(4) BPDU ガード
7.1 コンフィグレーション
7.1.8 モードとリングポートに関する設定(共有リンクありマルチリン グ構成)
共有リンクありマルチリング構成について,モードとリングポートのパラメータ設定パターンを示します。
(1) 共有リンクありマルチリング構成(基本構成)
共有リンクありマルチリング構成(基本構成)を次の図に示します。
7 Ring Protocol の設定と運用
図 7‒3 共有リンクありマルチリング構成(基本構成)
(a) 共有リンク監視リングのマスタノード
シングルリングのマスタノード設定と同様です。「7.1.7 モードとリングポートに関する設定(シングルリ ングと共有リンクなしマルチリング構成) (1) マスタノード」を参照してください。「図 7‒3 共有リン クありマルチリング構成(基本構成)」では M3 ノードがこれに該当します。
(b) 共有リンク監視リングのトランジットノード
シングルリングのトランジットノード設定と同様です。「7.1.7 モードとリングポートに関する設定(シン グルリングと共有リンクなしマルチリング構成) (2) トランジットノード」を参照してください。「図 7‒
3 共有リンクありマルチリング構成(基本構成)」では T2,T4 および T5 ノードがこれに該当します。
7 Ring Protocol の設定と運用
124
(c) 共有リンク非監視リングのマスタノード
[設定のポイント]
リングでの本装置の動作モードをマスタモードに設定します。また,本装置が構成しているリングの属 性,およびそのリングでの本装置の位置づけを共有リンク非監視リングに設定します。イーサネットイ ンタフェースまたはポートチャネルインタフェースをリングポートとして指定します。リングポート は一つのリングに対して二つ設定してください。「図 7‒3 共有リンクありマルチリング構成(基本構 成)」では M1 ノードがこれに該当します。
[コマンドによる設定]
1.(config)# axrp 1
(config-axrp)# mode master ring-attribute rift-ring
リング ID 1 の動作モードをマスタモード,リング属性を共有リンク非監視リングに設定します。
2.(config)# interface gigabitethernet 1/1 (config-if)# axrp-ring-port 1
(config-if)# interface gigabitethernet 1/2 (config-if)# axrp-ring-port 1
ポート 1/1 および 1/2 のインタフェースモードに移行して,該当するインタフェースをリング ID 1 の リングポートとして設定します。
(d) 共有リンク非監視リングのトランジットノード
シングルリングのトランジットノード設定と同様です。「7.1.7 モードとリングポートに関する設定(シン グルリングと共有リンクなしマルチリング構成) (2) トランジットノード」を参照してください。「図 7‒
3 共有リンクありマルチリング構成(基本構成)」では T6 ノードがこれに該当します。
(e) 共有リンク非監視リングの最終端ノード(トランジット)
[設定のポイント]
リングでの本装置の動作モードをトランジットモードに設定します。また,本装置が構成しているリン グの属性,およびそのリングでの本装置の位置づけを共有リンク非監視リングの最終端ノードに設定し ます。構成上二つ存在する共有リンク非監視リングの最終端ノードの区別にはエッジノード ID(1 また は 2)を指定します。「図 7‒3 共有リンクありマルチリング構成(基本構成)」では S2 および S5 ノー ドがこれに該当します。リングポート設定は共有リンク側のポートにだけ shared-edge を指定しま す。「図 7‒3 共有リンクありマルチリング構成(基本構成)」では S2 および S5 ノードのリングポート
[R2]がこれに該当します。
[コマンドによる設定]
1.(config)# axrp 1
(config-axrp)# mode transit ring-attribute rift-ring-edge 1
リング ID 1 での動作モードをトランジットモード,リング属性を共有リンク非監視リングの最終端 ノード,エッジノード ID を 1 に設定します。
2.(config)# interface gigabitethernet 1/1 (config-if)# axrp-ring-port 1
(config-if)# interface gigabitethernet 1/2 (config-if)# axrp-ring-port 1 shared-edge
