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介護保険運営にかかる市町村への支援

〔図表3-2-10-(1)-イ 要介護認定に携わる人材への研修〕

(2)自立支援、介護予防・重度化防止の取組支援及び目標設定

【現状と課題・施策の方向性】

・ 本県の介護保険事業の現状として、高齢化率は全国平均と比べて低い水準にある一方、平均 基準保険料が全国平均に比べて高い水準にあります。また、要介護(要支援)高齢者の状況 においても要介護3以上の認定者数の割合が高く、介護給付の状況に関しても基準限度額に 占める介護給付費の割合が高い水準にあります。

・ 本県の高齢化は今後も進み、平成 37 年(2025 年)には約4人に1人が 65 歳以上高齢者にな ると予想され、高齢化率が 21%を超える超高齢社会になることが予想されます。また、高齢 者世帯の増加に伴い高齢者単独世帯も増加し続ける一方、平均世帯人員は減少し続ける見込 みであり、家庭内の介護力は弱まっていくことが予想されます。

【個別施策・事業】

○ 介護保険制度の目的は、「要介護状態になっても能力に応じ自立した日常生活を営むことがで きるようにすること」(介護保険法(以下「法」という。)第1条)であり、日常生活につい ては「可能な限り、住み慣れた地域で」(法第5条の3)、また「可能な限り、その居宅にお いて」(法第2条の4)と定められています。

○ 住み慣れた地域の一つの目安は、日常生活圏です。これは、地理的条件、人口、交通事情そ の他の社会的条件等を総合的に勘案して保険者である市町村が設定し、介護サービスや地域 包括ケアシステムの基盤整備の単位となっています。

研修名 対象者 内容

認定調査員研修

新規に認定調査に従事する者及 び認定調査に従事することが予 定される者並びに既に認定調査 に従事している者

  認定調査に従事する者が要介護( 要支援) 認定におけ る公平・ 公正かつ適切な認定調査を実施するために必要 な知識、 技能の修得及び向上を図る。

介護認定審査会委員研修

介護認定審査会委員及び介護認 定審査会委員に委嘱されること が予定される者

  介護認定審査会委員が要介護( 要支援) 認定における 公平・ 公正かつ適切な審査判定を実施するために必要な 知識、 技能の修得及び向上を図る。

主治医研修

主治医意見書を記載する( 予定を 含む。 ) 医師

  要介護( 要支援) 認定に係る審査判定の重要な資料で ある主治医意見書の記載がより 適切に行われるよう、 主 治医意見書の記載方法等について研修を実施し、 適切な 要介護( 要支援) 認定の実施を図る。

介護認定審査会運営適正化 研修

市町村職員等介護認定審査会の 運営に関わる者

  市町村職員等介護認定審査会の運営に関わる者が介 護認定審査会の適正な 運営を図るために必要な知識、

技能を修得すること並びに介護認定審査会における審査

判定手順等の適正化及び平準化を図る。

○ 県は、市町村が設定した日常生活圏において、ひとり一人の高齢者が住み慣れた地域で、そ の能力に応じて必要な支援やサービスを利用しながら自立した生活が可能となるように、市 町村における地域ケアマネジメントの構築に向けた総合的な支援を図っていきます。

(3)介護給付適正化の取組支援及び目標設定

【現状と課題・施策の方向性】

・ 介護給付費等適正化事業は、地域支援事業における保険者である市町村が実施する事業(法 第 115 条の 45 の3)であり、利用者に対する適切なサービスを確保するとともに、不適切な 給付の改善を通して介護保険制度の信頼感を高めるとともに、健全で持続可能な介護保険制 度の構築を図るためのものです。

・ 第6期計画では、市町村の主要5事業の着実な実施を図るために、県は担当者研修や実地支 援を通して技術的助言や情報提供を行い、全ての市町村が主要5事業のうちいずれかを実施 しています。

・ 平成37年(2025年)には約4人に1人が 65歳以上高齢者になることが予算されています。

また、介護サービスを提供する人材も不足することが懸念されている状況にあります。この ような状況を踏まえ、必要な人に過不足のない介護サービスの提供を確保するため、介護給 付の適正化に向けた市町村の取組は、ますます重要となっています。

【個別施策・事業】

○ 市町村が実施する地域支援事業の一つとして、県としては、引き続き担当者研修や実地支援 を通した技術的助言や情報提供を行うとともに、国民健康保険団体連合会への業務委託を推 進するなど、沖縄県国民健康保険団体連合会と連携した取組を行います。

○ 適正化事業は、事業を実施すること自体が目的ではなく、本事業を活用して地域ケア会議に おいて地域課題を検討する機会につなげたり、介護支援専門員及び介護サービス事業者に対 する自立支援型ケアマネジメントに向けた客観的なデータ等による啓発活動を行う機会につ なげる等、地域ケアマネジメントの構築のための手段として位置づけるものとします。

現状 平成2 9 年度

( 見込)

平成3 0 年度 平成3 1 年度 平成3 2 年度 多職種連携型ケアプラン点検支援保険者

数( 全1 3 保険者)

3 1 3 1 3 1 3

地域ケア個別会議の定期的な 開催市町 村数( 全4 1 市町村)

3 8 4 1 4 1 4 1

指標

目標値

〔図表3-2-10-(3) 適正化事業の内容〕

現状 平成2 9 年度

( 見込)

平成3 0 年度 平成3 1 年度 平成3 2 年度 住宅改修等の点検の実施保険者数( 全

1 3 保険者)

1 0 1 3 1 3 1 3

給付実績の活用に関する実施保険者数

( 全1 3 保険者)

7 1 1 1 3 1 3

指標

目標値

要介護認定の適正化

 要介護認定の変更認定又は更新認定に係る認定調査の内 容について 、市町村職員等が訪問又は書面等の審査を通じて 点検する。

ケアプランの点検

 介護支援専門員が作成した居宅介護サービス 計画、介護予 防サービス 計画の記載内容について 、事業者に資料提出を求 め又は訪問調査を行い、市町村職員等の第三者が点検及び支 援を行う。

住宅改修等の点検

 改修工事を行おうとする受給者宅の実態確認や工事見積書 の点検、竣工時の訪問調査等を行って 施行状況を点検する。

また、福祉用具利用者等に対し訪問調査等を行って 、福祉用 具の必要性や利用状況等について 点検する。

縦覧点検・ 医療情報との突合

・ 縦覧点検

 受給者ごとに複数月にまたがる介護報酬の支払状況( 請求 明細書内容) を確認し、提供されたサービス の整合性、算定回 数・ 算定日数等の点検を行う。

・ 医療情報との突合

 医療担当部署との更な る連携体制の構築を図りつつ、受給者 の後期高齢者医療や国民健康保険の入院情報と介護保険の 給付情報を突合し、給付日数や提供されたサービス の整合性 の点検を行う。

介護給付費通知

 受給者本人( 家族を含む) に対して 、事業者からの介護報酬 の請求及び費用の給付状況等について 通知する。

その他の適正 化事業

給付実績の活用

 沖縄県国民健康保険団体連合会で 実施する審査支払いの 結果から得られる給付実績を活用して 、不適切な 給付や事業 者を発見する。

区分 適正化事業名 事業内容

主要5事業

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