第2章 事業概要及び実績 第1節 保健医療事業
第2節 保健事業
2 歯科保健対策事業
歯や口の健康を保つことは、単に食物を摂取するというだけでなく、食事や会話を楽しむなど豊 かな人生を送るための基礎となります。
宮崎市では、宮崎市郡歯科医師会をはじめとする関係機関の協力により、歯科保健事業を推進し ています。特に、平成 12 年度からは専門の歯科医師・歯科衛生士の常勤体制を整備し、乳幼児期か ら高齢期にいたるまでの歯や口の健康づくりの事業を展開するとともに、障がい児者歯科健診など の推進を図っています。
(1)歯周疾患検診事業
30~70 歳の 5 歳刻みの年齢の市民を対象に、歯周病や歯の喪失を予防するために歯科健診を実
施しています。 (単位:人)
(2)歯とお口の健康相談
平成 17 年度より障がい児・者を含めた乳幼児から高齢者までを対象に、保健所第 2 歯科保健室
において歯科健診・相談を実施しています。 (単位:人)
内 訳 H26 H27 H28
受診者数
30 歳 341 320 263
35 歳 394 378 315
40 歳 507 461 317
45 歳 361 353 281
50 歳 369 315 232
55 歳 343 350 245
60 歳 418 326 394
65 歳 634 561 490
70 歳 498 419 538
計 3,865 3,483 3,075
口腔内所見
異常なし 183 155 253
要指導 57 52 514
要精密 3,625 3,276 2,308
年 度 H26 H27 H28
回 数(回) 48 48 36
受診者数
年齢区分
0~5 歳 140 174 131
6~17 歳 5 3 1
18 歳以上 95 104 92
実人員 225 273 212
延人員 240 281 224
口腔内 所見
むし歯と歯周病
異常なし 171 190 148
むし歯 10 1 5
歯周病 43 67 49
むし歯と歯周病 16 23 22
補綴
(18 歳~)
異常なし 88 98 85
要補綴 7 6 7
(3)妊婦歯科口腔健康診査事業
妊娠中の歯科疾患の早期発見・早期治療により、口腔及び全身の健康増進を図り、母子の口腔 衛生に関する認識を高めるために各医療機関にて歯科健診を実施しています。
平成 28 年度 受診者数 1,400 人
(4)乳幼児等歯科健診・相談事業
①1歳6か月児健康診査及び3歳6か月児健康診査時に歯科の集団健康診査を実施しています。
② 母子保健事業等の実施時に歯科健診・相談を実施しています。
(1 歳 6 か月児健康診査、3 歳 6 か月児健康診査は除く)
(5)1歳児歯科口腔健康診査事業
乳歯は生えて 3 年間がもっともむし歯になりやすいため、乳歯が生え始めるこの時期に各医療 機関にて歯科健診指導等を実施しています。
平成 28 年度 受診者数 2,079 人 年度
区分
H26 H27 H28
回 数(回) 72 70 35
人 員(人) 663 333 296
年度 区分
H26 H27 H28
1 歳 6 か 月 児
受診者数(人) 3,691 3,638 3,567
受診率(%) 97.1 97.6 96.1
むし歯の総数(本) 273 160 180
むし歯保有者数 73 51 49
むし歯の保有率(%) 2.0 1.4 1.4
一人当たりのむし歯 の本数
対受診者(本) 0.07 0.04 0.05
対保有者(本) 3.7 3.1 3.7
3 歳 6 か 月 児
受診者数(人) 3,733 3,659 3,746
受診率(%) 97.2 95.3 98.0
むし歯の総数(本) 2,849 2,341 2,222
むし歯保有者数 717 629 617
むし歯の保有率(%) 19.2 17.2 16.5
一人当たりのむし歯 の本数
対受診者(本) 0.76 0.64 0.59
対保有者(本) 4.0 3.7 3.6
(6)2歳児歯科健康診査・フッ化物塗布
満2歳の幼児を対象に、口腔内検査・ブラッシング指導・食生活指導・フッ化物塗布を宮崎市 郡歯科医師会に委託し、各医療機関にて実施しています。
(単位:人)
(7)フッ化物洗口推進事業(4歳・5歳児)
