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ドキュメント内 酵母細胞の耐塩性に関する研究 (ページ 32-36)

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4

0 1 2   Added NaCl  (M) 

Fig.  5.  Effects of NaCl  on  Growth of  Zygosaccharomyces回 虫ii and 

s .

accharomyee

̲ s  

cerevisiae Cells. 

A, time  courses  of  growth of 

Z .  

roiicells in YM medium containing  OMr v3M NaCl.  B, Ratio  of  growth  of 

Z .  

ro旦玉

i

よand ̲S.  ̲cerevisiae  cells. 

10 

1 .4 

守 ‑

o oZ 4Z

f  

u

と 略 ) で 培 養 し た と こ ろ 、

Z .

rouxi i細 胞 の ダ プ リ ン グ タ イ ム は そ れ ぞ れ3時間、 3時間、 3 . 5時間、 6時 間 で あ っ た 。

Z .

rouxi i細胞は、

1M食 塩 培 地 で は 対 照 の OM食 塩 培 地 と ほ ぼ 同 じ 生 育 が 、 2M食 塩 培 地 で は 対 照 に 比 べ の 培 養 初 期 に ラ グ 期 が 生 じ た が 定 常 期 に 至 り 対 照 と 同 様の生育が、 3M食 塩 培 地 で は 著 し い 生 育 の 遅 れ が 認 め ら れ た 。 これ らのことは、

z .

rouxi i細 胞 の 生 育 が 培 地 の 食 塩 濃 度 の 増 加 に よ っ て 阻 害 さ れ る こ と を 示 し て い る 。 . s .

  c ̲

erevisia e に お け る 生 育 タ イ ム コ ー ス は 省 略 し た 。

図5‑Bに、

Z .

rouxi iと.s.

  c ̲

erevisia e細 胞 の 生 育 に 及 ぼ す 食 塩 の効果を、 定 常 期 の 細 胞 に つ い て 対 照 の OM食 塩 培 地 か ら 得 た 細 胞 数 に 対 す る 生 育 度 の 相 対 値 と し て 表 示 し た 。 最 終 的 に 定 常 期 で 得 ら れ た

Z .

rouxi i細 胞 量 は OM食 塩 培 地 に 比 べ て 1Mと 2M食 塩 培 地 で は そ れ ぞ れ 1.5倍、 1 .3倍 多 か っ た 。 こ の 食 塩 添 加 に よ る 細 胞 収 量 の 増 加 は 静 置 培 養 条 件 で は 認 め ら れ な か っ た の で ( デ ー タ 示 し て い な い ) 、 振 と う 培 養 の 効 果 、 即 ち 、 培 養 液 の 溶 存 酸 素 量 に 依 存 し て い る と 推 察された。

Z .

rouxi i細胞と異なり、.s.

  c ̲

erevisiae細 胞 の 生 育 は 培 地 の 食 塩 濃 度 に よ り 著 し く 抑 制 さ れ た 。 この結果は'l̲. rouxi iが 耐塩性であり、.s.

  c ̲

erevisiaeが 食 塩 感 受 性 で あ る こ と を 良 く 示 し

ている。特に、.s.

  c ̲

erevisiae細 胞 は 1M食 塩 培 地 で は ほ と ん ど 生 育 し な か っ た の で 、 以 降 で は 削 除 し た 。

13 2

Z .  

rouxi i細 胞 の 形 態 に 及 ぼ す 食 塩 の 影 響

OMか ら 3M食 塩 を 含 む YM培 地 で 培 養 し た

f .

rouxi i細 胞 の 形 態 を 顕 微 鏡 下 で 観 察 し 、 写 真 を 図 6に示した。 また、 細 胞 の 最 大 直 径 に 対 す る 最 小 直 径 の 比 を 各 細 胞 の 顕 微 鏡 写 真 か ら 計 測 し た と こ ろ 、 そ の

A  B 

Fig.  6.  Micrographs of Zygosaccharomyces rouxii Cells.  A, in  OM NaCI‑YM medium  B, oin  1M NaCI‑YM medium  C, in  2M NaCI‑YM medium  D, in  3M NaCI‑YM medium  The scale bar represents 10μm. 

