84
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(注1) 育児休業取得人数の開示があっても、過去3年間における男性による育児休業取得人数がゼロ の場合は、「開示なし」として集計している。
(注2) 人数のみの開示であっても、開示情報から比率を算出することが可能な場合は「開示あり」と して集計を行っている。
有給休暇の取得率または取得日数の開示を行っている企業は全体で約21.4%でし た。製造業は平均を上回っており、約28.0%でした。
図表21 有給休暇取得率または日数の開示状況
柔軟な勤務場所または勤務時間を認める制度が実際に何人の従業員により利用さ れているかについての開示を行っている企業は少なく、全業種で開示比率は約3.5%
にとどまっています。
図表22 柔軟な勤務制度の活用実績にかかる開示状況
全従業員における平均勤続年数については有価証券報告書において開示すること となっていますが、男女別の平均勤続年数について情報開示が行われている企業は 全業種で約18.9%にとどまっています。特に非製造業において開示比率が小さく、
約12.3%となっています。
28.0%
16.7%
12.7%
21.4%
製造業(N=264) 非製造業(N=228) 金融業(N=79) 全業種(N=571)
開示あり 開示なし
6.1%
1.8%
0.0%
3.5%
製造業(N=264) 非製造業(N=228) 金融業(N=79) 全業種(N=571)
開示あり 開示なし
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図表23 男女別の平均勤続年数の開示状況
実労働時間に関するデータ(総労働時間数や時間外労働時間数など)を開示して いる企業は全体の約11.4%であり、製造業では約17.8%の企業で開示が行われてい ますが、非製造業及び金融業における開示比率は1桁台にとどまっています。
図表24 実労働時間に関するデータの開示状況
25.4%
12.3%
16.5%
18.9%
製造業(N=264) 非製造業(N=228) 金融業(N=79) 全業種(N=571)
開示あり 開示なし
17.8%
6.1%
5.1%
11.4%
製造業(N=264) 非製造業(N=228) 金融業(N=79) 全業種(N=571)
開示あり 開示なし
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