乳幼児からのむし歯予防を推進するために、保育所・幼稚園の職員及び保護者に対し健康教育 を実施するとともに、幼児期の集団によるフッ化物洗口の実施を推進しています。
※年度内に新たにフッ化物洗口を開始した件数・人数
(8)歯科健康教育
むし歯や歯周病予防等についての健康教育を、乳幼児や学童の保護者のみならず、歯科衛生士 や保育士などの関係職種等を対象に実施しています。
(9)宮崎市歯科保健推進協議会
少子・高齢社会を迎え、生涯を通じ、歯の健康に対する正しい知識の普及とライフステージに 応じた歯科保健対策が必要となっています。そのため、関係各課や関係機関の代表が集い、歯科 保健事業推進のための協議会を開催しています。
平成 28 年度実施状況 3回
2 歳 児 歯 科 健 康 診 査
年度 区分
H26 H27 H28
対象者 3,793 3,745 3,464
受診者数 2,674 2,674 2,741
受診率(%) 70.5 71.4 79.1
むし歯の総数(本) 822 817 604
むし歯保有者数 203 233 195
むし歯保有率(%) 7.6 8.7 7.1
一人当たりのむし歯 の本数
対受診者(本) 0.31 0.31 0.22 対保有者(本) 4.1 3.5 3.1
塗布①
フッ化物塗布者数 2,658 2,658 2,719
フッ化物塗布率(%)(対 対象者数) 70.1 70.9 78.5
塗布②
フッ化物塗布者数 1,488 1,439 1,404
フッ化物塗布率(%)(対 対象者数) 39.2 38.4 40.5
塗布③
フッ化物塗布者数 964 944 887
フッ化物塗布率(%)(対 対象者数) 25.4 25.2 25.6
年度 区分
H26 H27 H28
回 数(回) 65 65 99
人 員(人) 1,887 1,637 3,731
年 度 H26 H27 H28
実 施 園(件) 4 2 2
実施者数(人) 127 88 53
(10)宮崎市口腔保健支援センター
生涯を通じた歯と口の健康及び口腔機能の維持・向上を支援していくことを目的に、平成25 年4月に宮崎歯科福祉センター内に設置されました。
○歯の健康フェスティバル
口腔衛生とその意識を向上し、健康に寄与することを意図として、歯と口の健康週間にあわせ て実施しています。
日 時:平成 28 年 6 月 5 日(日)10:00~15:00 場 所:宮交シティ(3階 紫陽花ホール)等 参加人数:2,280 人
内 容:歯科健診・矯正相談・フッ化物塗布・歯科検査体験・石こう指型づくり体験 児童生徒図画、ポスター、標語等の展示
3 栄養対策推進事業
(1)給食施設指導
特定かつ多数の人に継続的に食事を提供する施設に対して、栄養効果が十分な給食を提供する ための指導を行います。また、関係職員を対象に研修会を実施します。
① 施設別指導状況 (単位:件)
② 研修会 平成 28 年度
(2)人材育成
① 食生活改善推進員
よりよい食生活の普及浸透を図るため、住民参加型の地域ボランティア活動が積極的に展開さ れるよう、食生活改善推進員を対象に研修を行い、活動を支援します。
・宮崎市食生活改善推進員数 134 名(平成 29 年 4 月 1 日現在)
研修会等実施状況 平成 28 年度
地域活動支援状況(延人数) 平成 28 年度
② 在宅栄養士研修
栄養改善事業を推進するための人材育成事業として、在宅栄養士の掘り起こし、再教育のため
の研修を行います。 平成 28 年度
③ その他 平成 28 年度
内 訳 H26 H27 H28
病 院 等 43 44 39
介護老人福祉施設等 23 17 17
対 象 人員 内 容
市内給食施設勤務栄養士 等 59
講演「熊本地震災害支援活動の実際を体験して」
「福祉施設の非常食の取組みについて」
グループワーク 「各施設における非常食の状況について」
区 分 内 容 実施回数 延人員
研修会等 健康や食に関する研修会等 153 2,129
区 分 回 数 延人員 内 容
栄養指導の実際 1 17
講演 「ロコモ予防について」
講演 「歯と口の健康について」
区 分 実施校 延 人 員
学 生 実 習 3 9
区 分 実施回数 活動者数 参加者数
料理教室、イベント 75 368 3,453
(3)栄養相談・教育
生涯にわたる健康づくりを支援するための栄養知識の普及と食生活改善を目的に、個別相談や 集団教育を実施します。