23 

値 は OM、 1M、 2M、 3M食 塩 培 地 で 培 養 し た 細 胞 で そ れ ぞ れ 0.90、 0.67、

.65、 0.50であった。 こ の 結 果 は 培 地 の 食 塩 濃 度 の 増 加 と と も に 、

培 養 細 胞 の 形 が 球 形 か ら 卵 形 に 変 化 し た こ と を 示 し て い る 。 酵 母 細 胞 の 細 胞 の 形 は 細 胞 壁 、 細 胞 内 骨 格 な ど に よ り 決 定 さ れ て い る と 考 え ら れ る が 、 本 実 験 で は こ れ 以 上 追 究 し な か っ た 。

1  .  3

3 Z .   r o u x i  i

細 胞 の 脂 質 組 成 に 及 ぼ す 食 塩 の 影 響

図 7に 脂 質 含 量 に 対 す る 培 地 食 塩 濃 度 の 影 響 を 示 し た 。 各 脂 質 成 分 は 凍 結 乾 燥

z . r o   u x  

i i 細 胞 重 量

( m g )

当 り の 含 量

(μg)

と し て 表 示 した。 1Mと 2M食 塩 培 地 で 培 養 し た 細 胞 で は 、 OM食 塩 培 地 で 培 養 し た 細 胞 と 比 べ た 時 、 ス テ ロ ー ル エ ス テ ル 量 が 著 し く 増 加 し 、 ト リ ア シ ル グ リ セ ロ ー ル 量 は 減 少 し た 。 3M食 塩 培 地 で 培 養 し た 細 胞 で は 、 そ れ ぞ れ は OM食 塩 培 地 で 培 養 し た 細 胞 の レ ベ ル に 戻 っ た 。 さらに、 ス テ ロ ー ル と 遊 離 脂 肪 酸 量 は 培 地 の 食 塩 濃 度 の 増 加 と と も に 増 加 し た 。 一 般 的 に 遊 離 型 の 脂 肪 酸 は 細 胞 毒 性 を 持 っ て い る と 言 わ れ て い る の で 、 高 濃 度 の 食 塩 が 培 地 に 存 在 す る と き 、 遊 離 脂 肪 酸 が 細 胞 に 蓄 積 す る こ と は 、 耐 塩 性 酵 母 で あ っ て も 脂 質 代 謝 が 局 部 的 に 異 常 を き た し て い る と 推 測 さ れ る 。 燐 脂 質 は 3M食 塩 培 地 で そ の 含 量 が 若 干 低 い 以 外 は ほ ぼ 一 定 レ ベ ル に 維 持 さ れ て い た 。 ここで、 燐 脂 質 に 対 す る ス テ ロ ー ル の 比 ( ス テ ロ ー ル / 燐 脂 質 ,

μg/μg)

を 計 算 す る と 、 OM、

1M、 2M、 3M食 塩 を 含 む 培 地 で 培 養 し た 細 胞 で そ の 比 は そ れ ぞ れ 0.06、

o  . 

13、

o . 

14、

o . 

18であった。 こ の 結 果 は 培 地 食 塩 濃 度 の 増 加 と と も

に 燐 脂 質 当 り の ス テ ロ ー ル 量 が 増 加 し て い る こ と を 示 し て い る 。 図 8に 中 性 脂 質 組 成 ( 完 ) 、 燐 脂 質 組 成 (% ) 、 脂 肪 酸 組 成 ( %) に 及 ぼ す 培 地 食 塩 濃 度 の 影 響 を 示 し た 。 培 地 に 食 塩 が 存 在 す る こ と に よ り ホ

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ドキュメント内 酵母細胞の耐塩性に関する研究 (ページ 32-36)

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