付録
MYP用語 定義 ルーブリック(評価指標)
(Assessment rubric)
レベルとレベルの説明を記載した表。
評価方法
(Assessment strategy)
教師が生徒の学習に関する情報を集めるために使用 する方法またはアプローチ(観察、自由形式の課題、
生徒の解答など)。 評価課題
(Assessment task)
生徒が評価を受けるために取り組む活動、または一連 の活動。
評価ツール
(Assessment tool)
生徒のパフォーマンスや理解に関する情報を集める ための方法。
ATLリーダー
(ATL leader)
学校は、ATLのためにリーダーを任命することがで きます。リーダーは、プログラムに携わる教師、保護 者、生徒、および必要な場合にはコミュニティーとの 間の連絡・調整を担当します。
進級可否確認
(At‒risk checking)*
生徒が予想をはるかに下回るパフォーマンスを示し、
評点が次の学年に進むための下限近くになった場合 に、生徒の解答を採点し直すプロセス。
異例な解答
(Atypical response)*
課題に対して通常提出されるのとはまったく異なる 解答。異例な解答の例には、未完成の成果物、指示に 従っていない成果物、予期されない解答、問題の多い 成果物、不正行為などが含まれます。
本当に生徒本人が取り組んだ ものであるかどうかの認証
(Authentication)*
生徒本人が取り組んだ成果物であることを認めるため のプロセスとその証明。この認証の例には、生徒の解 答の出所を示す教師と生徒の署名などが含まれます。
バイアス
(Bias)*
あるグループ(人種、民族、性別などを共にする集団)
が、特定の問題で平均よりも低い評点になるのであれ ば、その問題はそのグループに不利をもたらすバイア スがかかっているといえます。
バイリンガル修了証
(Bilingual certificate)*
IB MYPバイリンガル修了証を参照。
志願者
(Candidate)*
評価に登録した生徒。
志願者の登録
(Candidate registration)*
MYPコーディネーターよって行われる、外部評価の ために志願者を登録するプロセス。
主任試験官
(Chief examiner)*
最上位の試験官。長期にわたって、かつ教科内の学習 分野の間で、同じ基準が維持されていることを確認す る責任を負います。
付録4:MYP用語集
MYP用語 定義
統合された教科
(Combined subject groups)
MYP第1~3年次におけるスケジューリングのオ プション。地域的な状況により必要な場合、学校は ある教科の必須授業時間を他の教科の1つあるいは 複数のコースのためにあらかじめ組んであるスケ ジュールや時間割に組み込む。
奉仕活動
(Community service)
生徒は、自分のニーズと他者のニーズを満たすための 相互責任に基づいて理解し、行動することにより、コ ミュニティーに奉仕します。
同等性
(Comparability)
具体的な結果がどこまで他の結果と同等と見なされ 得るかの度合い。通常は、年度間(今年の成績8は昨 年の成績8と同じかどうか)や科目間(「数学」の成績 5は「芸術」の成績5と同じかどうか)の比較に使わ れます。また、IBと他の認定(IBの科目で最高の 成績をとるのと他の科目で最高の成績をとるのは同 程度の難易度か)の比較に使われることもあります。
学習の同時並行性
(Concurrency of learning)
MYPとDPにおける必須科目を同時に学習すること。
構成の関連性
(Construct relevance)
意図したスキルや知識を評価が実際にどこまで試す かの度合い。構成の関連性が低い評価とは、例えば実 践的なスキルを筆記試験で試すことなどを指します。
コース
(Course)
あらかじめ決められた学習期間内に行う一定数の授 業、講義、指導時間など。学校は、科目特有のコース と学際的なコースを通じて、MYPの科目の指導と学 習を構成します。
コース履修証
(Course results)*
IB MYPコース履修証を参照。
コースワーク
(Coursework)
生徒がコースの履修期間中に完成させる内部評価の 成果物。
評価規準の評点の合計
(Criterion levels total)
ある教科における各評価規準に対して与えられた最 終到達度の合計。
評価規準に準拠した絶対評価
(Criterion-related assessment)
あらかじめ合意されている評価規準に照合して、到達 度を決定する評価プロセス。このため、基準は固定さ れていて、同学年の生徒の到達度によって変化するこ とはありません。MYPの評価は、評価規準に準拠し た絶対評価です。
MYP用語 定義 カリキュラムの枠組み
(Curriculum framework)
指導と学習のために構築された計画。MYPのカリ キュラムの枠組みは、プログラムの構造と指導のアプ ローチを規定しています。また、そうしたプログラム の構造と指導の方法は、MYPでの学習のねらいや目 標を規定し、生徒の到達度をそのねらいや目標に照ら し合わせて厳格に評価することにも反映されていま す。MYPにおけるカリキュラムの枠組みでは、概念 理解とグローバルな文脈、指導のアプローチと学習の アプローチおよび幅広く、バランスのとれた学習分野 にわたる意味のある学習内容が重要な要素となって います。
決定的な採点
(Definitive mark)*
主席試験官が生徒の成果物の具体的な部分に関して つけた採点。この採点は、他の試験官が模倣すべき採 点となります。(品質モデルも参照)
レベルの説明
(Descriptors)
レベルの説明は、個別の到達度の成果物に期待される 特徴を説明しています。
差異化した指導
(Differentiation)
異なる能力レベルに応じた指導計画。
(評価における)差異化
(Differentiation)*
異なる能力レベルを示している生徒を区別すること。
