14 日
11 低コスト林業技術の確立事業
⑴ 事業目的
都は、多摩産材の安定供給及び造育林による森林の持続的循環のため、花粉対策等施策に加え、
森林作業道整備や高性能林業機械導入支援を進めてきた。国は、木材自給率
50%以上を目指し、路網整備の徹底、施業集約化の促進等を柱として、所有者に代わって林業事業体が、高性能林業機 械等を使用して専門的な森林経営を計画的に行う提案型集約化施業により効率的に生産及び森林 整備を行う森林経営計画等への制度変更を行った。
しかし、東京の地形は、急傾斜が多いため、技術開発をさらに進めないと、木材搬出や造育林で
採算が合わず多摩産材の供給量が不足し森林の循環が停滞する恐れがある。
そこで、東京の地形等の条件に適合した林業の採算性を向上する低コスト作業システム開発のた
め、新たな東京型低コスト林業技術の実地検証を行う。
⑵ 事業期間
平成26年度~平成30年度
⑶ 事業の仕組み
⑷ 事業内容
林業事業体が所有者に利益還元できる低コスト林業技術を確立し、多摩地域において森林・林業 経営ができるように、大学・研究機関、林業事業体、林業機械等開発メーカー、森林所有者、主伐 事業主体者等と連携して、新たな東京型低コスト林業技術の実地検証を行い、東京都における新た な林業技術の開発を行う。
⑸ 事業実績
①平成26年度
東京型低コスト林業技術の確立に関する調査及び技術開発等全体計画策定
②平成27年度
新たな東京型低コスト林業技術の実地検証(伐採・搬出システム4事業)他
③平成28年度
新たな東京型低コスト林業技術の実地検証(伐採・搬出システム4事業、地拵え・植栽システム 1事業)他
委託内容
○ H26成果の技術開発全体計画に基づき、
大学、都農総研等研究機関、機械メーカー、
林業事業体等と共同で実地検証を行って、
新たな林業技術を開発
○優先順位の高い施業技術から順次実行
○林業事業体による作業の現場検証を行い、
システム改善
○技術導入の初期投資、回収計画を明確化
低コスト林業技術の実証的開発(H27~)
東京都 委 託
林業技術コンサルタント機 関がコーディネートして、大 学・研究機関等と開発
大 学 ・ 都 農 総 研 等 の 研 究 機 関 ・ 事業者(機械メー カー)等
林業事業体
改善提案等 現場検証
Ⅲ 林 業 経 営
ドキュメント内
東京の森林-表紙2018.pwd
(ページ 93-96)