栄養相談・教育実施数
(4)伝えたい健やかおとなメニュー推進事業
市民の健康食に対する関心を高め、生活習慣の改善を図ることを目的に、健康食を提供する飲 食店等の認定や、「世界糖尿病デー」に関連したキャンペーンを実施します。
・「伝えたい健やかおとなメニュー」の募集及び認定
平成 28 年度
(5)後期高齢者訪問栄養指導事業
高齢者の低栄養による疾病等の課題に対応するため、訪問栄養指導・相談を実施します。(公 益社団法人宮崎県栄養士会へ委託)
平成 28 年度実績 訪問栄養指導実施者数 25 人
4 健康づくり事業
(1)健康づくり推進協議会支援事業
市民の健康維持・増進を図るために、健康づくり推進協議会の活動を支援します。平成 14 年度 に設立した健康づくり推進協議会は、市内各地域で健康講座や教室を開催するほか、毎年、体育 の日に「みやざき市民一斉健康ウォーキング」を開催します。
・宮崎市健康づくり推進員 115 人(平成 29 年 4 月1日現在)
(2)出前健康講座講師派遣事業
市民の健康意識の高揚を目的に、宮崎市郡医師会、宮崎県栄養士会、健康運動指導士(有資格 者)等の協力を得て、それぞれ各種研修会等の講師として派遣をしています。
内 訳
H26 H27 H28
母子 成人 母子 成人 母子 成人
個別 延人員 1,552 159 1,285 308 1,481 325 集団
回数 42 31 34 18 22 17
延人員 783 610 698 358 571 268 合計延人員 2,335 769 1,983 666 2,052 593
認定店舗数 認定メニュー イベント数
4 4 3
H26 H27 H28
派遣回数 4 6 3
参加者数 92 289 252
(3) どこでもロコモ予防事業
ロコモティブシンドローム(運動器の障がいのために、移動機能の低下をきたした状態)に対 する正しい知識の普及を図り、市民の健康管理意識を高め、行動変容を促します。
平成28年度実績 ロコモ検診 614 人 ロコモメイト養成講座 124 人
(4) 健康みやざきマイレージ事業
市民が受診する各種健診や運動、健康づくりのイベント参加等にポイントをつけることで、活 動の機会を増やし、市民一人ひとりの健康に対する意識向上や健康づくりを支援します。
平成 28 年度実績 ポイント付与対象 18 事業 応募者延人数 713 人
5 母子保健事業
(保健センターが関連している事業のみ掲載)母子保健は、母性の尊重と保護を基盤として、妊娠中の健康管理、乳幼児の健康保持増進、児童 の健全育成を基本理念とするものです。
近年、少子高齢化の進展、女性の社会進出等、社会環境が大きく変化し、生活様式や価値観の急 激な変容、地域連帯感の希薄化など、子どもが生まれ育つ地域環境の変化の中、育児不安・児童虐 待といった親と子の心の問題や人工妊娠中絶・性感染症の増加などの思春期の複雑な問題等に対応 するため、関係課(福祉・教育等)と連携を図りながら、事業を進めていきます。
(1)親子健康手帳(母子健康手帳)の交付
妊娠期間を健康に過ごし、正しい育児についての知識を得ることを目的に交付しています。
平成 18 年度より、父親の育児参加を促す機会となるよう母子健康手帳を「親子健康手帳」と名 称変更し、平成 26 年度より、市内 6 保健センター(中央・江南・北部・西部・南部・田野)にお いて保健師等の専門職が交付しています。
妊娠週数別妊娠届出状況 (単位:人)
(2)乳幼児健康相談
核家族化が進むなか、育児不安を抱く母親が多くなっており、子どもの成長発達にも影響を及ぼし ています。これらの様々な問題を解決するにあたり、地域子育て支援センターに保健師等が出向き、
保健指導等を実施しています。
① おやこの健康相談 (単位:人)
年度 区分
H26 H27 H28
満 11 週 以 内 3,472 3,425 3,414 満 12 ~ 19 週 以 内 227 165 168
満 20 ~ 27 週 以 内 28 28 29
満 28 週 以 上 18 19 9
不 詳 1 6 2
計 3,746 3,643 3,622
親子健康手帳交付数(冊) 3,857 3,745 3,724
H26
H27
H28実 施 回 数 12 12 36