する際には、仮想テープ・ボリュームが物理 磁気テープ装置と互換性のあるブロック・サイズを使用して作成されていることを確認する必要が あります。仮想テープ・ボリュームの密度 (形式) は、仮想テープ・ボリューム上のデータ・ブロ ックの最大サイズを制御するために使用されます。ご使用の磁気テープ装置がサポートするブロッ ク・サイズを判別するには、『仮想磁気テープ・イメージの形式』を参照してください。

従属イメージ・カタログ内のボリュームを使用する

従属カタログは、参照イメージ・カタログ内にある仮想テープ・ボリュームの読み取り専用ビュー を提供します。例えば、JOE という名前のイメージ・カタログが存在する場合、イメージ・カタロ グ JOE に基づく従属イメージ・カタログを作成するために、コマンド行に以下のコマンドが入力

CRTIMGCLG IMGCLG(JOEDEP) DIR(*REFIMGCLG) TYPE(*TAP) REFIMGCLG(JOE)

従属イメージ・カタログ (JOEDEP) を別の仮想磁気テープ装置にマウントすれば、参照イメージ・

カタログ (JOE) 内のすべてのボリュームにアクセス可能です。従属イメージ・カタログは、参照イ

メージ・カタログに対して行われる追加変更とは同期化されません。複数の従属イメージ・カタロ グを作成し、すべてが同じ参照カタログを指すように指定することができます。従属イメージ・カ タログを使用することにより、同じ仮想テープ・ボリュームを同時に複数の仮想装置にマウントで きます。このマウント手順を使用すると、同時に複数のユーザーが入力操作のために同じ仮想テー プ・ボリュームを使用することが可能になります。

ボリュームは、読み取り専用と読み取り/書き込みの両方に同時にマウントすることはできません。

従属カタログによってすでに装置にマウントされているボリュームを、参照カタログによって別の 装置にマウントすることはできません。参照カタログによってすでに装置にマウントされているボ リュームを、従属カタログによって別の装置にマウントすることはできません。

別の区画または iSCSI 接続されたサーバーから仮想テープを使用する

Linux ゲスト区画または iSCSI 接続されたサーバーは、仮想磁気テープ装置および現在マウント済

みのボリュームを使用できます。

IBM i ホスト区画が仮想テープ・ボリュームをマウントした後でないと、別の区画または iSCSI

接続されたサーバーはそれを使用できません。

1. 仮想磁気テープ装置記述が、オフに構成変更時にパラメーター を *NO に設定したアンロード 装置を持っていることを確認します。

2. イメージ・カタログ・コマンドを使用して、仮想磁気テープ装置に仮想ボリュームをマウント します。

3. 仮想ボリュームの密度が *VRT256K であることを確認します。

4. 仮想磁気テープ装置をオフに構成変更します。

注: 仮想ボリュームはマウントされたままになっています。

これで、他の区画または iSCSI 接続されたサーバーは、仮想磁気テープ装置への仮想入出力を使用 して、前にマウントされた仮想テープ・ボリュームを使用できるようになります。ボリュームのス パンはサポートされていないため、他の区画または iSCSI 接続されたサーバーが使用できるのは、

マウントされたボリュームのみです。

仮想磁気テープ装置は、他の区画または iSCSI 接続されたサーバーに対して、3580 モデル 002 磁 気テープ装置として構成されます。

注: イメージ・カタログ・コマンドは、他の区画で使用されている間、仮想テープ・ボリュームの 除去なたは変更に使用してはなりません。

追加情報。

iSCSI を介した統合サーバー (英語)

ユーザー ASP 内の仮想テープ・ボリュームを使用する

1. ユーザー ASP 用にユーザー定義ファイル・システムを作成します。これは、統合ファイル・シ ステムの名前空間の残りの部分に表示させることができます。

v CRTUDFS UDFS('/dev/qaspXX/aspXX.udfs')、ここで、XX は ASP 番号

2. ステップ 1 で作成したユーザー定義ファイル・システムのマウント・ポイント・ディレクトリ ーとして使用される新規ディレクトリーをシステムに追加します。

v MKDIR DIR('/your-path') マウント・ポイント・ディレクトリーを作成するため

3. ユーザー定義ファイル・システム内のオブジェクトが統合ファイル・システムの名前空間にア クセスできるようにします。マウント・ポイント・ディレクトリーはパス名の最初の部分とし て割り当てられ、オブジェクトにアクセスするときに使用されます。

v MOUNT TYPE(*UDFS) MFS('/dev/qaspXX/aspXX.udfs') MNTOVRDIR(your-path) 注: '/your-path' 内に作成されるものはすべて、UDFS 内に作成されます。

4. CRTIMGCLG コマンドを使用して、パス名の最初の部分でマウント・ポイントを指定して、イ

メージ・カタログを作成します。

v CRTIMGCLG IMGCLG(USERASP) DIR('/your-path/image-directory') TYPE(*TAP)

注: CRTIMGCLG コマンドでパス名を指定する際に、マウント・ポイント・ディレクトリーのみを

指定することはできません。パス名には、マウント・ポイント・ディレクトリーの下のディレクト リーを含める必要があります。

独立ディスク・プール内の仮想テープ・ボリュームを使用する

独立ディスク・プール内の仮想テープ・ボリュームを使用するには、統合ファイル・システムのパ ス名の最初の部分としてその独立ディスク・プール装置名を指定します。仮想テープ・ボリューム を使用可能にするには、その前に独立ディスク・プールをオンに構成変更しておく必要がありま す。