7 Ring Protocol の設定と運用
ポート 1/1 および 1/2 のインタフェースモードに移行して,該当するインタフェースをリング ID 1 の リングポートとして設定します。このとき,ポート 1/2 を共有リンクとして shared-edge パラメータ も設定します。
[注意事項]
エッジノード ID は,二つある共有リンク非監視リングの最終端ノードで他方と異なる ID を設定してく ださい。
(2) 共有リンクありのマルチリング構成(拡張構成)
共有リンクありマルチリング構成(拡張構成)を次の図に示します。共有リンク非監視リングの最終端ノー ド(マスタノード)および共有リンク非監視リングの共有リンク内ノード(トランジット)以外の設定につ いては,「(1) 共有リンクありマルチリング構成(基本構成)」を参照してください。
図 7‒4 共有リンクありのマルチリング構成(拡張構成)
7 Ring Protocol の設定と運用
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(a) 共有リンク非監視リングの最終端ノード(マスタノード)
[設定のポイント]
リングでの本装置の動作モードをマスタモードに設定します。また,本装置が構成しているリングの属 性,およびそのリングでの本装置の位置づけを共有リンク非監視リングの最終端ノードに設定します。
構成上二つ存在する共有リンク非監視リングの最終端ノードの区別にはエッジノード ID(1 または 2)
を指定します。「図 7‒4 共有リンクありのマルチリング構成(拡張構成)」では M5 ノードがこれに該 当します。リングポート設定は共有リンク側のポートにだけ shared-edge を指定します。「図 7‒4 共 有リンクありのマルチリング構成(拡張構成)」では M5 ノードのリングポート[R2]がこれに該当し ます。
[コマンドによる設定]
1.(config)# axrp 1
(config-axrp)# mode master ring-attribute rift-ring-edge 2
リング ID 1 での動作モードをマスタモード,リング属性を共有リンク非監視リングの最終端ノード,
エッジノード ID を 2 に設定します。
2.(config)# interface gigabitethernet 1/1 (config-if)# axrp-ring-port 1
(config-if)# interface gigabitethernet 1/2 (config-if)# axrp-ring-port 1 shared-edge
ポート 1/1 および 1/2 のインタフェースモードに移行して,該当するインタフェースをリング ID 1 の リングポートとして設定します。このとき,ポート 1/2 を共有リンクとして shared-edge パラメータ も設定します。
[注意事項]
エッジノード ID は,二つある共有リンク非監視リングの最終端ノードで他方と異なる ID を設定してく ださい。
(b) 共有リンク非監視リングの共有リンク内ノード(トランジット)
[設定のポイント]
リングでの本装置の動作モードをトランジットモードに設定します。「図 7‒4 共有リンクありのマル チリング構成(拡張構成)」では S7 ノードがこれに該当します。リングポートは両ポート共に shared パラメータを指定し,共有ポートとして設定します。「図 7‒4 共有リンクありのマルチリング構成(拡 張構成)」では S7 ノードのリングポート[R3]がこれに該当します。
[コマンドによる設定]
1.(config)# axrp 1
(config-axrp)# mode transit
リング ID 1 の動作モードをトランジットモードに設定します。
2.(config)# interface gigabitethernet 1/1 (config-if)# axrp-ring-port 1 shared (config-if)# interface gigabitethernet 1/2 (config-if)# axrp-ring-port 1 shared
ポート 1/1 および 1/2 のインタフェースモードに移行して,該当するインタフェースをリング ID 1 の 共有リンクポートに設定します。
7 Ring Protocol の設定と運用
[注意事項]
• 共有リンク監視リングの共有リンク内トランジットノードに shared 指定でポート設定をした場合,
Ring Protocol 機能は正常に動作しません。
• 共有リンク非監視リングの共有リンク内で shared 指定したノードにマスタモードは指定できませ ん。