後席シートを格納すると、荷室が広く使 えます。
■ 格納のしかた
格納のさまたげにならないよう、前 席を前方へ動かします。
→ 3-45ページ(前席シート)
※ ラバー仕様などの厚手のフロアカー ペットを後席足元に敷いていると、
シート格納のさまたげになる場合があ ります。
格納前にフロアカーペットを荷室に収 納するか、次の から までの手 順を行なってください。
後席の右側床下にあるふた(1)を 外します。
レバー(2)を車の後ろ方向へ押 しながら、ふたを手前に引きます。64P0069
外したふたを取り付けるときは、つめ(3)を車体の凹部(4)にあ わせてから、ふたを押し付けます。
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倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ ないでください。ブレーキや加速、衝 突のときなどに、投げ出されてけがの おそれがあります。
シートを動かすときは、手足を挟んだ り、身体に当てたりしないように気を つけてください。
格納前に、シートの下にものが落ちて いないか確認してください。
タイプ別装備
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2 3
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(2)
(1)
(3)
(4)
3
フロアカーペット(5)を後席の右 側床下に収納します。
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シートベルトのバックル(6)を次 の図のようにします。
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シート左側にあるストラップ(7)
を引き上げ、そのまま背もたれを前 方へ倒します。
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シート裏側にあるロック解除レバー
(8)を引き上げ、シートのロック を解除します。
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シート全体を両手でささえて、前方 へ約180度回転させます。
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お車のタイプやフロアカーペットの形 状により、この場所には入らない場合 があります。
バックルは上図のようにしてくださ い。
シートを動かすときに破損するおそれ があります。
3
(5)
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(6)
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(7)
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(8)
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(9)
(10)
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■ もとにもどすときは
3-53 ページの「格納のしかた」と逆の 手順で行ないます。
シート裏のロック部品(9)に指な どを入れないでください。けがのお それがあります。
荷物の固定などに、シート裏のロッ ク部品やシート固定用フック(10)を 使 用 し な い で く だ さ い。ま た、
ロック部品やフックに砂などの異物 を付着させないでください。ロック 部品が損傷したりフックが曲がった りして、シートが固定できなくなる おそれがあります。
シートを格納するときは、下図のよう に手を添え、背もたれ(11)を開か ないようにすると、床との当たりなく 格納しやすくなります。
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(11)
シートをもどす前に次のことを確認 してください。シートが適切に固定 できなくなり、けがにつながるおそ れがあります。・シートをもどす場所に、ものが落
ちていないか確認してください。また、荷室床のシート固定用フッ クに砂などの異物が付着していた ら取り除いてください。そのまま シートをもどすと、フックやシー ト裏のロック部品が損傷するおそ れがあります。
シートをもどしたあとは、背もたれを ゆすったり、座面を押したりして、シートが確実に固定されているか確 認してください。固定が不確実な場 合、走行中に突然シートのロックが外 れ、思わぬけがのおそれがあります。
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長い荷物を積むとき
(助手席シート)
後席シートの格納のあとに、助手席の背 もたれを前方へ倒すと、より長い荷物が 積めます。
→ 3-49ページ
(分離式シートの格納のしかた)
→ 3-53ページ
(一体式シートの格納のしかた)
■ 背もたれの前方への倒しかた
スライドレバー(1)を引き上げ、
助手席シートを後方へいっぱいまで スライドさせます。また、ヘッドレ ストを一番低い位置に調節します。
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上図のシートは代表例です。お車のタ イプにより異なります。リクライニングレバー(2)を引き 上げ、背もたれを前方へいっぱいま で倒します。
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■ もとにもどすときは
「背もたれの前方への倒しかた」と逆の 手順で行ないます。
背もたれを前後にゆすって、確実に固 定されているか確認してください。
前方へ倒した背もたれの上に、人を 乗せないでください。ブレーキや加 速、衝突のときなどに投げ出されて けがのおそれがあります。また、シー トが破損する原因となります。
背もたれを前方へ倒したときは、荷 物 を 確 実 に 固 定 し て く だ さ い。ブ レーキや加速、衝突のときなどに、荷物が飛び出して身体に当たるおそ れがあります。
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(1)
手順 を行なわずに背もたれを前方 へ倒すと、助手席前方にある装備の操 作ができなくなる場合があります。
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(2)
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