イメージ・ファイルの *ALWSAV 属性

イメージ・カタログが作動可能状況にあるときは、すべてのイメージ・カタログのイメージの

*ALWSAV 属性値は、CHGATR コマンドによって *NO になります。この場合、オブジェクト保

管 (SAV) コマンドまたは QsrSave API を使用してイメージを保管できません。イメージ・カタロ グが作動可能状況でない場合は、イメージ・カタログのイメージの *ALWSAV 属性値は *YES に なります。この場合は、イメージを保管できます。

CHGATR コマンドは、統合ファイル・システム内の仮想ボリュームの保管許可属性を変更する際

に使用します。

v CHGATR OBJ('/tape/catalog1') ATR(*ALWSAV) VALUE(*NO) 関連概念:

『仮想磁気テープ・イメージの形式』

密度 (形式) パラメーターは、仮想テープ・ボリュームに書き込むことができるブロック・サイズを制限し て、そのボリュームを、物理磁気テープ装置への複写用に互換性があるものにします。

関連情報:

システムのリカバリー 仮想磁気テープ媒体

仮想磁気テープ・イメージの形式:

密度 (形式) パラメーターは、仮想テープ・ボリュームに書き込むことができるブロック・サイズを制限し て、そのボリュームを、物理磁気テープ装置への複写用に互換性があるものにします。

v 密度 *VRT256K のボリュームは、最適および最大ブロック・サイズ 256 KB を使用します。

v 密度 *VRT240K のボリュームは、最適および最大ブロック・サイズ 240 KB を使用します。

v 密度 *VRT64K のボリュームは、最適および最大ブロック・サイズ 64 KB を使用します。

v 密度 *VRT32K のボリュームは、最適および最大ブロック・サイズを使用せず、すべての装置と互換性

があります。

注: 磁気テープ装置を使用するアプリケーションは、データが仮想テープ・ボリュームに書き込まれるとき 実際に使用されるブロック・サイズを制御します。アプリケーションは、仮想テープ・ボリュームに、最大 ブロック・サイズより小さいデータ・ブロックを書き込むことができます。

非互換ブロック・サイズを選択した場合は、ご使用の仮想磁気テープ媒体を物理媒体にコピーすることはで きません。ご使用のシステムの物理磁気テープ装置と互換性のあるブロック・サイズを持つ仮想テープ密度 を確実に選出するために、次のいずれかを実行してください。

v テープ・ライブラリー装置の場合、IBM Navigator for i で、「構成およびサービス」 > 「すべてのタス ク」 > 「磁気テープ装置」 > 「テープ・ライブラリー」 > 「テープ資源」と展開します。次に、表示 したい装置を右クリックし、「プロパティー」を選択して、ご使用の磁気テープ装置でサポートされる ブロック・サイズを表示します。

v スタンドアロン磁気テープ装置の場合、IBM Navigator for i で、「構成およびサービス」 > 「すべての タスク」 > 「磁気テープ装置」 > 「スタンドアロン装置」と展開します。次に、表示したい装置を右 クリックし、「プロパティー」を選択して、ご使用の磁気テープ装置でサポートされるブロック・サイ ズを表示します。

v USEOPTBLK パラメーターを *YES に設定して、小さいライブラリーをご使用の物理磁気テープ・ドラ

イブに保管します。コマンド行に DSPTAP DATA(*LABELS) と入力し、ブロック長フィールドを見 て、使用したブロック・サイズを確認します。

注: 磁気テープの初期化 (INZTAP) コマンドは、仮想テープ・ボリューム上のどの既存データにも、仮想 磁気テープ装置からはアクセス不能となるようにします。 CLEAR(*YES) パラメーターを指定した

INZTAP コマンドを使用すると、仮想テープ・ボリューム内のどの既存データも削除することができます

が、この操作には長時間かかる可能性があり、多くのシステム・リソースを使用するので、このコマンドを 使用するのは、既存データに機密保護上の懸念がある場合に限るようにしてください。

関連概念:

171ページの『仮想磁気テープ記憶装置をセットアップする』

仮想磁気テープ記憶装置をセットアップするには、次の手順を実行します。

172ページの『仮想テープの管理』

仮想テープの管理に必要な手順について説明します。

別のシステムに仮想イメージをトランスポートする:

これらの説明は、仮想イメージをシステム間で移動する場合に使用します。

仮想磁気テープ記憶を使用する利点の 1 つは、仮想イメージのコピーを複数のシステムで使用できる点で す。仮想イメージをシステム間でトランスポートするには、以下のいずれかの方法を使用してください。

FTP 仮想イメージは、FTP (ファイル転送プロトコル) を使用してシステム間で転送できます。 FTP を 使用するには、ご使用のシステム上で TCP/IP をセットアップし、実行する必要があります。

次の例は、テープ・イメージを含む仮想テープ・イメージ・カタログをリモート IBM i システム に転送する方法を示します。

リモート・システムで、仮想テープを保管するためのディレクトリーを作成します。

CRTDIR myimgclgdir1

ローカル・システムで、以下のステップを実行します。

ftp REMOTESYSTEM binary

namefmt 1

ドキュメント内 rzam4pdf.ps (ページ 180-185)