精進していきたいと思います。今後とも 同窓会の先生方のご支援、よろしくお願 い申し上げます。
主任教授 池内 浩基 准 教 授 内野 基
助 教 坂東 俊宏、蝶野 晃弘、
佐々木 寛文
病院助手 堀尾 勇規、桑原 隆一、
皆川 知洋
15.医局紹介
炎症性腸疾患学 外科部門 主任教授
池 内 浩 基
(昭和62年卒業)炎症性腸疾患学 外科部門
(炎症性腸疾患外科)
スタッフ紹介
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 准教授
都 築 建 三
(平成 8 年卒業)緑樹会の皆様におきましては、平素よ り当科にご支援とご協力を賜りまして、
誠にありがとうございます。心より御礼 申し上げます。当教室は、昭和48年 4 月に浅井良三先生が初代教授に就任され て耳鼻咽喉科学教室として始まりました。
昭和52年 4 月に雲井健雄先生が第 2 代 教授に、平成 6 年11月には第 3 代教授 に阪上雅史先生が着任されて現在に至っ ています。平成27年 4 月に耳鼻咽喉科・
頭頸部外科学教室と改名されました。
現在は、耳科疾患、小児難聴・補聴器、
めまい・平衡、顔面神経、味覚・嗅覚、
鼻副鼻腔疾患、睡眠時無呼吸、頭頸部腫 瘍など専門外来での診療を行っています。
以下簡単に紹介させていただきます。
耳科疾患:鼓室形成術症例数は、全国 トップクラスです。入院期間の短縮と術 後通院回数の減少に工夫をしています。
聴覚を失った方には積極的に人工内耳埋 め込み手術を施行しております。
小児難聴・補聴器:他覚的聴力評価、原 因究明、補聴器の装着・訓練に加えて、本 邦では数少ないAuditory Verbal法という言 語療法で良好な言語発達を得ています。
めまい・平衡:日本めまい平衡医学会 認定めまい相談医が、小児から高齢者ま で、様々な原因のめまいに対して検査と 治療を行っています。
顔面神経:多くはBell麻痺で治癒率の 高い疾患ですが、約20%は予後不良です。
当科ではENoG検査による予後判定を行 い、積極的に手術治療(顔面神経減荷術)
を行っています。
鼻副鼻腔疾患・嗅覚:鼻閉、嗅覚障害 を生じる好酸球性副鼻腔炎は厚生労働省 の指定難病となり、当科で治療を行う患 者数も増加しています。またその他の原 因(感冒後など)の嗅覚障害患者も増加 しています。薬物治療および内視鏡下鼻 副鼻腔手術に力を入れて、治療成績の向 上を目指しています。
味覚:全国でも数少ない味覚専門外来 を設け、味覚異常をはじめ、舌痛症、口 腔乾燥感症なども対象にしております。
味覚検査で機能評価をし、亜鉛内服治療、
漢方治療、心理ケアを中心に加療を行っ ております。
頭頸部腫瘍:早期発見、早期治療に心 がけています。手術・放射線・化学療法
(超選択的動注化学療法)による集学的 治療を行い、生存率改善と機能温存の両 立を目指しています。
今後も当科一丸となり、教育・診療・
研究に邁進してまいります。
今後ともご指導、ご支援をよろしくお 願い申し上げます。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
(耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
─42─
内科学 神経・脳卒中科 准教授
木 村 卓
緑樹会の会員の皆様、こんにちは。い つも当科の診療にご協力いただきありが とうございます。
当科は大学の講座としては「内科学(神 経・脳卒中科)」であり、診療科としては
「神経内科」となっています。主に旧第 5 内科学の神経グループが臓器別再編で 統合され、平成14年に芳川浩男先生が教 授に就任されました。芳川教授の専門は 末梢神経疾患、シャルコーマリートゥー ス病、ギランバレー症候群(GBS)、慢性 炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)です。
GBS、CIDPを含んだ免疫性神経筋疾患
(多発性硬化症、重症筋無力症、多発性 筋炎)を多数診療しているのが当科の特 徴です。これらの病気は治療に反応がみ られ、社会復帰につなげることができま す。神経疾患の患者はADLが低下する患 者が多く、寝たきりであった患者が、入 院治療で回復し、社会復帰を果たしたと いう話を聞くと非常にうれしく、やりがい を感じる瞬間でもあります。多発性硬化 症に対して、かつては増悪時にステロイ ドを投与するしかなかったのですが、再 発予防薬としてインターフェロン、フィン ゴリモド(リンパ組織からのリンパ球の 遊走を抑制する)、タイサブリ(中枢神経
内へのリンパ球の侵入を抑制する)など 多彩な機序の薬剤が登場し、疾患のコン トロールが可能となってきました。また遺 伝性の神経難病(脊髄性筋萎縮症、球脊 髄性筋萎縮症、ファブリー病、ポンぺ病)
に対する治療法が登場し、以前のように
「診断して経過をみているだけの科」で はなく、「早期に診断し、治療法を提供す る科」へと変貌しております。緑樹会の 先生におかれましては、診断未確定の患 者や確定していても治療されていない患 者がおりましたら、気軽に紹介していた だければ幸いでございます。
当科は教育にも力を入れており、クリ ニカルクラークシップ(クリクラ)学生 や研修医を対象に週 1 - 2 回レクチャーを 行っております。内容は神経診察法や局 在診断、筋電図・脳波・臨床検査の見方、
外来診療(頭痛など)です。これらの取 り組みが評価されたのか「学生が選ぶベ ストティーチャー賞(クリクラ部門)」を 平成24年度と28年度の 2 回受賞しました。
これからも兵庫医大の教育、診療、研究 を充実させるよう精進する覚悟ですので、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げま す。