• 検索結果がありません。

エンジニアリングツールでの設定

ドキュメント内 6E8C3850.book (ページ 40-48)

第 3 章 設定

3.2 ネットワークパラメータの設定

3.2.4 エンジニアリングツールでの設定

EN6モジュールへの設定はエンジニアリングツールから行います。

■ ネットワークパラメータの確認

EN6モジュールが接続されているネットワークの設定を行います。

IPアドレスタイプで、「ツールから設定」にした場合、エンジニアリングツールを立 上げ次の手順で内容の登録を行います。

エンジニアリングツールの詳細については、エンジニアリングツール取扱説明書を 参照してください。

図 3-5のシステム構成に基づいたEN6モジュールのエンジニアリングの説明を行い ます。

図3-5 設定例のシステム構成

エンジニアリングツールでの設定を行う前に次のスイッチ設定を確認してくださ い。

•「動作モードスイッチ」が全てOFFとなっていること。

(クラスBの場合は、全てOFF)

•「ステーションアドレス(ホストID)設定スイッチ」が、H:1、L:4 となっていること。

(10進数で、20を設定)

(1)続いて、エンジニアリングツールを起動します。

6E8C3850

27

3

(2)コントローラAのコンフィグレーションエディタ[ハードウェア構成]を起動 します。コントローラAのハードウェア構成を登録した画面が表示されます。

ハードウェア構成登録については、エンジニアリングツール取扱説明書を参照 してください。

(3) EN641を選択し[編集(E)][パラメータ設定(P)]を実行すると次の画面が表 示されます。

3

(4)システム構成図に従って登録を行います。IPアドレスタイプが「クラスB」の 場合は、172.16.64.xx (xx はステーションアドレス(ホストID):今回は20)、

サブネットマスク 255.255.192.0 を登録します。

(5)登録が完了したら、[ファイル(F)][書き込み(W)]を実行します。

その後、コントローラAのコンフィグレーションエディタ[ハードウェア構成]

に戻り、[ファイル(F)][保存(S)]を実行します。

(6)プロダクトビューにてmodel 2000テストシステムのシステム構成を[表示(V)]

[コンフィグレーションエディタ(C)]にて開きます。

6E8C3850

29

3

(7)接続構成図(LAN構成)をダブルクリックし展開します。

(8)システム(S) 側のモジュール名の NO.1の部分をダブルクリックしてモジュー ル接続を展開し、接続するモジュール種別を登録します。今回の場合は EtherLANDouble(Ethernet LAN(2重化))を選択します。

3

(9)接続(C)をクリックし登録します。登録した結果、次のようになります。

(10) LAN(L)の登録を行います。

LAN(L)側にて、先程接続したLANを選択し、モジュール名のNO.1の部分を ダブルクリックしてモジュール接続を展開し、接続するモジュール種別を登録 します。今回の場合はステーション(コントローラ A)(Ethe LAN カード 10BASE2 2重化バス用)を選択します。

6E8C3850

31

3

(11)接続(C)をクリックし登録します。登録した結果、次のようになります。

(12)[ファイル(F)][保存(S)]を実行して、登録した情報を保存します。

(13)現在のEN6モジュールの情報を確認します。

まず、エンジニアリングツールをEN6モジュールシリアル通信ポート(TOOL) へ接続して情報を取出します。コントローラAのコンフィグレーションエディ タ[ハードウェア構成]の[オプション (O)][伝送パラメータ設定 (T)]にて 伝送パラメータの設定を行います。今回はシリアル通信ポートを使用して確認 を行います。

伝送手段:RS232C、ポート:COM1(使用するポートを指定します。今回は COM1)、ネットワークシステム:EtherLANDouble(0)、タイムアウト時間(s): 6、IP Address:172.16.64.1を登録し、[OK]をクリックします。

3

(14)以上の登録が完了致したら、該当するEthernetモジュールのネットワーク情報 がシリアル通信ポート(TOOL)から読み出せることを確認します。

コントローラAのコンフィグレーションエディタ[ハードウェア構成]を起動 し、コントローラAのハードウェア構成を登録した画面を表示します。そこで EN641を選択し、[編集(E)][パラメータ設定(P)]を実行すると、次の画面が 表示されます。

(15) [ツールとEtherカード(B)]をクリックすると、シリアル通信ポート(TOOL) から、Ethernetモジュールのもつネットワーク情報が表示されます。

6E8C3850

33

3

(16)シリアル通信ポートから正常にEN6モジュールの情報が読み出せたならば、次 はEthernet 経由にてEN6モジュールの情報の読み出しが行えることを確認し ます。

Ethernet経由で読み出せたこと確認するため、まず、RS-232Cケーブルを外し ます。伝送パラメータの設定画面から、Ethernet 経由で確認するための設定を行いま す。伝送手段:Ethernet を選択します。その他の設定は、シリアル通信ポートから 読み出したときの設定内容を使用しますので、再設定の必要はありません。

[OK]をクリックします。

コントローラAのコンフィグレーションエディタ[ハードウェア構成]を起動 し、コントローラAのハードウェア構成を登録した画面を表示します。そこで EN641を選択し、[編集(E)][パラメータ設定(P)]を実行すると次の画面が表 示され、[ツールと Ether カード (B)]をクリックすると Ethernet 経由にて Ethernetモジュールのもつネットワーク情報が表示されます。

3

■ ネットワークパラメータの設定

ネットワークパラメータの種類は、IPアドレス、サブネットマスクおよびマルチキャ ストアドレスがあります。登録した内容をEthernetモジュールに対してダウンロー ドする方法を示します。

[イーサネットモジュール側の準備]

エンジニアリングツールとEthernetモジュールのシリアル通信ポート(TOOL)とを RS-232Cケーブルで接続します。

次に、シリアル通信ポート(TOOL)から伝送パラメータ設定画面の確認を行うため の設定をします。

コントローラAのコンフィグレーションエディタ[ハードウェア構成]を起動し、コ ントローラAのハードウェア構成を登録した画面を表示します。そこでEN641を選択 し[編集(E)][パラメータ設定(P)]を実行すると次の画面が表示され、[ツールと Etherカード(B)]をクリックするとシリアル通信ポートからEthernetモジュールのも つネットワーク情報を表示させることができます。

ドキュメント内 6E8C3850.book (ページ 40-48)