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【更に厳しい被害様相】
○より厳しい環境下での被害発生
・ 台風や強風が多発する季節に防波堤が被災した場合、港湾内の静穏が保てな いほか高潮が直接湾内に浸入するため、岸壁が健全であっても緊急輸送に活 用できない。
○被害拡大をもたらすその他の事象の発生
・ 東京湾内に石油等が流出し、船舶の入出港が困難となり、サプライチェーン が寸断され、産業活動が停滞する。また、船舶による緊急輸送が困難となり、
市民生活に支障が生じる。
・ コンビナート港湾等において、老朽化した民有の護岸等が崩壊し、土砂等の 流出により港湾内の航路の機能が制限される。また、危険物の海域への流出 等が発生する。その結果、耐震強化岸壁等に繋がる航路の機能が制限される。
○二次災害の発生
・ 港湾設備や船舶で火災が発生、羽田空港への離着陸に影響する。
○二次的な波及の拡大
・ 東京湾内の港湾の被災により海上輸送量が減少し、道路も渋滞等により利用 困難である場合、食料品や生活用品の物資不足が継続する。
・ 東日本の広範囲の道県のコンテナ貨物を取り扱う京浜港が被災することで、
東日本の広範な地域において貨物の輸出入や経済活動に支障が生じる。
・ 港湾機能の麻痺により、サプライチェーンが寸断することで、原料や部品等 の輸出が停止することになり、企業の生産活動に甚大な影響を及ぼす。
・ 港湾の機能や首都圏の経済活動を早期に回復できない場合、貨物の取扱量が 減少し、1 年以上経過しても被災前の水準に戻らない。
・ 東京湾内の国際戦略港湾・国際拠点港湾等の岸壁が被災し使用不能となり、
国際港湾物流における日本の地位が低下する。
(相模トラフ沿いの大規模な地震が発生した場合)
・ 東京湾外の港湾を中心に津波による被害が発生するほか、各港では津波警報 解除までの2日間程度復旧作業が滞る。
・ 津波の発生を受け、東京湾内の船舶が一斉に沖合に避難し、湾内が多数の避 難船舶により混雑する。
・ 津波により港湾のコンテナや小型船等が港湾内や一般水域に流出し、緊急輸 送船をはじめとする船舶の航行が困難となる。
・ 耐震強化岸壁の設計を超える地震動により岸壁が機能を停止する。
・ 震度6 強等の強い余震が頻発することにより、施設の復旧等が遅れる。
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■主な防災・減災対策
○予防対策
・ 港湾施設の耐震化、老朽化対策、適切な維持管理の実施
・ 港湾における津波避難対策
○応急・復旧対策
・ 全国からの復旧支援体制の備え
・ TEC-FORCEによる技術支援対策
・ 建設機材・要員の配分量を考慮した、道路啓開とライフライン・インフラと の復旧のための優先順位の設定、災害時協定の実運用の検討
・ 早期復旧技術の開発
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