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第5章 結論

5.2. 今後の展望

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5.2.2. AHL分解細菌(AHLアシラーゼ)について

第4章においてAHL分解細菌のAHL分解遺伝子を特定し,その解析を行った.本研究 で実施した AHL 分解細菌の遺伝子解析結果は,それ自体が活性汚泥処理に目に見える影 響を与えるということはないと思われる.あくまで基礎研究としての側面が強く,このよ うな解析結果の蓄積を続けていくしかない.

本研究結果はQSの観点より,AHLアシラーゼとしての機能解析を行った.しかし,活 性汚泥の処理活性という観点からは,これを汚水処理のためのひとつの有機物分解酵素と 見ることもできる.活性汚泥中の細菌について,それらが有する有機物分解酵素に関する 研究結果は年々増え続けており,本研究で対象としたAcinetobacter属細菌に関する報告だ けでも多くを挙げることができる.各酵素の構造解析もLuxI/LuxRタンパク質と同様,今 後進んでいくと考えられる.究極的には,汚水処理に必要十分な種類の有機物分解酵素と その作用機構等が解明された暁には,それらの酵素を系内に並べておくだけで触媒反応を 進行させるリアクターも夢ではない.そうなれば,遠い未来には活性汚泥など必要なくな るかもしれない.

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謝辞

本研究を行うにあたり,特に論文作成や研究発表について多くのご指導ご鞭撻を賜りま した池田宰教授に深く感謝いたします.また,実験全般を中心に,日々ご指導を賜りまし た諸星知広准教授に深く感謝いたします.ご多忙の中,再三に渡り本論文の研究審査会に 時間を割いていただいた副指導教員の鈴木昇教授,柿井一男教授に深く感謝いたします.

また,研究審査会に加え,副専門課題においてもご指導を賜りました飯村兼一准教授,吉 原佐知雄准教授に深く感謝いたします.

本研究を行うにあたり,活性汚泥を提供していただいた財団法人栃木県建設総合技術セ ンターに深く感謝いたします.

日々の研究室生活で温かく接していただいた生物工学研究室の皆様に深く感謝いたしま す.特に研究面においては,第 3 章のバイオフィルム形成試験を中心に数多くの実験に尽 力していただいた山田和希くん,飯田栞さん,我妻隆樹くんに深く感謝いたします.また,

第4章のAHL分解遺伝子スクリーニングをはじめ,多くの地道な実験に尽力していただい た篠崎匡広くん,安本世良くんに深く感謝いたします.

また,研究に関する行事等で特にお世話になりました,本学ソフトマテリアル研究室お よび水処理化学研究室の皆様,筑波大学野村暢彦研究室の皆様に深く感謝いたします.

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APPENDIX