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(4) BPDU ガード

6.3  シングルリングの動作概要

図 6‒9 リング障害時の動作

(1) マスタノード動作

あらかじめ設定された時間内に,両方向のヘルスチェックフレームを受信しなければ障害と判断します。障 害を検出したマスタノードは,次に示す手順で切り替え動作を行います。

1. データ転送用リング VLAN 状態の変更

セカンダリポートのリング VLAN 状態をブロッキング状態からフォワーディング状態に変更します。

障害検出時のリング VLAN 状態は次の表のように変更します。

表 6‒2 障害検出時のデータ転送用リング VLAN 状態

リングポート 変更前(正常時) 変更後(障害時)

プライマリポート フォワーディング状態 フォワーディング状態

セカンダリポート ブロッキング状態 フォワーディング状態

2. フラッシュ制御フレームの送信

マスタノードのプライマリポートおよびセカンダリポートからフラッシュ制御フレームを送信します。

3. MAC アドレステーブルのクリア

リングポートに関する MAC アドレステーブルエントリのクリアを行います。MAC アドレステーブル エントリをクリアすることで,迂回経路へ切り替えられます。

4. 監視状態の変更

リング障害を検出すると,マスタノードは障害監視状態から復旧監視状態に遷移します。

(2) トランジットノード動作

障害を検出したマスタノードから送信されるフラッシュ制御フレームを受信すると,トランジットノードで は次に示す動作を行います。

5. フラッシュ制御フレームの転送

受信したフラッシュ制御フレームを次のノードに転送します。

6 Ring Protocol の解説

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6. MAC アドレステーブルのクリア

リングポートに関する MAC アドレステーブルエントリのクリアを行います。MAC アドレステーブル エントリをクリアすることで,迂回経路へ切り替えられます。

6.3.3 復旧検出時の動作

シングルリングでのリング障害復旧時の動作について次の図に示します。

図 6‒10 障害復旧時の動作

(1) マスタノード動作

リング障害を検出している状態で,自身が送出したヘルスチェックフレームを受信すると,リング障害が復 旧したと判断し,次に示す復旧動作を行います。

1. データ転送用リング VLAN 状態の変更

セカンダリポートのリング VLAN 状態をフォワーディング状態からブロッキング状態に変更します。

復旧検出時のリング VLAN 状態は次の表のように変更します。

表 6‒3 復旧検出時のデータ転送用リング VLAN 状態

リングポート 変更前(障害時) 変更後(復旧時)

プライマリポート フォワーディング状態 フォワーディング状態

セカンダリポート フォワーディング状態 ブロッキング状態

2. フラッシュ制御フレームの送信

マスタノードのプライマリポートおよびセカンダリポートからフラッシュ制御フレームを送信します。

なお,リング障害復旧時は,各トランジットノードが転送したフラッシュ制御フレームがマスタノード へ戻ってきますが,マスタノードでは受信しても廃棄します。

3. MAC アドレステーブルのクリア

リングポートに関する MAC アドレステーブルエントリのクリアを行います。

4. 監視状態の変更

リング障害の復旧を検出すると,マスタノードは復旧監視状態から障害監視状態に遷移します。

6 Ring Protocol の解説

(2) トランジットノード動作

マスタノードから送信されるフラッシュ制御フレームを受信すると,次に示す動作を行います。

5. フラッシュ制御フレームの転送

受信したフラッシュ制御フレームを次のノードに転送します。

6. MAC アドレステーブルクリア

リングポートに関する MAC アドレステーブルエントリのクリアを行います。

また,リンク障害が発生したトランジットノードでは,リンク障害が復旧した際のループの発生を防ぐた め,リングポートのリング VLAN 状態はブロッキング状態となります。ブロッキング状態を解除する契機 は,マスタノードが送信するフラッシュ制御フレームを受信したとき,またはトランジットノードでリング ポートのフラッシュ制御フレーム受信待ち保護時間(forwarding-shift-time)がタイムアウトしたときと なります。フラッシュ制御フレーム受信待ち保護時間(forwarding-shift-time)は,リングポートのリン ク障害復旧時に設定されます。

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