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伝送路診断情報

ドキュメント内 6E8C3850.book (ページ 88-92)

第 7 章 アプリケーションインタフェース

7.2 伝送路診断情報

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7.2.2 伝送路診断情報の参照方法

伝送路診断情報は伝送路がシングル構成の場合はA系情報のみを、二重化構成の場合 はA系情報およびB系情報を持ちます。

伝送路診断情報実装アドレス

スロット毎のベースアドレスとソケット0情報の各実装スロットでのアドレス ワードオフセット

A系情報 130912130927 B系情報 130928130943

ベースアドレス A系情報の先頭の場合 エンジニアリングツール上 のシンボル名

ソケット0 0 %MW13.130912 EN_NODEMAPA_0

ソケット1 524288 %MW13.655200 EN_NODEMAPA_1

ソケット2 1048576 %MW13.1179488 EN_NODEMAPA_2

ソケット3 1572864 %MW13.1703776 EN_NODEMAPA_3

ソケット4 2097152 %MW13.2228064 EN_NODEMAPA_4

ソケット5 2621440 %MW13.2752352 EN_NODEMAPA_5

ソケット6 3145728 %MW13.3276640 EN_NODEMAPA_6

ソケット7 3670016 %MW13.3800928 EN_NODEMAPA_7

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7.2.3 伝送路診断フレームの構成

EN6モジュールから送信される伝送路診断フレームは以下の内容にて送出します。

送信周期 :10秒周期 プロトコル :UDP

宛先アドレス:サブネットブロードキャストにて送出します。

例:172.16.64xx、サブネットマスク:255.255.192.0 の場合 A系:172.16.127.255

B系:172.16.192.255 宛先ポート :48000

メッセージサイズ:1036バイト メッセージフォーマット:

(注)本フォーマットには、UDP/IPなどのプロトコルヘッダは含んで いません。

(注 1) EN611, EN631, EN651, EN651Aの場合:0、EN621,EN641, EN661の場合:1

(それ以外は、セットしないでください)

(注 2) <31>~<16>:リザーブ、<15>~<0>:シーケンスNO.(0~1023)

<31>~<16>は0をセット。

(それ以外は、セットしないでください)

(注 3)計算機からのデータは任意です。

ENモジュールからは、A系側IPアドレスをリトルエンディアンにてセット して送出。

(注 4)計算機からのデータは任意です。

ENモジュールからは、実装コントローラの情報をセットして送出。

offset <31>    <0> 備考

1036バイト

40CH

00h Service 0:シングル伝送路、1:二重化伝送路(注1 04H InvokeID (注2

08H Size 1024固定

0CH IPアドレス (注3A系側 IPアドレス(リトルエンディアン) 10H

408H

data (注4

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ENモジュールでは、相互に本診断メッセージを10秒周期にて送信して診断を行って います。

計算機などは、アプリケーションにて本メッセージを送出することで診断の対象に 加えることが可能です。(二重化ネットワークの場合は、同じ内容のメッセージをA 系/B系に各々10秒周期で送出します) 送出周期は、10秒を守るようにしてくださ い。周期が短いとネットワークトラフィックが増大することになり、周期が長いと 診断フレーム受信無しと診断することになります。

また、各伝送路の診断には各系からの受信データがあったことで伝送路診断を正常 と判断しています。そのため受信データの有無が伝送路診断の正常/異常の判断と なります。診断フレームとして送信される場合には、前述のフォーマットを守るよ うにして下さい。

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