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3-28 ページの「電動オートステップ」
もあわせてお読みいただき、電動オー トステップ装備車の特性や操作上の注 意を十分理解して正しい取扱いをして ください。
電動オートステップとは
電動オートステップは、高齢のかたや 小さいお子さまが助手席側のスライド ドアから乗り降りするときの補助装置 です。
電動オートステップは、車体の左側 面から約 15 cm、地上から約 17 cm の高さまで張り出します。ただし、次 のような場合には、地上からの高さ が変わります。・車に人やものを乗せている
・電動オートステップに人が乗って
いる・路面に凹凸がある
電動オートステップの張り出しおよ び格納動作は、スライドドアの開閉 からそれぞれ約2秒間かかります。
電 動 オ ー ト ス テ ッ プ の 許 容 荷 重 は 150 kgまでとなっています。64P0029
助手席側のスライドドアから 乗り降りするときは
電動オートステップの手入れ
→ 3-104ページ
(電動オートステップ警告灯)
→ 6-16ページ(電動オートステップ 装備車の手入れ)
→ 7-22ページ(電動オートステップ 用ヒューズが切れたとき)
→ 7-36ページ(電動オートステップ が格納されないときは)
電動オートステップ装備車 の正しい使いかた
電動オートステップ張り出し時の長さ・高さ
約17cm 約15cm
電動オートステップと車体のすきま に、手や足などを入れないでくださ い。とくに次のような場合は、周囲の安 全を十分に確認してから、助手席側 のスライドドアを開閉してくださ い。電動オートステップの作動によ り、人にけがをさせたり、ものが破 損したりするおそれがあります。
・縁石や壁などがある狭い場所
・スライドドアの近くに人がいたり
ものがあったりする・電動オートステップの上に人が
乗っている
助手席側のスライドドアを完全に閉 めないと、電動オートステップは格 納されません。半ドアの状態で走行 した場合、一定の速度になると電動 オートステップは自動的に格納され ますが、人が歩くような遅い速度の ときは格納されないことがありま す。張り出した電動オートステップ が人やものに当たるおそれがありま すので、ドアが完全に閉まっている か確認してください。2
3-22ページの「オートスライドドア」
もあわせてお読みいただき、オートス ライドドア装備車の特性や操作上の注 意を十分理解して正しい取扱いをして ください。
オートスライドドアとは
オートスライドドアは、次の操作に より自動開閉できます。・ドアハンドル
・ワンアクションスイッチ
・運転席にあるオートスライドドア
スイッチ・インテリジェントキー
自動開閉中は、周囲に注意をうなが すため、警告ブザーが “ ピッピッ ピッ”と断続的に鳴り続けます。
オートスライドドアには、スライド ドアオートクロージャー機能があり ます。→ 3-21ページ(スライドドアオー トクロージャー)
オートスライドドアには、自動開閉 するときの安全装置として、挟み込 み防止機能があります。→ 3-27ページ(挟み込み防止機能)
オートスライドドアを開閉す オートスライドドア装備車 るときは
の正しい使いかた
オートスライドドアを開けるとき は、後席窓から手や頭などの身体を 出さないでください。身体を挟ま れ、重大な傷害を受けるおそれがあ ります。64P0030
オートスライドドアの開閉は、車外 および車内のスライドドア周囲の安 全を十分に確認してから行なってく ださい。ドアに手足や顔などの身体 を挟まれ、重大な傷害を受けるおそ れがあります。64P20020
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SRS エアバッグシステムの効果を発揮 させるために、3-65 ページの「SRS エアバッグ」もあわせてお読みいただ き、正しい取扱いをしてください。
シートベルトは必ず着用
65J106
オートスライドドアの開閉はお子さ まではなく大人が行ない、お子さま の身体を挟まないように気をつけて ください。64P0031
オートスライドドアは、走行中に自 動開閉できないようになっています が、次の条件をみたすと自動開閉す る場合があります。完全に停車した ことを確認してから操作してくださ い。車が動いているときの開閉は、思わぬ事故につながるおそれがあり ます。
・車速が約3 km/h以下
・パーキングブレーキがかかってい
るか、ブレーキペダルを踏んで いる後輪のタイヤ交換などをするとき は、安全のため、オートスライドド アメインスイッチを にし、ド アを全閉状態にしてください。誤っ て自動開閉してしまった場合、手な どの身体を挟まれ、けがのおそれが あります。
→ 3-23 ページ(オートスライド ドアメインスイッチ)
OFF
SRSエアバッグシステムは、シート ベルトに代わるものではありませ ん。シ ー ト ベ ル ト と 併 用 す る こ と で、その効果を発揮するシートベル トの補助拘束装置です。したがって SRSエアバッグシステムが装備され ている車であっても、シートベルト を必ず着用してください。