学習分野(Discipline) 学習分野や学術研究の領域;指導の目的によって知識 を整理する方法(一般には、MYPとDPにおける評 価という実践的な目的に基づき、科目として知られる)。 MYPの教科や科目には、複数の学習分野を含むもの もあります。例えば、MYPの教科である「芸術」は、
「美術」「演劇」「音楽」「メディア」「ダンス」といった 学習分野を含みます。「総合理科」は、「生物」「化学」
「物理」という3つの学習分野を含みます。
科目登録数 ― 取消者を除く
(Discipline registrations̶
excluding withdrawals)*
当該試験セッションの個々の科目レベルの登録志願 者数。登録を取り消した生徒は除外します。
科目登録数 ― 取消者を含む
(Discipline registrations̶
including withdrawals)*
当該試験セッションの個々の科目レベルの登録志願 者数。登録を取り消した生徒も含みます。
付録4:MYP用語集
MYP用語 定義
ダイナミックサンプリング
(Dynamic sampling)*
モデレーションに際して品質確認を効果的に活用す るためのプロセス。このプロセスでは、教師と試験官 の採点の両方に「許容範囲」の品質モデルを適用しま す。例えば、最初のサンプルの教師の採点が許容範囲 内にあれば、モデレーション係数は適用されません。
また、モデレーター(試験官)は生徒の成果物を個別に 受け取り、一貫性のある基準を維持するための「シー ドスクリプト」として用いられます。さらに、教師の 採点が全体的な基準に合致していないことを示す根 拠がある場合は、必要な成果物を追加で試験官に割り あてられるようになります。
eアセスメント
(eAssessment)*
コンピューターや他の類似した装置を使って行われ る評価。MYPeアセスメントを参照。
eアセスメントの指示
(eAssessment instructions)*
どの問題に何問答える必要があるかについての説明。
例えば、「5の3問に答えなさい」のような指示が出 されます。
eアセスメントの言語
(eAssessment language)*
試験で使用する言語。
e採点
(eMarking)*
試験官が試験の解答をコンピューター画面上で直接 採点するプロセス。
成績照会サービス
(Enquiry upon results (EUR))*
学校の要請を受けて行われるレベル(評点)の確認。
eポートフォリオのカバーシート
(ePortfolio coversheet)*
eポートフォリオの第1ページ目。ここには志願者の 情報が記載され、コースワークの出所を示す目的で志 願者の成果物に添付されます。カバーシートは、コー スワークの構成要素によって複数の形式があります。
eポートフォリオの成果物
(ePortfolio response)*
eポートフォリオの評価課題に対する反応として 志願者が作成したものすべてを指します。通常は、
MYPコーディネーターか教師がIBのeコース ワークシステムにアップロードした電子形式のファ イルです。
eポートフォリオ
(ePortfolios)*
内部評価の試験やコースワークをMYPコーディ ネーターか教師がアップロードして、IBによる外部 モデレーションに提出するシステムまたはプロセス。
eスクリプト
(eScript)*
eアセスメントでの志願者の反応(解答)。 試験監督者
(Examination invigilator)*
試験環境を監督・管理する担当者。
MYP用語 定義 試験セッション
(Examination session)*
試験が実施・採点される期間。IBでは、5月と 11 月 の年2回にわたりMYPのセッションを実施してい ます。
試験官
(Examiner)*
志願者の外部評価に評点をつける担当者。
試験官の再採点
(Examiner re-mark)*
試験官のつけた評点が、一貫性を欠いていたり、必須 の基準から大きく外れていたりすることが分かった 場合に、採点をやり直すプロセス。結果として、モデ レーションの失敗となる可能性が高まります。
外部評価
(External assessment)*
生徒を担当する教師ではなく、IBによって設定さ れ、採点された評価のこと。
外部モデレーション(評価の適正化)
(External moderation)*
モデレーションを参照。
外部で評価した
(Externally assessed)*
IBが完全に評価・採点を行った成果物。
練習ツール
(Familiarization tool)*
志願者がスクリーン上での試験環境とそのツール セットの使い方を学習するために受けることのでき る一般的な試験のシミュレーション。
最終評価
(Final assessment)*
MYP第5年次の終了時に行われる、生徒の成果物に 対する総括的評価。
形成的評価
(Formative assessment)
指導を導き生徒のパフォーマンスを向上させるため に情報提供することを目的とした継続的な評価。
グローバルな関わり
(Global engagement)
「探究」「行動」「振り返り」を通じて、地域や国、国 際的な社会で、グローバルな課題に取り組みます。
成績(Grade) 生徒の到達度の説明。MYPの生徒の成果物に対する
最終成績は、1(最低)から7(最高)までの範囲で 与えられます。成績とは、生徒が発揮した全体的な品 質に対するIBの判断を示すもので、複数の年度や科 目を通じて一貫性を有しています。
成績授与
(Grade award)*
試験セッションの翌月に行われる会議。この会議で上 級試験官が各科目、各評価要素の成績換算表を決定し ます。
成績授与チーム
(Grade award team)*
成績換算表の作成と進級可否の採点を担当するチーム。
成績換算表
(Grade boundary)
ある成績と次の成績の間の境界線を示します。たいて いは、特定の成績に相当する評価規準の評点の合計の 最低値と最高値を示すのに用いられます。